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(短編集)
シャーロック・ホームズの回想
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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの回想の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 1~20 1/2ページ
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古過ぎない日本語訳で読みやすいです。 ココは漢字のほうが良いのになぁ、と 感じる部分はありますが。 しかし60代になってこうしてまた シャーロックホームズを読み、 ますます好きになりました! | ||||
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よくこんな訳者に出させましたね。 「緑柱石の宝冠」が「エメラルドの宝冠」をはじめ、間違いだらけ。著作権切れたのが運の尽き。コナン=ドイルも草葉の陰で泣いてるでしょう。 | ||||
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創元推理文庫の「シャーロック・ホームズ」シリーズを持っていたのですが、それがずいぶん経年劣化してしまったのでこのシリーズを買いました。このシリーズは訳が大変読みやすく、お薦めです この本にはシャーロックの兄上マイクロフト(シャーロックより優秀!)が登場する話もありますが、第一作目「緋色の研究」より前の事件が描かれた話が2つあります。また「憂国のモリアーティ」という漫画でも描かれているシャーロックの乱れ放題の生活習慣が描かれています。どちらかというと漫画より原作の方がひどいかな?ハドソン夫人!漫画ではハドソン嬢(シャーロックより少し年上の未婚の美女という設定です)!あなたは本当に偉い!あんな下宿人を受け入れられるのはあなただけです!おかげで我々は探偵としての彼の活躍を楽しむことができるのです。 さて、そんな素晴らしい短編集ですが、モリアーティ教授との対決は、「相棒」のダークナイトみたいにいささか唐突な感じがします。出来たら「最後の事件」で語られているシャーロックがモリアーティを追い詰めていく経緯を描いた話を書いていただきたかったです。 | ||||
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ホームズは面白いです | ||||
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読んでみて | ||||
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ホームズの人間的なところが出ている作品が目立ったという印象。ホームズが完璧推理マシーンであることには変わりないが、人間らしいところを感じられるのが良い。お兄さんのマイクロフトが登場する作品は、初めて読んだが、この兄弟らしくて楽しい。どの作品も面白いが、やはりホームズは長編よりも短編の方が、ホームズの推理のテンポが良くて読みやすいし、ずっとワクワクしながら読める。 | ||||
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50代です。昔読んだホームズは訳が古く、それでもとてもおもしろく夢中で読んだのですが、これは訳が新しくなってとても読みやすくおもしろかったです。 | ||||
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早川の2003年版。商品説明では、12編収録とあるが、Standard EBOOKS版で2編目に出てくる"The Cardboard Box(段ボールの箱)”は、未収録。内容がやや猟奇的と言うことで、収録するものとそうでないものがあるようなので、収録しない方を底本にとっていると思われる。 訳文は、正確さを意図してか、英文の構造に沿おうとするもの。訳語の選択も、違和感は少ない。ただし、英文の構造に従う副作用として、日本語の文章としてみると、少々、違和感がある。英文自体が、19世紀末の古いものであるせいかもしれない。ここはしかたがない。 最後に解説付き。冒険、回想、それぞれの出版を巡る作者ドイルの事情が説明されている。 | ||||
