わたしを離さないで

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評判

わたしを離さないでの評価:

4.11/5点 レビュー 714件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,450件 1〜20 1/73ページ
No.1450
(5pt)

一生に一度は読んでおくべき作品です!!

TVで三宅香帆さんが話していたのを聞いて図書館で借りました
読み始めてすぐに「よくわからないけれど、ちょっと怖い話かも…」と思いました
しかし、ページをめくる手が止まらず、結局2日で読み終えました
訳して頂いた土屋さんには感謝です、が
もし他の人(女性)が訳したらもう少し異なった印象を受けたかもしれません
原文が読めれば良いのですが…
また、三宅さんがお話していなければ一生手に取ることはありませんでした
三宅さんありがとうございます!
私は50代ですが、10代、20代の若い人たちにも読んでもらいたいなぁと思いました
20年前の作品ですが、現代にも通じるものが確かにあると感じました
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1449
(5pt)

一生に一度は読んでおくべき作品です!!

TVで三宅香帆さんが話していたのを聞いて図書館で借りました
読み始めてすぐに「よくわからないけれど、ちょっと怖い話かも…」と思いました
しかし、ページをめくる手が止まらず、結局2日で読み終えました
訳して頂いた土屋さんには感謝です、が
もし他の人(女性)が訳したらもう少し異なった印象を受けたかもしれません
原文が読めれば良いのですが…
また、三宅さんがお話していなければ一生手に取ることはありませんでした
三宅さんありがとうございます!
私は50代ですが、10代、20代の若い人たちにも読んでもらいたいなぁと思いました
20年前の作品ですが、現代にも通じるものが確かにあると感じました
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1448
(3pt)

暗い

定番の話題作なので読んでみました。

テーマそのものが重いのですが、臓器系、暗く、描写が海外っぽくエグいです。特に若年目線の性描写。

独特な世界、覚悟して読む文学作品でしょう。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1447
(3pt)

暗い

定番の話題作なので読んでみました。

テーマそのものが重いのですが、臓器系、暗く、描写が海外っぽくエグいです。特に若年目線の性描写。

独特な世界、覚悟して読む文学作品でしょう。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1446
(5pt)

『生命は生命の力で生きている』

本書の紹介には、『ヘールシャムという施設が覆い隠してきた残酷な真実』などと書かれているので、
主人公たちの境遇というか、彼らにまつわるシステムの謎解きのお話なんじゃないかと思ってしまったりするかもしれません。

 実際、解説を読むと、書評家達はネタバレをしてしまわないか気を使ったようですが、
著者本人はネタバレを問題視していなかったようですし、舞台設定のネタがバレたからと言って面白さが失われたり減じたりするような作品ではないと思います。

 へ―ルシャムと言う閉鎖的な施設、「提供者」というキーワード、親の影を全く感じさせない子供たち…
クローニング技術とか臓器提供(または臓器移植ビジネス)など、特にSFなどのファンでなくとも一般的に浸透しているイメージだけで、作品世界の概要はかなり初期の段階で大体予測できてしまうでしょう。

 しかし、本作で重要であり、素晴らしいと思うのはその舞台での「心の描かれ方」です。
外の世界は勿論、親も知らない子供たちも、我々や我々が知っている普通の子供たちと全く同じに、
友達を作ることに喜んだり、喧嘩をしたり意地悪をしたり、噂をしたり嘘をついて牽制しあったりします。

 正に社会性を持つホモサピエンスの性質そのものですが、
そうしたことに全身全霊をかけて取り組んでいる彼らの姿、心に、
愛おしさと人間の嫌な面への嫌悪感を同時に、リアルに感じました。

 そして彼らは成人するような年齢に成長してもなお、
社会で上手く立ち回るための諸々を知らないまま、大人が軽い気持ちで飛ばした冗談を信じ込んでしまう子供のような、無垢で不器用な心で「残酷な真実」に立ち向かって行こうと…、否、許しを請おうとします。

 しかし、彼らがたどり着いたそれは、物語中盤まで私が抱いていた、「私が信じていたかったへ―ルシャム運営者達の良心」とは違う形のものでした。
(「わたしを離さないで」と言う歌に対する主人公の気持ちへの、当たり前に自然で絶対的な解釈の相違がそれを象徴しているように思えます。)

 確かにその点を考えれば、それが紹介文にあった「残酷な真実」だったのかもしれませんし、ネタバレしてはいけない要素なのかもしれません。

 ただ、ガックリ来るよりも『そりゃ、そうだよな』と納得した方が大きかったと思いますし、物語上の綺麗な答えに逃げずに、問いを問いとして心に刻む良い結末だと思いました。

「残酷な真実」に打ちのめされてもなお、彼らの物語は美しいままです。
それをシステムの勝利だとは考えたくはありませんが…心に残ることは確かでしょう。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1445
(5pt)

