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窓際の死神



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【この小説が収録されている参考書籍】
窓際の死神(アンクー)
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)

窓際の死神の評価: 3.23/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(5pt)

ぜひ続きが読みたい

幕前、幕間、幕後、これがわからなかった。800円の『日本むかし話1』を買った男の子は誰ですか?死神はここで出てこなくていいでしょ。すごくかわいそう。これがなければ面白い、いい話だったのに。著者自身があとがきを書いているので、解説してほしかった。
お母さんがいなくなったら『日本むかし話2』はどうなるのかな?お父さんに買ってもらう?これ、大事なところですよね?納得できないものが残りました。
柴田よしきさんの本をまとめて何冊かもらったので、一番面白そうなこの本を読んでみましたが、ほかもこんな感じだったらどうしよう。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
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No.12:
(3pt)

ほどほどに楽しめると思います

死神に遭遇した人の反応が、余りに健全な方向への逡巡だったのが物足りない感じがなきにしも非ず。
ですが、読み物として充分に楽しみました。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
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No.11:
(3pt)

死神によって自分を見つめなおす女性たち

窓際に座る、仕事の出来ないさえないおじさんが死神だったら・・・という発想が面白い。
ひとつの物語は、恋に破れた女性。想いを告げることも無く、彼は社内の別の女性と婚約してします。いつしか恋敵の死まで願うようになってしまう。
もうひとつの物語は、作家になるという夢に破れた女性。欲しかった賞を社内の別の女性が取り、敗北感を味わった彼女は会社も辞めてしまう。
二人の女性は、死神と出会い、自分をゆっくりと見つめて、自分を思う人たちをゆっくりと思い出して、そしてもう一度自分の足で歩き出す。死神との出会い(?)交流(?)をきっかけにして。
あとがきを読んで初めて知ったのだが、作者は弟さんを若くして事故で亡くしているそうだ。その痛みと、死を身近に感じている若い女性への祈りとで、このような作品になったのかもしれない。
そういえば、わたしがかつて勤めていた会社にも、いたいたそういうおじさん。実はあの人が?なーんて思わせられる。
比較的厳しい評価が多いが、いっそもういくつか作品があったほうがインパクトがあるかも・・・と思う。

窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
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No.10:
(3pt)

死神によって自分を見つめなおす女性たち

窓際に座る、仕事の出来ないさえないおじさんが死神だったら・・・という発想が面白い。
ひとつの物語は、恋に破れた女性。想いを告げることも無く、彼は社内の別の女性と婚約してします。いつしか恋敵の死まで願うようになってしまう。
もうひとつの物語は、作家になるという夢に破れた女性。欲しかった賞を社内の別の女性が取り、敗北感を味わった彼女は会社も辞めてしまう。
二人の女性は、死神と出会い、自分をゆっくりと見つめて、自分を思う人たちをゆっくりと思い出して、そしてもう一度自分の足で歩き出す。死神との出会い(?)交流(?)をきっかけにして。
あとがきを読んで初めて知ったのだが、作者は弟さんを若くして事故で亡くしているそうだ。その痛みと、死を身近に感じている若い女性への祈りとで、このような作品になったのかもしれない。
そういえば、わたしがかつて勤めていた会社にも、いたいたそういうおじさん。実はあの人が?なーんて思わせられる。
比較的厳しい評価が多いが、いっそもういくつか作品があったほうがインパクトがあるかも・・・と思う。
窓際の死神(アンクー)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー)より
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No.9:
(3pt)

どの面から見ても“いまひとつ”

死神に遭遇した二人の女性の物語。
恋愛、仕事・・・どちらの女性の中にも強烈な嫉妬が渦巻いていて、
その心の暗い部分が死神を呼び寄せてしまう・・・・。

20代の女性にとってキャリアと恋愛(そのあとに続く結婚)は最重要項目。
自分より幸せな女性を妬ましく感じるのは当然のことで、
この二人は特別に心がすさんでるわけじゃない。
死神の存在や言葉にもインパクトを感じないし。
説得力に欠ける作品。

それぞれ、おむすびころりん・舌きりすずめという
日本の有名な昔話をモチーフにしているのですが、
その必要性も特には感じられず・・・。

死神といえば、個人的に伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を
読んだばかりなので、どうしても比べてしまう。
死神のキャラクター設定が地味で、
あちらも死神のキャラクターの良さにはかなわない気がします。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
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No.8:
(3pt)

どの面から見ても“いまひとつ”

