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ダーティホワイトボーイズ
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ダーティホワイトボーイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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迅速にお送りいただきました。 商品も良い状態でした。 | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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こいつぁおもしれぇ!脱獄囚人ラマー・パイとその一味、警察官バド・ピューティと警察官達、バドの家族。陰と陽の戦い。だが、陰の中にも陽があり、陽の中にもまた陰がある。単純なAmerica's Most Wanted対American Familyという図式ではない。それらがらせんを描くように時々交差し、クライマックスに向かっていく。エピローグもエンディングも良い。再読するつもり。 | ||||
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とても残虐な主人公なのだが何故か惹きつけられるものがある どうゆう風にストーリーが展開するかわくわくする | ||||
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州立の刑務所でアフリカ系の囚人を殺した囚人が報復を恐れて仲間と脱獄するが・・・というお話。 最初から最後までヴァイオレンスの嵐が吹き荒れる迫真のクライム・ノヴェル。それも解説にある通り細部の描写をなおざりにしないで精緻を極めて描かれた大作。 お話し自体はよくある脱獄物に近いですが、それを水増しでなく700ページまで持たせて途中で中だるみをさせない所に本書の魅力や長所がつまっていると感じました。 主要登場人物も4人とこの長さにしては割と少な目ですが、一人ひとりそのキャラクターを丁寧に掘り下げていてその巧みさに唸ります。特に悪い方の主役のラマー・パイと良い方の主役のパド・ピューティの造形の手際にはこの著者が鋭い人間洞察を持っている事が察せられます。 この小説、実を言うとボブ・リー・スワガー・シリーズ4部作の2部にあたる小説なのですが、どういう訳か日本では一番最初に翻訳されて、一番最初の「極大射程」が一番最後に出版され更に版元と訳者が違うといういい加減な出版をされ読者や評論家の顰蹙を買いました。読者がいい迷惑なのでこの手の3部作や4部作は翻訳権を一括で取り扱って頂きたいです。 ともあれ700ページ一気読み必至の傑作クライム・ノヴェル。是非ご一読を。 | ||||
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世評は高いが、とっつきにくい作品がある。例えば、冒険小説の金字塔といわれる「女王陛下のユリシーズ号」を何度も読もうと挑戦したが、ダメだった。何がどうというのではない。適わないのだろう。本書「ダーティホワイトボーイズ」も、冒頭の刑務所のシーンが私には適わず、また文庫700頁を超えるボリュームもシンドイ事この上なく、正直のところ、20頁で断念した。 ただその後、同じ作家の「極大射程」を読んで、そのあまりの面白さに唖然・茫然とし、何と「ダーティホワイトボーイズ」に通底するものがあると知り、再びの挑戦となった。 とっつきにくい作品も、あのような作品を書いた作家なら、面白くないはずがないと自信を持って読み進むと、不思議なもので、段々と面白くなってくるではないか。感謝したいのは、上下巻に分けてないところだ。最近は、何かというと上下巻が多いが、この心意気は気に入った。 | ||||
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スワガー サーガをまだよく知らないうちに、読んだものです。「ブラックライト」を読むとサーガとの繋がりがわかります。でも、サーガを知らなくても全く関係なく面白いです。 話の面白さはもちろんなので他の方のレビューに譲りますが、なにがすごいかといえば、銃器の描写です。銃のマガジンに弾を込めて、スライドを引いて、撃つ。ホルスターに納める。それだけなのですが、映像よりも生々しくリアルに銃器を「感じる」ことができます。撃ち込んだ弾が、本当に人体にめり込むのが伝わる、読むだけで火薬の匂いがしそうな描写です。銃器愛好家、経験者だからこそ書けるものですりこれだけでも読む価値があります。 また、主人公の不倫の場面は、かなり痛くて辛いものがありますこれも経験者なのか | ||||
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一巻ものでしたが、かなりの長編で読みごたえがありました。 スワガーシリーズとの関係も少しあって、作家の作品を出版年に沿って読むので面白かったです。 | ||||
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★3つ程度のイメージで購入し、意外に楽しめたので ★4つにさせていただきました。 他の方のレビューで翻訳云々の話が出ていましたが 海外ミステリーはこんなもんでは無いかと…。 小出しに伏線を張っていくあたり、ハンターの旨さが がありますね。バドも聖人君子的父親ではなくラマーも 無法一本槍ではない事が意外でした。 | ||||
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スナイパーを題材にした映画はないかと探し、極大射程を見て気に入り、原作が小説だということを知り、原作の方が何倍も面白いと聞き、原作を読み、そしてスティーブン・ハンターの小説にハマりました。 スワガーシリーズをアールも含めて読んだのですが、それらと比べてもこの作品は面白いです。 ページ数が多く、分厚いので読むのに時間がかかると思いますが、それでもじっくり時間をかけて読む価値はあります。 | ||||
