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ナイロビの蜂



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【この小説が収録されている参考書籍】
ナイロビの蜂(上) (集英社文庫)
ナイロビの蜂(下) (集英社文庫)

ナイロビの蜂の評価: 3.90/5点 レビュー 20件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

悪薬は口にひどく苦し・・・

ル・カレの作品にハッピーエンディングがないのはわかっているが、この作品の終わり方は、なんぼなんでも、という気がする。救いがないエンドであればまだしも、中途半端。

冷戦がなくなって、巨悪(昔のソ連)が存在しなくなったので、ル・カレのような諜報小説作家には住み(書き)にくい世界なったのはわかるが、まずはちょっとスケールが小さすぎないか。それを繕うように、ほろ苦い小さな小説を創作してどうする・・・

おまけに、作者(翻訳者でも、第三者の解説でもなく!)後書きに、まるで言い訳のような「これはフィクションです」と同時に、「書けなかったけど、現実はもっと凄くてね」と書いているのも、いただけない。

ル・カレは大好きな作家だけに、奮起を期待して辛口の書評になった。
ナイロビの蜂(上) (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:ナイロビの蜂(上) (集英社文庫)より
4087604500

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