死への祈り

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評判

死への祈りの評価:

3.83/5点 レビュー 6件。 C ランク

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平均点3.83pt

Amazonレビュー一覧

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全2件 1〜2 1/1ページ
No.2
(2pt)

スカダー、スペンサー化?

久し振りにスカダーをハードカバーで読む。禁酒を続けているスカダーの主な活動場所がバーからリンカーン・センターのクラシック・コンサートの会場に変わっていたり、助言者や彼の元・妻が亡くなっていたり、ひとり暮らしをしていたホテルがTJのねぐらになっていたり…もちろんそれらの伏線は以前の作品から張られていたものだ。文句を言う筋合いはない。でもやはり違和感がある。
プロットは例によってそれほど凝っていない。今まではそんなプロットなどなくても構わないほどの、圧倒的な存在感がスカダーにはあった。また、飲めなくてもスカダーがNYのうらぶれた酒場を彷徨う臨場感ー今回はさながらそれを感じることはできなかった。主人公に存在感がなく、プロットもそれほどではない、さらに悲劇的なのは犯人に「魅力」が全くないー面白いはずはない。
その犯人が「自分の視線」で語る数章がある。あとがきで田口氏も言及しているが、スカダーの一人称で続いてきたこのシリーズに、それはとてつもない違和感を与えている。エレインがもう少し理屈っぽくなり、ミック・バルーがもう少し腕力にモノをいわせるようになると、これはもうスペンサーだ。「餅は餅屋」にしておいてね、お願いだから。
死への祈り (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) Amazon書評・レビュー: 死への祈り (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)より
4576061895
No.1
(2pt)

スカダー、スペンサー化?

久し振りにスカダーをハードカバーで読む。禁酒を続けているスカダーの主な活動場所がバーからリンカーン・センターのクラシック・コンサートの会場に変わっていたり、助言者や彼の元・妻が亡くなっていたり、ひとり暮らしをしていたホテルがTJのねぐらになっていたり…もちろんそれらの伏線は以前の作品から張られていたものだ。文句を言う筋合いはない。でもやはり違和感がある。
プロットは例によってそれほど凝っていない。今まではそんなプロットなどなくても構わないほどの、圧倒的な存在感がスカダーにはあった。また、飲めなくてもスカダーがNYのうらぶれた酒場を彷徨う臨場感ー今回はさながらそれを感じることはできなかった。主人公に存在感がなく、プロットもそれほどではない、さらに悲劇的なのは犯人に「魅力」が全くないー面白いはずはない。
その犯人が「自分の視線」で語る数章がある。あとがきで田口氏も言及しているが、スカダーの一人称で続いてきたこのシリーズに、それはとてつもない違和感を与えている。エレインがもう少し理屈っぽくなり、ミック・バルーがもう少し腕力にモノをいわせるようになると、これはもうスペンサーだ。「餅は餅屋」にしておいてね、お願いだから。
死への祈り Amazon書評・レビュー: 死への祈りより
4576021869