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わたしを離さないで
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わたしを離さないでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全90件 21~40 2/5ページ
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この本を絶賛する人の話を聞いて読んでみましたが、盛り上がる場面はなく、作者が何を狙ったのか分かりませんでした。 | ||||
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本作はノーベル文学賞受賞後にカズオ・イシグロ氏の代表作として『日の名残り』とともにあげられていたので、私自身にとっても初カズオ・イシグロ作品として読み始めました。 イシグロ氏の公式出版としては本書を含めて「長編7作品」「短編集1冊」というわずかに「8冊」しか出ていないのに世界中に多くの読者を持ち、ついにノーベル文学賞まで受賞したのは凄いことだと思います。 そうしたこととは別に、私自身がイシグロ氏の作品を読ませてもらうと、そうした華やかな経歴とは裏腹にどうにも納得し難いイシグロ文学への疑問が湧いてきてしまいました。 まず本作は単純に「設定が甘すぎる」というのが私の感想です。 最初から最後まで「提供者」であるキャシー・Hという女性による独白という設定で物語が進行しますが、読者ならば当然疑問にもつであろう「各種基本設定」というものについて、最後まで語られることはありません。 「提供者」というのは臓器移植提供者であって、クローンによって誕生しているということが「クローン」という表現を用いながらたった1回だけ語られます。 この作品は細部についてはイシグロ文学の特徴である「記憶の曖昧さ」ということから保護されているからなのか、どのようなシステムでクローンが行われているのかという決めて重要なことすら語られず、後味の悪い疑問満載のまま小説は終了してしまいます。 たとえばこれが完全に「寓話」の体をとっているならば、そうした逃げ道はあってもいいでしょうけれども、しかしそういう文体ではありません。 むしろ文芸的・詩的表現空間のようなものは本書に限らず、どのイシグロ作品にも皆無であって、私は作家としての質にも大きな疑問を抱いているくらいに稚拙な文だと思います。 提供者が何度も提供するということが書かれているのですが、それは一体全体人体のどういう部位なのか?そうしたことすら著者は書くのは避けてすませます。 1970年代頃の英国が舞台ならば、過去の戦争や人種の問題、奴隷などの問題など、少し考えるだけでも沢山の条件設定が出てくるはずですが、そうした極めて重要なことをイシグロ氏は排除してしまっているわけです。 私は本作についての専門家による多くの分析や批評もさがして読んでみましたけれども、どの専門家評を読んでもこうした疑問を解消するようなものは出てきませんでした。 専門家からみればある種過去の小説作法とは違うという意味において、たしかに「技巧的」で新しいのかもしれませんけれども、私にはただただ完成度の低い稚拙な小説としか思えません。 もしイシグロ氏が既存の小説作法に対する単純に「アンチテーゼ」の側面ということで評価されているとしたら、これから先にイシグロ氏が亡くなった後にも小説作品として残るようなことはないだろうと思えるくらいに、とても拙い小説だと思いました。 | ||||
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「日の名残り」を読んで、この作者がつまらないものを書くなど ありえないと信じてこれを読みました。 これほどまでに悪い意味で衝撃を受けることになるとは。 エンディング近くのやりとりだけ、わずかに面目躍如の部分がありましたが、 全体的には時間の無駄でした。SFやファンタジーめいたものに全く向いていない。 | ||||
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いつ面白くなるのかと読み進めていくも200ページ過ぎても全然、楽しくならない。ここまで来るとコンコルド効果じゃないけど、後戻り出来ずに我慢して読み続けるも、やっぱり面白くならない。 ちゃんと英語で読まないとダメなのかもしれない。 | ||||
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核心を突かないふわふわした独白が何ページも続き、つまらなかったので途中で読むのをやめました。ダラダラした話を一方的に聞かされる方は苦痛でしかありません。文学作品としては優れた作品なのでしょうが、娯楽やエンターテイメント向けではありません。 | ||||
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私には、この本の高評価の理由が分かりません。 感動、驚き、発見、ワクワク感や共感それに悲しみ等々、本来、物語が紡ぎ出すであろう要素を、この本からは何も発見することができませんでした。感性若しくは語訳の問題なのでしょうか・・・・・・ | ||||
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読後になんの希望もない内容に怒りがこみ上げてきてゴミ箱に捨てました。 ざっくり言って家畜として生まれ、淡々と屠殺されるのをひたすら待っているだけの話という感じでしょうか。 文学に限らずなんの表現にしてもそうですが、たとえ家畜の境遇に生まれても、自らの努力で自由を勝ち取るというのが肝要なのではないでしょうか。全くオススメできません。 | ||||
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ストーリー性は良いのですが、分章がかたいとゆうか、私には難しいのか、途中で飽きてしまいました。暇なときじっくりと読み直します。 | ||||