死神に遭遇した二人の女性の物語。

恋愛、仕事・・・どちらの女性の中にも強烈な嫉妬が渦巻いていて、

その心の暗い部分が死神を呼び寄せてしまう・・・・。

20代の女性にとってキャリアと恋愛(そのあとに続く結婚)は最重要項目。

自分より幸せな女性を妬ましく感じるのは当然のことで、

この二人は特別に心がすさんでるわけじゃない。

死神の存在や言葉にもインパクトを感じないし。

説得力に欠ける作品。

それぞれ、おむすびころりん・舌きりすずめという

日本の有名な昔話をモチーフにしているのですが、

その必要性も特には感じられず・・・。

死神といえば、個人的に伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を

読んだばかりなので、どうしても比べてしまう。

死神のキャラクター設定が地味で、

あちらも死神のキャラクターの良さにはかなわない気がします。
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No.7:
(3pt)

好きなだけに残念

柴田よしきさんの作品が好きなので、手にとった作品。

20代の女性なら誰もが共感を抱く経験を持つ二人の女性がそれぞれ
主人公として登場し、タイトルの窓際の死神こと島野と出会う。
出会って考えて、決して楽しくはない経験を乗り越える・・・。

そんな簡単なことで乗り越えられる問題なの?主人公の女性二人の
悩み・焦り・葛藤には共感できても、死神と関わりながら乗り越える
その姿に説得力がない。死神を呼び寄せてしまう程の問題だったはず
なのに、その割にはあっさり問題が解決しすぎていると思う。
主人公の設定に共感できる人ほど、その気持ちが強く残るのでは?
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No.6:
(3pt)

好きなだけに残念

柴田よしきさんの作品が好きなので、手にとった作品。

20代の女性なら誰もが共感を抱く経験を持つ二人の女性がそれぞれ

主人公として登場し、タイトルの窓際の死神こと島野と出会う。

出会って考えて、決して楽しくはない経験を乗り越える・・・。

そんな簡単なことで乗り越えられる問題なの?主人公の女性二人の

悩み・焦り・葛藤には共感できても、死神と関わりながら乗り越える

その姿に説得力がない。死神を呼び寄せてしまう程の問題だったはず

なのに、その割にはあっさり問題が解決しすぎていると思う。

主人公の設定に共感できる人ほど、その気持ちが強く残るのでは?
窓際の死神(アンクー)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー)より
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No.5:
(4pt)

何かに気づくたび、死神が近づいていたのかな。

他人と比較してばかりいると、他人の芝生ばかり青く見えてしまって、自分をないがしろにしがち。自分の死が目の前に迫ってはじめて、見失っていたものがみえることってあるのかもしれない。ただそれじゃあ、遅すぎるので、日々精進しないとなーと、思いました。
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4101396248
No.4:
(4pt)

何かに気づくたび、死神が近づいていたのかな。

他人と比較してばかりいると、他人の芝生ばかり青く見えてしまって、自分をないがしろにしがち。自分の死が目の前に迫ってはじめて、見失っていたものがみえることってあるのかもしれない。ただそれじゃあ、遅すぎるので、日々精進しないとなーと、思いました。
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No.3:
(2pt)

内容はいまいち

誰でも、自分や他人の死について考えるときがある。なぜ生きていくのか悩んでみたり、死を願うほど他人を憎んでみたり。そんな気持ちのとき死神が現れたら?この作品に登場する多美や麦穂は、ほかの人には見えない死神を見ることで、「生」というものをまっすぐに見つめようとする気持ちを持った。死神は人に、「生きる」ということを改めて考えさせる存在なのかもしれない。テーマは面白いと思うが内容的にはいまいちで、心に響くものがなかった。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
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No.2:
(2pt)

内容はいまいち

誰でも、自分や他人の死について考えるときがある。なぜ生きていくのか悩んでみたり、死を願うほど他人を憎んでみたり。そんな気持ちのとき死神が現れたら?この作品に登場する多美や麦穂は、ほかの人には見えない死神を見ることで、「生」というものをまっすぐに見つめようとする気持ちを持った。死神は人に、「生きる」ということを改めて考えさせる存在なのかもしれない。テーマは面白いと思うが内容的にはいまいちで、心に響くものがなかった。
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No.1:
(4pt)

フツーのサラリーマンの死神とフツーの女性の物語

会えば自分または自分の大事な人が死ぬと言われる死神(アンクー)。しかしこの作品では、「窓際」サラリーマンに化けて登場する。
お話は二つに分かれていて、前半は片思いに苦しむ女性の物語。後半は作家になりたい女性の物語。
二人の女性はどちらも願いが叶わず、嫉妬のあげく、ライバルの死すら妄想してしまう。どこにでもいるような女性の、誰でも持っていそうな妬み。このすき間に、するりと死神は入ってくる。しかし、彼は脅すでも、怖がらせるでもなく、優しく彼女たちを導く。
まとまっているが、柴田作品にしてはちょっとパンチが少ない。ちょっと宮部みゆき調だった。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
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