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ワイルドでタフな男と男の息ずまる戦いのサスペンス。まっさらな善人が登場しないリアルな展開。ハードで 読み応えのある一冊だった。ハンター作の秀逸な一冊。 | ||||
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つい読み入ってしまいました、監獄での"掘る"話しは抵抗有りますが、そこがまた犯罪者の匂いがしてなんとも言えない雰囲気。狙撃話しなどと違い銃撃戦なのですが そこはもう少しページ数を割いて欲しかった。しかし登場人物の背景などもしっかり書けており満足感は有ります。是非シリーズを制覇したくなりました。 | ||||
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“極大射程”や“狩のとき”と出版が被ったため、あまり話題になりませんでしたが、個人的には極大射程よりも好きです。登場人物のキャラが立っていて、最後まで中だるみしません。タランティーノが監督してくれたら絶対、面白い映画になります。終盤が圧巻。ボニー&クライドを彷彿させる。 | ||||
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「極大射程」のボブ・リー・スワガーを主人公とするシリーズとは一線を画する、 全くの別編であると思います。 確かにボブの父、アールの殉職記事が唯一登場しますが、そのことの故を持って 「シリーズ中の一冊」と持ち上げることで、結果的に本書の評価をおとしめる ことになります。 前置きが長くなりましたが、本書のテーマは「父性の復権」です。 脱獄囚ラマー・パイ一味も逃亡と強盗を通じてファミリーの絆を深めていきます。 不死身のバド・ピューティ巡査部長も同僚の妻との不倫関係をズルズル引きずりつつ、 妻や息子との葛藤に思い悩んでいます。 リチャードの描くライオンは、ラマーにとっては「王の象徴」であり、ライオン画の 意味を明らかにする中でバドは「父性を取り戻す」きっかけを与えられたのです。 ラスト200ページは、どうか一気に読み切って下さい。 ラマーの純真なまでの父親像にふれることが出来るはずです。 「とうちゃん」が伝承するものは何なのかを。 | ||||
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「極大射程」から始まる四部作の第二作ですが、話の内容からすると、外伝的な扱いでちょっと違う感じがします。他の三作品は、スナイパーを主人公にした物語で、標的との間に距離がありますが、本作品は警察官ということで、密着しての戦いになります。 この作品の良さは、対照的に描かれる警察官バドと脱走犯ラマーの見事な対比だと思います。バドは、不倫をしており罪悪感を感じながら捜査を続けています。一方のラマーは、罪悪感とは遠いところにいます。何度と無く繰り返される二人の直接対決では、そんな二人の人となりが良く出た対決になっています。この繰り返される対決が、徐々にお互いを知り抜いてゆく中で、お互いの考え方にも影響を与えているようにも感じます。 ストリー・テラーの作品らしく、非常に長い作品なのですが、一気に読ませてくれます。 | ||||
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スティーヴン・ハンターの“ボブ・リー・スワガー・サーガ”4部作の第2作。 ’97年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第7位、「このミステリーがすごい!」海外編第8位にランクインしている。 邦訳されたのが4作のうちで一番最初だったこともあって、また、肝心のスワガーは名前が作中に1回登場するだけなので、はじめ本書は、4部作の第2作ではなく、独立した作品と思われていた。翌年第3作の『ブラックライト』が「このミス!」第3位に、そして’99年に第1作の『極大射程』が第1位に、最終作の『狩りのとき』が第15位にランクインされて改めて本書の存在が見直されたのである。 いずれにしても、シリーズの1作目から順序どおりに読んでいる私からすれば、本書も読者の期待を良い意味で裏切った傑作であるのは間違いない。 オクラホマ州の重犯罪刑務所から脱獄した3人の囚人たち。リーダー格の男は、立ちふさがるものたちを迷うことなく殺し、すべてを破壊しながら逃走を続けてゆく。 一方、それを追うのは、州警察のハイウェイパトロール巡査部長である。こちらは部下の夫人との不倫に悩み、罪悪感にとらわれながらも囚人たちを追ってゆく。物語は、双方の追いつ追われつの息詰まる闘いを軸に、多彩な登場人物たちのドラマを交互に織り交ぜながら、衝撃のクライマックスへと突き進んで行く。 本書は、文庫にして730ページにも及ぶ大作だが、個性豊かな登場人物たちの、それぞれの置かれた立場が分かりやすく描かれており、そのため長さを感じさせない読みやすい作品になっている。私はまだ4部作の半分を読み終えたばかりだが、何かスケールの大きな大河ドラマの様相を呈して来て、残りの2作にも大いに期待がかかる。 | ||||
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ボブ・リー・スワガーシリーズの番外編。 ジョン・ウェインそっくりの保安官バド・ピューティ対恐るべき犯罪者ラマー・パイとの対決の物語。それぞれがそれぞれの相容れない生活とドラマを持ちながら何度か遭遇しそれぞれ痛み分けながら最終対決にいたる、その極太のストーリーテリングと卓越したキャラクター造型で、飽きさせない。ラマー・パイがその後のボブ・リー・スワガー伝説に絡んでくるので、そのキャラ造型含めて主眼なのかもしれないが、私には、不死身のごとく戦うバド・ピューティのキャラがすきです。今作での彼の憑かれたような犯人追跡、家庭不和と同僚の妻との不倫の重みから逃れんが為のその執念が圧巻です。拳銃をやたらと、このベレッタが何発装填、このコルトが何発装填と数えながらいくつもの拳銃を帯びて出かける描写のしつこさにあきれるほどで、何発撃ったかにこれだけこだわる小説も珍しい。 ハンターは結局このキャラをあまり気に入って無いのかすっかり好々爺となった姿が後のシリーズにちらっと登場したときには少しショックでした。 | ||||
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