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25時



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【この小説が収録されている参考書籍】
25時 (新潮文庫)

25時の評価: 4.10/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.10pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

NYでは売人が儲かると、どこかで長イスが揺れる

経済学の本を読んでると、よく波及効果というのに出くわす。ケインズとか
乗数効果とか。もう少し身近にゆうと、ネズミ講とかマルチ商法というやつ。
そう退屈な受験勉強で暗記した世界恐慌とニューディール政策というアレ。
この物語に喩えると。

 麻薬というのは違法だから、複雑に販売経路がふくらむ。一人の密売人が
もうけてると、当然そいつは、最低でも10人以上の取引相手がいる。その10人
はたいてい街のチンピラや不良なんだけど。そのチンピラもやはりピラミッド
を構成していて。つまりチンピラの下にもそれぞれ10以上いるわけ。とすると、
結局エンドユーザーいい換えると100人以上のガキの青春を、吸い上げてきたのが、主人公モンティというわけ。
自業自得だよな。青春は deel じゃなく feel
 この経済原理を知り抜いていたから、ウォール街の友人は批判的だった、
一方、同情的だった高校教師は、自己責任がどうとか言ってたが…
自分はモンティにVIP招待されたクラブで女子高生と…
高校生くらいのガキに誘惑と危険を判断できる責任能力があるだろうか?
アレ?コレは映画版の話だっけ?
まあ、日本では未成年の責任能力は制限的に捉えるのが常識だが…

PS●日本じゃあ身近に感知できないかもしれないけど。例えば、水谷『夜回り先生』を読んでみると。まあ青春を蝕むドラッグの凶悪さが、心で理解できる。かけがえのない価値に気づけよ。
25時 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:25時 (新潮文庫)より
4102225218
No.2:
(3pt)

NYでは売人が儲かると、どこかで長イスが揺れる

経済学の本を読んでると、よく波及効果というのに出くわす。ケインズとか
乗数効果とか。もう少し身近にゆうと、ネズミ講とかマルチ商法というやつ。
そう退屈な受験勉強で暗記した世界恐慌とニューディール政策というアレ。
この物語に喩えると。

 麻薬というのは違法だから、複雑に販売経路がふくらむ。一人の密売人が
もうけてると、当然そいつは、最低でも10人以上の取引相手がいる。その10人
はたいてい街のチンピラや不良なんだけど。そのチンピラもやはりピラミッド
を構成していて。つまりチンピラの下にもそれぞれ10以上いるわけ。とすると、
結局エンドユーザーいい換えると100人以上のガキの青春を、吸い上げてきたのが、主人公モンティというわけ。
自業自得だよな。青春は deel じゃなく feel
 この経済原理を知り抜いていたから、ウォール街の友人は批判的だった、
一方、同情的だった高校教師は、自己責任がどうとか言ってたが…
自分はモンティにVIP招待されたクラブで女子高生と…
高校生くらいのガキに誘惑と危険を判断できる責任能力があるだろうか?
アレ?コレは映画版の話だっけ?
まあ、日本では未成年の責任能力は制限的に捉えるのが常識だが…

PS●日本じゃあ身近に感知できないかもしれないけど。例えば「夜回り先生」を読んでみると。まあ青春を蝕むドラッグの凶悪さが、心で理解できる。かけがえのない価値に気づけよ。
25時 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:25時 (新潮文庫)より
4102225218
No.1:
(3pt)

淡々と、そしてテンポよく。

ニューヨークを舞台に、主人公“モンティ”が刑務所に
収監されるまでの24時間をテンポよく描いた作品です。
歯切れが良いだけではなく、重圧な文章からは今を必死に生きる若者の、
心の葛藤とやり取りが繊細なまでに読み取れると同時に、
友情、親愛、人生観・・・多くが絡み合い、感動をも誘います。しかし、ストーリーが平坦なので、大きな波や驚きはさほど見当たりません。ただ、一度読み始めると最後まで気軽に
読める、所謂誰にでも読みやすい作品だと思います。
25時 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:25時 (新潮文庫)より
4102225218

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