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博士の愛した数式
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博士の愛した数式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全704件 41~60 3/36ページ
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何度読んでも大切なことを教えてくれる本です。 心が暖かくなる情景と、切ない気持ちと、それでいて幸福な、話です。 | ||||
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この本で初めて数学の素晴らしさを知りました。根っからの文系で、数学はまったくだめでしたね。 この本にもっと早く出会っていればなと思っています。翻訳者としてとても素敵だと思っていましたが、これからはどんどん読みたくなりました。 | ||||
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80分しか記憶が保てない数学者と、家政婦、家政婦の息子の交流を描いた作品。 数学が中心の世界に生きる老数学者=博士の元へ派遣された新任の家政婦。彼女は戸惑いながらも博士との日々を過ごしていく。 博士と、博士がルートと名づけて可愛がる家政婦の息子とのエピソードに心温まる。本作品は、数学の美しさが巧く表現された、優しい物語だ。 三人の関係はどのような結末を迎えるのか。ちょっとした謎をはらんで、忘れ難い余韻を残す。 読者がおそらく抱くであろう、80分は何処の時点から?という野暮な疑問はなし…。 | ||||
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映画を観た。とても良かったのを覚えている。 何十年も経って原作本を読めるとは思っていなかった。 原作もとても良かった。 私は数学が苦手なので簡単に書いてあるところも何度も読み直して少しでも博士とルートと母親の交流を感じられるように読んだ。 幸せとは何か、考えさせられた。 | ||||
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以前から興味を持っていましたが、ようやく読む事が出来ました。博士と家政婦とその子供の交流が胸を打ち、博士が語る数学の話が奥深く、愛情深く引き込まれてしまいました。ラストは感動で涙が止まりませんでした。 | ||||
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20年ほど前の出版された直後に買っていたのだが、何百冊もある積読の山に埋もれてしまっていた。 今回は積読の山から発掘したのではなく、kindle paperwhiteを購入したら読み放題が3カ月サービスで付いていて、お薦めに表れた。 「そうだまだ読んでなかった」とkindleで読んだのである。 事故によって記憶が80分しか持たない数学博士と、若い家政婦、そしてその小学生の息子が登場人物である。 博士の佇まいは、アインシュタインかエルディシュを彷彿とさせる。 丸顔ならアインシュタイン、細長い顔ならエルディシュという感じか。 おそらく著者は、二人のイメージを抱きながら博士を描いたのではないだろうか。 そう思う理由は、アインシュタインは描写そのものから浮かび上がるのだが、巻末の参考文献に『放浪の天才数学者エルディシュ』が上がっているからだ。 しかも、エルディシュが解いたルース・アーロンペアのことが、本書でも触れられている。 これは、ベーブ・ルースが放ったホームラン714本とハンク・アーロンが放った新記録715本との間に成立する関係を解いたもので、714と715の積は、最初の7つの素数の積に等しい、あるいは714の素因数の和と715の素因数の和は等しいというもので、こうした性質を持つ連続する整数は20000以下では26組しか存在しないという。 が、ともかく、数学者の頭というのは、数字を見ると、「これは素数か?」とか「この2つの数字の関係は?」と無意識のうちに考えてしまう、天性の数字フェチともいえる状態のようだ。 ぼく自身は数学は苦手なのだが、このように考えてしまう数学者の頭の中には大いに興味がある。 そして、本書に描かれている博士はまさにそんな生粋の数学頭の持ち主なのである。 今まで読まなかったのがもったいなかった。 そう思える小説だった。 | ||||
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久しぶりに手にとって拝読しました。 物語の時代背景と作者である小川洋子さんの年齢と体験に思いを致しつつ、同時代的な繋がりを感じました。 最初のエピソードから30年、物語のエンディングの時代から20年。それを20年後に読む。この物語も読みつがれ、古典になったなと感じました。ありがとうございました。 | ||||
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話の先が気になってすいすい読んでしまいました。特に解雇された時は早く博士のところに行ってほしくて気づいたら急いで読んでいました。でも、最後まで謎が解決しなくて微妙にモヤモヤが残りました。オイラーの公式とかクッキー缶の下の意味とか。 | ||||
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記憶が80分しか続かない博士の状況は、救いのない絶望的な状況だか、数学の秩序に美しさや静けさを見出す博士の世界に引き込まれた。 義理の姉、家政婦、その息子が温かく見守る一つ一つの物語に涙が出た。 | ||||
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博士は、無機な数字に神を見ている。そして、母もルートも博士が説く数学に厳かさを感じている。そして、無機とは程遠い存在であるはずの江夏への憧れ。数字を感じるのは尊いことで、尊さを感じられるこれらの登場人物は深い愛に溢れている。静かに流れる時間に強かさや厳かさを感じられる文学小説。 | ||||
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博士の数学、数字への愛情、 他人の子どもであるルートを大切に大事にする愛情、どちらも等しく、尊さを感じた。 人間が生まれる前から数は存在する、という博士の言葉も印象的。 また、自分も博士と同じく大事な人やモノやコトを大事にできているか我に返らせてもらった。 | ||||
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「お金ならあとでいくらでも取り返せるが、老人と少年が一緒に野球を楽しめる時間は、おそらくそう沢山は残されていないだろう。」という一節が印象的でした。お金を、稼ぐことは大切だけど、それ以外にも大切なことは沢山あるっていうことを改めて実感できました。特に、本作でいう野球観戦のような、体験・経験は特に得るものが多いだろうと感じます。 | ||||
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私は歴史小説とかビジネス書は良く読みますが、普通の小説は読んだ事は有りません。物理とか数学に興味が有り、数式の文字に惹かれて読み始めたところ一気に読んでしまいました。恋愛も大した事件もないのにグングンと引き込まれる素晴らしい作品だと思います。 | ||||
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私は読書が大の苦手で、ほとんど本を読まないのですが、この本はそんな私でも自分から読みたいと思うほどに面白いです。 なぜこの本が好きなのか自分でも分かりません。 それなのに自然に読み進めてしまうんです! | ||||
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映画より本を先に読むべき。心が洗われます。 | ||||
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素数など数学の話が随所に出てきて興味深い。 まだ読んでいる途中ですが、登場人物の考え方などについ引き込まれてしまいます。 | ||||
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小川さんの著書はたくさん読んでいますが、その中でも博士の居住まいや言葉は、「猫を抱いて象と泳ぐ」のチェス盤に潜む少年とともに、心を穏やかに正してくれます。(チェス盤の少年の最期は辛かったですが) この本を読んだ後、数学の美しさの端っこでいいから知りたいと思い、オイラーの法則、フェルマーの最終定理に関連する著書を読むところまではまりました。 | ||||
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ハンカチでは足りない。タオルが必要。 翌日目を腫らして、仕事に少々支障をきたす程泣いた。博士を取り囲む周りか皆優しくて救われる。 | ||||
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設定も面白いし楽しく読ませもらいました。 ただ、ちょっと家政婦の年齢がどうしても20代には思えないんです。 しっかりしすぎでいるからかな? | ||||
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先に映画を観て興味を持ったのですが、 なかなか良い作品だと思いました。 個性的な博士は、昔は恋愛もしていたのだなと。実らない愛であったとしても人生の彩りの一つとしてよかったんじゃないかしら? | ||||
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