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サルが除けばサルが映る。 いや、何にも映らないです。 申し訳ない、まったく分からない。 | ||||
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日系英国人のカズオイシグロ氏の作品だと期待して読んだんですが、本当にどこが良いのか私には全く理解不能でした。この本がたまたま悪かったんでしょうか。ううん、他を図書館で借りて読んでみる方が良さそうです。 | ||||
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ノーベル文学賞を受賞したとのことで、カズオ・イシグロの本を探し、一冊だけ見つかり購入しました。著者の世界観が全く判らず、とても混乱しました。著者がこの小説で著者が何を言いたいのか、しばらくたった今でも判りません。ある階層に、この小説ではクローンを提供した人間になりますが、完全支配されている人々の苦悩や戦いなどをテーマにした感動を呼ぶ小説は多々あります。アンドロイドをテーマにしたものでは、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』。また和書では、村上龍の「歌うクジラ」などなど。この本の主人公たちは、極めて非倫理的な状況に置かれています。それを従順に受け入れる事を、淡々に描くことに意味があるのかわかりません。読者に、彼らが本当にしなければならない事は何かを考えさせたかったのかも知れませんが、現在の世界観からは古く感じます。1940年代に発表されたならば、共感を得られたかも知れません。作者の真意は、原文を読まなければ判らないのでしょうか。 | ||||
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普段日本の作家の本しか読まないので、感性が違うのでしょう。頑張って読みましたが、理解不能でした。でも多分、きっと素晴らしい作品なんでしょうね。 | ||||
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賞をとったから読む、 注目されているものだから賞賛されるべきもの ・・と自分の好みを無視した買い物は 必要以上に落胆する。 日本の名前を持って、応援したくなる日本人が 裏切られるほどの日本とは程遠い言い回し。そして表現力。 素晴らしいのかもしれないが、好きになれなかった。 かわいそうに。 だから読書は難しいものとなってしまうんだろう。 『好き』から入る前に情報から入るから。。 | ||||
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ノーベル賞作家の代表作とのことで一読。 現実に近い舞台設定なので余計なこと考えなくてすいすい読めます。 ネタわかってる人も、設定上の矛盾とか考えなければ楽しめるでしょう。 私はだめでした。とくに後半。 たとえば北朝鮮人が誰でも自由に世界を往来できるのに 自分で食うことさえ教えなければ絶対に逃げないであろう教育が施されたという ありえない世界でのありきたりの三角関係にしか思えなかった。 | ||||
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と思ったら負け。医学的にも倫理的にも社会経済的にもと思ったら負け。でいいのか? | ||||
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ほぼ全て独白の文体 物語を期待して読み始めると途中で投げそうになる がんばって最後まで読んだが、読後感は悪い ネタバレは書くつもりはないが、登場人物には何の救いも無い 淡々と消滅する(消費される?)運命に向かって生かされてるのみである | ||||
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確かに繊細な心理描写は最後まで一級だと思いました でも感想としては世界の悲惨な事件や残酷なテロには現実にテレビやネットで嫌でも向き合っているのに 何でフィクションでまでこんな残酷な作品描いてノーベル賞なのかわかりません 諦観とも違う羊のようにいいなりに殺されていく本作の主人公達がわかりませんし そこから死とは?生きるとは?とか高尚な考察をする気にもなりませんね 読者を一番安易に揺さぶれるのは登場人物を殺すことです ともかくこんなに嫌な意味で読者を傷つけ人間不信にさせる作品を書く方がノーベル賞なんて残念です | ||||
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440ページを読み切るのは辛かった。読むのがしんどい本である。 小説は、その世界に入り切れるかどうかにかかっている。 前半はひたすら我慢である。一人称で淡々と語られる世界は 初めから何かしら得体のしれぬ不気味さや不安感が通奏低音のように 響いていた。 しかし、最後まで何の感動も与えてくれなかった。残念! 少々観念的な作品?かなと思う。セックス描写にしても下手である。 リアリティーがあってこその作品世界である。 ノーベル賞に値しない作品であると思う。 | ||||
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淡々とした口調で語られる世界が異様な世界だった、っていうのは理解できたが、誰にも感情移入できず小説として楽しめなかった。。 | ||||
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自分には文体が合わないのか、話に全く興味が持てず20ページくらい読んだところで挫折。 村上春樹は好きなんですが・・・。 | ||||
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