下山事件 真相解明
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期待通りでした❗️ | ||||
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あらかじめ下山事件関連の本を5冊ほど読んでいたので謎はほぼ解決してスッキリしました。若干のさびしさもあり。 いままでは自殺説、GHQ説、共産党員説がメインに語られていた事件でしたが、国鉄の利権が発端でGHQと利害が一致して行われた事件だったとはびっくりしました。 著者が矢板玄に会いに行ったのが1992年で、その当時はまだ黒幕の◯◯◯◯は存命だったんですね。ちなみに翌年の93年に亡くなってるみたいです。たぶん92年の時点で黒幕は分かっていたんでしょう。より細かなソース集めや身内も含め関係者がいらっしゃる都合もあってやっと全貌を書籍化することが出来たのでしょう。 | ||||
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下山事件戦後間もない昭和24年に起きた事件だ。当時警察は最初は殺人事件として捜査していたが、それも未解決まま処理された。その行く末を作者は詳細に記述しており、興味がある人は一読する価値がある。 | ||||
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むちゃくちゃ面白かったです!凄い本です。あれだけの本が出た後に(『下山事件 最後の証言者 完全版』柴田哲孝 祥伝社文庫、『下山事件 暗殺者たちの夏』柴田哲孝 祥伝社文庫)、なんでと思ってましたが、これらの本が出たからこそ出てきた新たな事実の数々。これほど明確になっていくとは!凄い本です。 | ||||
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下山事件の恐ろしい真相が遂に明らかになりました。 1949年7月6日未明に下山定則国鉄初代総裁が列車轢死体となって発見された下山事件の大まかな構図、実行犯たちの手口などについては、『下山国鉄総裁謀殺論』(松本清張著、文春文庫『日本の黒い霧』所収)、『下山事件 最後の証言(完全版)』(柴田哲孝著、祥伝社文庫)、『下山事件 封印された記憶』(木田滋夫著、中央公論新社)によって、徐々にヴェールが剥がされてきました。 今回、手にした『下山事件 真相解明』(柴田哲孝著、PHPエディターズ・グループ)では、その恐ろしい真相が遂に明らかにされています。 ●下山が殺されねばならなかったのはなぜか 国鉄の莫大な利権に群がる政財界有力者たちが、利権・汚職の流れを断ち切ろうとした下山に激怒し、恨みを募らせていたのである。すなわち、殺害理由は国鉄の大量人員整理とは全く無関係であり、黒幕は共産勢力でもGHQでもなかったのだ。 ●下山を殺そうと企てた黒幕は誰か 「(下山を)殺して(線路で)バラバラにしてやる」と憤ったのは、右翼のX某であり、これに同調したのが、右翼のフィクサーZ某であり、その意を受けたY某が実行を指揮したと、著者は断定している。著者はX、Z、Yとしているが、Xは神中正一、Zは田中正明、Yは矢板玄を指していることが分かるようにヒントが示されている。彼らは、下山が誘拐された日本橋の三越本店からすぐ近くの日本橋室町3丁目のライカビルの「サロン」に集まる右翼系秘密結社の主要メンバーであった。著者・柴田哲孝の祖父・柴田宏も、この秘密結社の主要メンバーであった。 私が驚いたのは、下山事件と深い関係にあるとは知らずに、ライカビルの2階の英国式パブをよく利用していたことです。このビルは、私が長年、勤務した三共(現・第一三共)と同じ通りにあり、徒歩2分で行けたからです。ライカビルは2004年に再開発のため取り壊されました。 ●吉田茂、佐藤栄作、白洲次郎、児玉誉士夫らは無関係か 黒幕らと親しい関係にあり、利害関係を共有していた吉田茂、佐藤栄作、白洲次郎、児玉誉士夫らは、下山が殺されることを予測していたはずだと、著者は推考している。秘密結社のメンバーであった白洲次郎がX某やZ某の怒りを収めようと懸命だったという証言がある。 正真正銘の驚愕の一冊です。 | ||||
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