『生命は生命の力で生きている』

本書の紹介には、『ヘールシャムという施設が覆い隠してきた残酷な真実』などと書かれているので、
主人公たちの境遇というか、彼らにまつわるシステムの謎解きのお話なんじゃないかと思ってしまったりするかもしれません。

 実際、解説を読むと、書評家達はネタバレをしてしまわないか気を使ったようですが、
著者本人はネタバレを問題視していなかったようですし、舞台設定のネタがバレたからと言って面白さが失われたり減じたりするような作品ではないと思います。

 へ―ルシャムと言う閉鎖的な施設、「提供者」というキーワード、親の影を全く感じさせない子供たち…
クローニング技術とか臓器提供(または臓器移植ビジネス)など、特にSFなどのファンでなくとも一般的に浸透しているイメージだけで、作品世界の概要はかなり初期の段階で大体予測できてしまうでしょう。

 しかし、本作で重要であり、素晴らしいと思うのはその舞台での「心の描かれ方」です。
外の世界は勿論、親も知らない子供たちも、我々や我々が知っている普通の子供たちと全く同じに、
友達を作ることに喜んだり、喧嘩をしたり意地悪をしたり、噂をしたり嘘をついて牽制しあったりします。

 正に社会性を持つホモサピエンスの性質そのものですが、
そうしたことに全身全霊をかけて取り組んでいる彼らの姿、心に、
愛おしさと人間の嫌な面への嫌悪感を同時に、リアルに感じました。

 そして彼らは成人するような年齢に成長してもなお、
社会で上手く立ち回るための諸々を知らないまま、大人が軽い気持ちで飛ばした冗談を信じ込んでしまう子供のような、無垢で不器用な心で「残酷な真実」に立ち向かって行こうと…、否、許しを請おうとします。

 しかし、彼らがたどり着いたそれは、物語中盤まで私が抱いていた、「私が信じていたかったへ―ルシャム運営者達の良心」とは違う形のものでした。
(「わたしを離さないで」と言う歌に対する主人公の気持ちへの、当たり前に自然で絶対的な解釈の相違がそれを象徴しているように思えます。)

 確かにその点を考えれば、それが紹介文にあった「残酷な真実」だったのかもしれませんし、ネタバレしてはいけない要素なのかもしれません。

 ただ、ガックリ来るよりも『そりゃ、そうだよな』と納得した方が大きかったと思いますし、物語上の綺麗な答えに逃げずに、問いを問いとして心に刻む良い結末だと思いました。

「残酷な真実」に打ちのめされてもなお、彼らの物語は美しいままです。
それをシステムの勝利だとは考えたくはありませんが…心に残ることは確かでしょう。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1444
(5pt)

思い出は人を救う

この小説を読みながら、ドストエフスキーの『思い出は人を救う』という言葉を思い出した。

 カズオイシグロはこの小説の世界を『私達の子ども時代のメタファーにしたかった』と語っている。
 大人の世界の残酷さを隠しオブラートに包まれたような優しい世界― 人は幸せな子ども時代があるからこそ、大人になってからの過酷な人生にも耐えられるという。

 そして、作者は『システムを破壊して反乱する人より、悲惨な運命を受け入れている人々に興味をそそられる』と語っている。
 その視線は、世界のトップで人々を操っている少数の人ではなく、操られながらも必死で生きている多くの人に向けられている。

 最後のキャシーの決意に、とても勇気づけられた。表面上は悲劇に見えるかもしれない。でも、私達に生きる勇気を与えてくれる、最高の終わり方だと思う。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1443
(5pt)

思い出は人を救う

この小説を読みながら、ドストエフスキーの『思い出は人を救う』という言葉を思い出した。

 カズオイシグロはこの小説の世界を『私達の子ども時代のメタファーにしたかった』と語っている。
 大人の世界の残酷さを隠しオブラートに包まれたような優しい世界― 人は幸せな子ども時代があるからこそ、大人になってからの過酷な人生にも耐えられるという。

 そして、作者は『システムを破壊して反乱する人より、悲惨な運命を受け入れている人々に興味をそそられる』と語っている。
 その視線は、世界のトップで人々を操っている少数の人ではなく、操られながらも必死で生きている多くの人に向けられている。

 最後のキャシーの決意に、とても勇気づけられた。表面上は悲劇に見えるかもしれない。でも、私達に生きる勇気を与えてくれる、最高の終わり方だと思う。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1442
(4pt)

のめり込んで読みました。

すんごく複雑な気持ちになった。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1441
(4pt)

のめり込んで読みました。

すんごく複雑な気持ちになった。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1440
(5pt)

