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悪党パーカー/汚れた七人



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【この小説が収録されている参考書籍】
汚れた7人 (角川文庫)

悪党パーカー/汚れた七人の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

リアル

小気味の良いクライム・アクションを楽しみたかったらまさに
悪党パーカー・シリーズは打ってつけです。
描かれる話はほんの数日でのリアルタイム進行。その中で繰り広げられる
ドンパチのガン・アクションが実に決まっています。

今作は七人の犯罪者仲間たちの疑心暗鬼の裏切りやら駆け引きなどがどんどん
ヒートアップした展開になり、その中でも非情を常とするパーカーがどういう
行動を取るか。
いつものようにサクッと読めますが、決して軽い作品ではありません。
たまにアクション映画で、拳銃の発射音があまりにも軽い音の作品がありますよね。
でもそういうガン・エフェクトのアクション・シーンの方が却ってリアルな迫力を
感じてしまう。
そんな感じ。
汚れた7人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:汚れた7人 (角川文庫)より
4042519040
No.1:
(3pt)

卓越した構成力とスピード感。

まさにハードボイルド。まさに悪党。
パーカーって、思いっきり悪いヤツなのに、その徹底したクールさが何故だか格好良い。
正義がなんだ、俺はやりたいことをするのだ、的な人間。
なので、悪党の話だけども軽く読める。

終盤、パーカーが犯人を追い詰めながらも、
そのパーカーがまた別の人間に追われるシーンなんか、もう最高。
そのわやくちゃさにテンションが上がってしまった。

凄いのは、構成力。
初めはパーカー目線の一人称で書かれているけれど、途中で視点が変わるのが面白い。
飽きた頃に視点が変わり、物語を俯瞰で見られるなんて。
読み進むほどにわくわくさせられる作品。
テンポもいいし、さくさく読める所もひとつの魅力。

深さを求めず、純粋にエンターテイメントとして楽しみたい気分の時にオススメ。
汚れた7人 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:汚れた7人 (角川文庫)より
4042519040

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