漂流者たち
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ストーリーも面白いが、この本を読めば原発再稼働がいかに愚かしいかがよく分かる。 最も原爆を二発も落とされてやっと敗戦になれた日本人は、原発事故ももう一回起きなければ原発廃止にならないだろう。原発村産学官共同体、特に反対派学者の100倍くらい高価なスーツを着た学者の高笑いが聞こえる。 面白かったので、安倍元首相の殺害を扱った「暗殺」も読んでみた。これもノンフィクションとフィクションの高度な融合がなされ面白かった。この「ノンフィクションとフィクションの高度な融合」は彼によって造られた唯一無二の分野では無いだろうか・ | ||||
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基本的に柴田哲孝さんの大ファンであり、この探偵シリーズも欠かさず読んでいます。これからも期待しています! | ||||
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探偵・神山健介シリーズの第五作。相変わらず面白い。物語は東日本大震災の発生した2011年3月11日のいわき市で始まる。同僚の議員秘書を殺害し、6000万円を奪い、逃走した坂井保邦を追って、神山健介は愛犬のカイと共に沿岸の被災地を北上する… このシリーズはシリーズを重ねるたびにスタイルを変える探偵小説で、今回は大きな社会問題を題材にしている。東日本大震災、原発事故の描写がドキュメンタリー作品のようにリアルであり、現実と虚構の境目が分からなくなるほどだった。 これだけ東日本大震災と原発事故の現実を描いておきながら、最後にどんな答えがあるのか興味深かったが、十分に納得のいく答えが用意されていた。 また、東北地方に住む者には馴染みのある地名や店名が登場し、ストーリーの面白さと相まって、最後まで面白く読む事が出来た。 | ||||
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物語に引き込まれ、今の時代の出来事を深く考えさせられました。 | ||||
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最近では社会派としての著作も多い、柴田氏。本作も東日本大震災の発生当時を舞台としながら、原発の問題などをストーリーに織り込んでいく。 主人公はお馴染みの神山健介。なので、あくまで本書は探偵モノであって社会派として原発を深く掘り下げている訳では無い。 恐らくは2013年11月現在の最新刊だと思うが、50歳を越えている年齢にも関わらず、どんどん質が上がっている気がする。そう言う意味では☆4つでも十分な内容だが、どうも読後感としては粗が目立ってしまい、辛い評価となってしまう。 まず、登場人物それぞれの出会いなどが不自然。被災地と“漂流”している人との出会いはごく自然だが、それ以外は違和感が有る。 また、この作者のクセなのだろうが、相変わらず意味不明の商品名の羅列(だいぶ減ったが・・・)。 そして、何ヶ所か出てきた意味不明の語句。例えば「バビルの塔」。バビルの塔ってなんだ?ハードボイルド風を装っているくせにこんな所でアニメにしか出てこない語句(一般はバベルの塔)を使ってしまうあたりが、まだまだ荒い。 | ||||
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