カズオ・イシグロの話題作

異なるタイプの出生を持つ子供たちが集められ生活しており、その施設が舞台となる。そこには監督者がいて子供たちは教育を受けているが、普通の人間とは別の生き物として扱われている(最後の方で明らかになるが監督者も彼らを別の生き物として見ている)。しかし、彼らも普通の少年少女と同様に多感な十代を過ごすのだ。ルーツも家族も持たない彼らにとってこの施設が彼らの育った故郷なのだ。しかし、後にそれは残酷にも奪われてしまう。
 彼らは自分たちが異なる生き物ということを理解し、その運命を受け入れている。かなり無理のある設定だが、まさにこの点がこの小説の肝で、その点に読者は心を揺さぶられてしまう。
 21世紀に誰かが書かなくてはいけなかったテーマだったと思う。途中の挿話が少し重くペースが悪くなっているような印象を受けたので、星四つとしたが、傑作なことは間違いない。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1439
(5pt)

カズオ・イシグロの話題作

異なるタイプの出生を持つ子供たちが集められ生活しており、その施設が舞台となる。そこには監督者がいて子供たちは教育を受けているが、普通の人間とは別の生き物として扱われている(最後の方で明らかになるが監督者も彼らを別の生き物として見ている)。しかし、彼らも普通の少年少女と同様に多感な十代を過ごすのだ。ルーツも家族も持たない彼らにとってこの施設が彼らの育った故郷なのだ。しかし、後にそれは残酷にも奪われてしまう。
 彼らは自分たちが異なる生き物ということを理解し、その運命を受け入れている。かなり無理のある設定だが、まさにこの点がこの小説の肝で、その点に読者は心を揺さぶられてしまう。
 21世紀に誰かが書かなくてはいけなかったテーマだったと思う。途中の挿話が少し重くペースが悪くなっているような印象を受けたので、星四つとしたが、傑作なことは間違いない。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1438
(4pt)

記憶の糸を手繰り寄せる語り手のタペストリー

何年も前に映画を見て、この作品についてわかっているつもりになっていました。しかし、小説を読むと、映画には小説と明らかに違う箇所があり、小説で描かれる世界の一面しか捉えていなかったことを知りました。語り手はまだ30代の初めという若さなのに、彼女の記憶の旅は、高齢者と言われる年齢の私の心に響くものでした。人の記憶は時に曖昧で自分勝手でありながら、ある一部分だけが鮮明に蘇ったりします。弱々しい記憶の糸を織りあげられたタペストリーが、主なき部屋に残されるような読後感を持ちました。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1437
(4pt)

記憶の糸を手繰り寄せる語り手のタペストリー

何年も前に映画を見て、この作品についてわかっているつもりになっていました。しかし、小説を読むと、映画には小説と明らかに違う箇所があり、小説で描かれる世界の一面しか捉えていなかったことを知りました。語り手はまだ30代の初めという若さなのに、彼女の記憶の旅は、高齢者と言われる年齢の私の心に響くものでした。人の記憶は時に曖昧で自分勝手でありながら、ある一部分だけが鮮明に蘇ったりします。弱々しい記憶の糸を織りあげられたタペストリーが、主なき部屋に残されるような読後感を持ちました。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1436
(5pt)

大人用の「約束のネバーランド」(ビターテイスト)

「約ネバ」は掲載誌がジャンプなだけに、主人公のスーパーヒロインが世界を変える。
「わたしを~」の登場人物は何かスペシャルな能力も持ち合わせていないので、世界を変えることも、特別な出来事も何もない。私たちより短い人生の中で、特別な出来事もなく、後悔やすれ違いと誤解、想像できる範囲の恐ろしい痛みと死、自分や思いが消えてしまうことへの、どこにも行きつかない諦めの思いの話である。設定や小道具が似ているだけで、「わたしを~」はティーン向けではない。
50歳でこの小説を書いたサーイシグロは、日本人のDNAに刻まれた「侘び寂び」を本質的に理解し、世界に母国語(英語)発信できる稀有な作家であると感じた。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1435
(1pt)

退屈な小説。日本のドラマの方が感動した。

長編小説なので何日かかけて頑張って読みました。
終盤のエミリ先生とマダムの本心のくだりは少しは引き込まれましたが、それ以外は好みと合わず全く面白いと思えませんでした。日本のドラマでは号泣したし感動したので私は断然日本のドラマの方が好きです。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1434
(4pt)

カズオ・イシグロワールド

やりどころのない怒り、やるせなさ、悲しみに支配されます。フィクションですが、人間が間違った方向に行かないための予防線になればいいと思います。

ただ、村上春樹、あだち充の作品が基本的にどれも同じな程度に、著者の他の作品と同じです。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1433
(5pt)

素晴らしい

独創的な作品世界は、人の心を深く描くための触媒に過ぎない。描かれたものの美しさに感動した。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.1432
(5pt)

素晴らしい

独創的な作品世界は、人の心を深く描くための触媒に過ぎない。描かれたものの美しさに感動した。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.1431
(3pt)

考えさせられる本

「臓器提供者」としての役割を持って生まれてきた人達のお話で 「ひとであって人でない」という複雑な存在である事を感じながら読ませてもらいました。自分の身体が誰かのために
提供されていき順番待ち状態というのはある意味死刑宣告と同じなのではないか?とさえ思う。小説と言いながらも この世のどこかに その存在があるのではないか?と思うような小説でした
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517