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窓際の死神



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【この小説が収録されている参考書籍】
窓際の死神(アンクー)
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)

窓際の死神の評価: 3.23/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.23pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

ほどほどに楽しめると思います

死神に遭遇した人の反応が、余りに健全な方向への逡巡だったのが物足りない感じがなきにしも非ず。
ですが、読み物として充分に楽しみました。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
4101396248
No.6:
(3pt)

死神によって自分を見つめなおす女性たち

窓際に座る、仕事の出来ないさえないおじさんが死神だったら・・・という発想が面白い。
ひとつの物語は、恋に破れた女性。想いを告げることも無く、彼は社内の別の女性と婚約してします。いつしか恋敵の死まで願うようになってしまう。
もうひとつの物語は、作家になるという夢に破れた女性。欲しかった賞を社内の別の女性が取り、敗北感を味わった彼女は会社も辞めてしまう。
二人の女性は、死神と出会い、自分をゆっくりと見つめて、自分を思う人たちをゆっくりと思い出して、そしてもう一度自分の足で歩き出す。死神との出会い(?)交流(?)をきっかけにして。
あとがきを読んで初めて知ったのだが、作者は弟さんを若くして事故で亡くしているそうだ。その痛みと、死を身近に感じている若い女性への祈りとで、このような作品になったのかもしれない。
そういえば、わたしがかつて勤めていた会社にも、いたいたそういうおじさん。実はあの人が?なーんて思わせられる。
比較的厳しい評価が多いが、いっそもういくつか作品があったほうがインパクトがあるかも・・・と思う。

窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
4101396248
No.5:
(3pt)

死神によって自分を見つめなおす女性たち

窓際に座る、仕事の出来ないさえないおじさんが死神だったら・・・という発想が面白い。
ひとつの物語は、恋に破れた女性。想いを告げることも無く、彼は社内の別の女性と婚約してします。いつしか恋敵の死まで願うようになってしまう。
もうひとつの物語は、作家になるという夢に破れた女性。欲しかった賞を社内の別の女性が取り、敗北感を味わった彼女は会社も辞めてしまう。
二人の女性は、死神と出会い、自分をゆっくりと見つめて、自分を思う人たちをゆっくりと思い出して、そしてもう一度自分の足で歩き出す。死神との出会い(?)交流(?)をきっかけにして。
あとがきを読んで初めて知ったのだが、作者は弟さんを若くして事故で亡くしているそうだ。その痛みと、死を身近に感じている若い女性への祈りとで、このような作品になったのかもしれない。
そういえば、わたしがかつて勤めていた会社にも、いたいたそういうおじさん。実はあの人が?なーんて思わせられる。
比較的厳しい評価が多いが、いっそもういくつか作品があったほうがインパクトがあるかも・・・と思う。
窓際の死神(アンクー)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー)より
4575235113
No.4:
(3pt)

どの面から見ても“いまひとつ”

死神に遭遇した二人の女性の物語。
恋愛、仕事・・・どちらの女性の中にも強烈な嫉妬が渦巻いていて、
その心の暗い部分が死神を呼び寄せてしまう・・・・。

20代の女性にとってキャリアと恋愛(そのあとに続く結婚)は最重要項目。
自分より幸せな女性を妬ましく感じるのは当然のことで、
この二人は特別に心がすさんでるわけじゃない。
死神の存在や言葉にもインパクトを感じないし。
説得力に欠ける作品。

それぞれ、おむすびころりん・舌きりすずめという
日本の有名な昔話をモチーフにしているのですが、
その必要性も特には感じられず・・・。

死神といえば、個人的に伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を
読んだばかりなので、どうしても比べてしまう。
死神のキャラクター設定が地味で、
あちらも死神のキャラクターの良さにはかなわない気がします。
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
4101396248
No.3:
(3pt)

どの面から見ても“いまひとつ”

死神に遭遇した二人の女性の物語。

恋愛、仕事・・・どちらの女性の中にも強烈な嫉妬が渦巻いていて、

その心の暗い部分が死神を呼び寄せてしまう・・・・。

20代の女性にとってキャリアと恋愛(そのあとに続く結婚)は最重要項目。

自分より幸せな女性を妬ましく感じるのは当然のことで、

この二人は特別に心がすさんでるわけじゃない。

死神の存在や言葉にもインパクトを感じないし。

説得力に欠ける作品。

それぞれ、おむすびころりん・舌きりすずめという

日本の有名な昔話をモチーフにしているのですが、

その必要性も特には感じられず・・・。

死神といえば、個人的に伊坂幸太郎さんの「死神の精度」を

読んだばかりなので、どうしても比べてしまう。

死神のキャラクター設定が地味で、

あちらも死神のキャラクターの良さにはかなわない気がします。
窓際の死神(アンクー)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー)より
4575235113
No.2:
(3pt)

好きなだけに残念

柴田よしきさんの作品が好きなので、手にとった作品。

20代の女性なら誰もが共感を抱く経験を持つ二人の女性がそれぞれ
主人公として登場し、タイトルの窓際の死神こと島野と出会う。
出会って考えて、決して楽しくはない経験を乗り越える・・・。

そんな簡単なことで乗り越えられる問題なの?主人公の女性二人の
悩み・焦り・葛藤には共感できても、死神と関わりながら乗り越える
その姿に説得力がない。死神を呼び寄せてしまう程の問題だったはず
なのに、その割にはあっさり問題が解決しすぎていると思う。
主人公の設定に共感できる人ほど、その気持ちが強く残るのでは?
窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー) (新潮文庫)より
4101396248
No.1:
(3pt)

好きなだけに残念

柴田よしきさんの作品が好きなので、手にとった作品。

20代の女性なら誰もが共感を抱く経験を持つ二人の女性がそれぞれ

主人公として登場し、タイトルの窓際の死神こと島野と出会う。

出会って考えて、決して楽しくはない経験を乗り越える・・・。

そんな簡単なことで乗り越えられる問題なの?主人公の女性二人の

悩み・焦り・葛藤には共感できても、死神と関わりながら乗り越える

その姿に説得力がない。死神を呼び寄せてしまう程の問題だったはず

なのに、その割にはあっさり問題が解決しすぎていると思う。

主人公の設定に共感できる人ほど、その気持ちが強く残るのでは?
窓際の死神(アンクー)Amazon書評・レビュー:窓際の死神(アンクー)より
4575235113

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