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ダーティホワイトボーイズ
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ダーティホワイトボーイズの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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| 「極大射程」のボブ・リー・スワガーを主人公とするシリーズとは一線を画する、 全くの別編であると思います。 確かにボブの父、アールの殉職記事が唯一登場しますが、そのことの故を持って 「シリーズ中の一冊」と持ち上げることで、結果的に本書の評価をおとしめる ことになります。 前置きが長くなりましたが、本書のテーマは「父性の復権」です。 脱獄囚ラマー・パイ一味も逃亡と強盗を通じてファミリーの絆を深めていきます。 不死身のバド・ピューティ巡査部長も同僚の妻との不倫関係をズルズル引きずりつつ、 妻や息子との葛藤に思い悩んでいます。 リチャードの描くライオンは、ラマーにとっては「王の象徴」であり、ライオン画の 意味を明らかにする中でバドは「父性を取り戻す」きっかけを与えられたのです。 ラスト200ページは、どうか一気に読み切って下さい。 ラマーの純真なまでの父親像にふれることが出来るはずです。 「とうちゃん」が伝承するものは何なのかを。 | ||||
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| 「極大射程」が本当に面白くて好きになったので、同じ著者のこの作品を買って読んでみましたが、たぶんこの小説は読者によって好みが分かれていくような気がしたのが率直な感想です。 極悪囚人ラマー、知能障害でラマーのいとこオーデル、頭は賢いが臆病者のリチャード、が同じ刑務所にいて、そこから脱獄せざる負えなくなる所から物語は始まります。 そしてそれを追う者としてオクラホマのハイウェーパトロールのバドがメインに置かれ、追い詰め追いつかれ、逃げてはまた追う、その度に激しい銃撃戦の攻防。 極悪ラマーと、その良きファミリーと言える仲間たちの、中盤のやり取りには、何とも言えない哀れみを覚え本来なら違った人生を歩めていたのでは感じさせられました。 その一方で警察官バドは、頭のイイ長男ラス、スポーツのできる次男ジェフ、そして余計な事を言わない聞かない良き妻ジェンと、恵まれたファミリーを持ちながら、同僚の妻と不倫に走りその狭間で揺れながらも捜査を進めていきます。 バドはラマーとの対決で何度も負傷を追いながらも、ラマーを追い続けクライマックスには、煮え切らない所があったバドも多くに結論を出していきますが、個人的にはリチャードの結末にはちょっと意外な感じがしました。 この作品はある意味で分かりやすく面白とは思いましたが、好き嫌いはハッキリと出ると思いますので、興味を持っている方はいろんなレビューを見て判断する事をお勧めします。 | ||||
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| 「極大射程」から始まる四部作の第二作ですが、話の内容からすると、外伝的な扱いでちょっと違う感じがします。他の三作品は、スナイパーを主人公にした物語で、標的との間に距離がありますが、本作品は警察官ということで、密着しての戦いになります。 この作品の良さは、対照的に描かれる警察官バドと脱走犯ラマーの見事な対比だと思います。バドは、不倫をしており罪悪感を感じながら捜査を続けています。一方のラマーは、罪悪感とは遠いところにいます。何度と無く繰り返される二人の直接対決では、そんな二人の人となりが良く出た対決になっています。この繰り返される対決が、徐々にお互いを知り抜いてゆく中で、お互いの考え方にも影響を与えているようにも感じます。 ストリー・テラーの作品らしく、非常に長い作品なのですが、一気に読ませてくれます。 | ||||
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| スティーヴン・ハンターの“ボブ・リー・スワガー・サーガ”4部作の第2作。 ’97年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第7位、「このミステリーがすごい!」海外編第8位にランクインしている。 邦訳されたのが4作のうちで一番最初だったこともあって、また、肝心のスワガーは名前が作中に1回登場するだけなので、はじめ本書は、4部作の第2作ではなく、独立した作品と思われていた。翌年第3作の『ブラックライト』が「このミス!」第3位に、そして’99年に第1作の『極大射程』が第1位に、最終作の『狩りのとき』が第15位にランクインされて改めて本書の存在が見直されたのである。 いずれにしても、シリーズの1作目から順序どおりに読んでいる私からすれば、本書も読者の期待を良い意味で裏切った傑作であるのは間違いない。 オクラホマ州の重犯罪刑務所から脱獄した3人の囚人たち。リーダー格の男は、立ちふさがるものたちを迷うことなく殺し、すべてを破壊しながら逃走を続けてゆく。 一方、それを追うのは、州警察のハイウェイパトロール巡査部長である。こちらは部下の夫人との不倫に悩み、罪悪感にとらわれながらも囚人たちを追ってゆく。物語は、双方の追いつ追われつの息詰まる闘いを軸に、多彩な登場人物たちのドラマを交互に織り交ぜながら、衝撃のクライマックスへと突き進んで行く。 本書は、文庫にして730ページにも及ぶ大作だが、個性豊かな登場人物たちの、それぞれの置かれた立場が分かりやすく描かれており、そのため長さを感じさせない読みやすい作品になっている。私はまだ4部作の半分を読み終えたばかりだが、何かスケールの大きな大河ドラマの様相を呈して来て、残りの2作にも大いに期待がかかる。 | ||||
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| ストーリーは書きません。 これから読む人に悪いので。アールとボブの物語の番外編って感じですが、それほど大きな 接点はありませんが、読んでおくと、「お!」と思う事が 何回か訪れるでしょう。ストーリー的には、保安官パドと悪党パイの抗争です。 (あ、言ってしまいました)悪党をこれほどまでに、清々しく、ちょっと「羨ましいな」と思わせる、ハンターの筆力には脱帽してしまいま。 まあ、人間誰しも世間のルールを無視して、自分勝手に 生きてみたいと思う気持ちは、少なからずあるものです からね。最後まで一気に読めます。そして、読後に「ニヤリ」と笑って いる自分に気が付く事でしょう。 | ||||
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| ボブ・リー・スワガーシリーズの番外編。 ジョン・ウェインそっくりの保安官バド・ピューティ対恐るべき犯罪者ラマー・パイとの対決の物語。それぞれがそれぞれの相容れない生活とドラマを持ちながら何度か遭遇しそれぞれ痛み分けながら最終対決にいたる、その極太のストーリーテリングと卓越したキャラクター造型で、飽きさせない。ラマー・パイがその後のボブ・リー・スワガー伝説に絡んでくるので、そのキャラ造型含めて主眼なのかもしれないが、私には、不死身のごとく戦うバド・ピューティのキャラがすきです。今作での彼の憑かれたような犯人追跡、家庭不和と同僚の妻との不倫の重みから逃れんが為のその執念が圧巻です。拳銃をやたらと、このベレッタが何発装填、このコルトが何発装填と数えながらいくつもの拳銃を帯びて出かける描写のしつこさにあきれるほどで、何発撃ったかにこれだけこだわる小説も珍しい。 ハンターは結局このキャラをあまり気に入って無いのかすっかり好々爺となった姿が後のシリーズにちらっと登場したときには少しショックでした。 | ||||
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