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『シャーロック・ホームズの冒険』につづく第2短編集である。 著者コナン・ドイルは『冒険』でホームズシリーズを打ち止めにするつもりだったが、雑誌社(つまり読者)の強い要望に負けて雑誌連載を続けたという。シャーロック・ホームズのような際だった人気キャラクターはもはや著者の思惑を超えて存在を主張するので、著者といえども自由に終わらせることができなくなるわけである。そこで、ドイルはこの短編集の「最後の事件」でついにホームズを死なせて連載を打ち切ろうとするのだが・・・(ただし、ホームズの死が暗示に止まっているのは、著者に躊躇があったからだろう)。 このように著者の意図に反して連載を続けたためか、この短編集では『冒険』のような超人的な観察眼と切れ味鋭い推理で事件を一気に解決に導くというよりも、ホームズが饒舌すぎたり、推理にもたもた感があったりする。このあたりは著者が意図的にマンネリ化を避けている可能性もあろう。しかし、ホームズの兄マイクロフトや宿敵モリアーティ教授が唐突に登場し、いずれも短編一話だけでそれ以上展開されないのは不完全燃焼というほかなく、著者の倦怠感さえ感じられる。 特に、宿敵モリアーティ教授は悪の天才で組織犯罪の総元締めのように描かれているが、漫画的で現実感がなく、「最後の事件」のために急きょ造形されたように思える。 なお、私が子どもの頃に読んで最も印象に残っていたのが「マスグレイヴ家の儀式書」であった。由緒ある貴族の古い館、不思議な儀式書、清教徒革命にまつわる歴史といったストーリーに興味を惹かれたのである。 | ||||
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とても面白いです | ||||
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2冊目のシャーロックホームズでしたが、とても面白くつい間を置かずに読みました。訳者にもよると思いますがとても読みやすかったです。 | ||||
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小説シャーロック・ホームズは長編作でデビュー。 その後も長編を1つ書いてその後短編集を出す。 シリーズとしては4作目であり短編集としては2作目。 今回は事件の解読、真相とかの比重が軽くなり、人間ホームズの記述多し。 ホームズにお兄さんがいたり、ワトソンとの男同士の深い友情なんかです。 文体は柔らかくゴリゴリとした感じはなし。 個人的にはもう少し硬いのが好きだがそこは好み。 一応この短編集の最後でホームズは亡くなったことになるのだが、その後人気に押され復活。 次は「シャーロック・ホームズの帰還」を読もう。 やめれません、それだけ魅力あります。 | ||||
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小学生くらいの頃、学校の図書室に置かれていた『ホームズ』の本を一度読んだ事があり、それが何とも古い言い回しというか 要領を得ないというか・・・とにかく引き付けられる要素が皆無で正直「スゲー面白くない」という印象が根強く記憶へ焼き付いてしまい それ以来、意図的に遠ざけて来ました。 しかし、数年前に公開された『シャーロック・ホームズ』とその続編『シャドウ・ゲーム』、宮崎駿制作のアニメ『名探偵ホームズ』など “ホームズ関連作品”を見る度、肯定的な考えと少しずつ向かっていき、「もう一度小説―トライしてみるか」になるまで回復。 そして決定打となったのが、角川文庫版『シャーロックホームズの冒険』に巡り合い、それは奇しくもかつて幼少時に読んだのと全く同名の一冊でした。 上述の印象を植え付けた本でありながら、表紙に惹きつけられ(不思議な程)遂に購入・・・はい、実に面白かったです。 翻訳の仕方でこうも違うのかとつくづく感じましたが、とにかく長年に渡った考えは霧散、「ならば他は?」となり、現在角川文庫で発売済みのシリーズを一気購入と相成りました。 この本の短編で一番印象に残ったのは、色々混みで『最後の事件』でしょうか。 面白かったのは確かなんですが、突然の黒幕登場、スケールのデカさに反して話が短い、頭脳明晰にしては武闘派の宿敵など、本音を言うと違和感がありました。 後日調べてみて分かったのは、御大サー・ドイルの“作者事情”が違和感の最大理由だったようです―長くなりそうなんで割愛しますが、御大色々と複雑な心持ちで執筆されていたんですね・・・。 気を取り直して他の短編集に目を向けると、ホームズのお兄さん登場に名探偵を志す切っ掛けとなった一件、ホームズが推理を外す数少ない事件など 今回も充実した短編集の数々と、翻訳文の読みやすさは健在です。 ところで、角川翻訳のホームズシリーズは『バスカヴィル家の犬』以降、新作の音沙汰がピタッと無いんですよね。 是非とも最終巻まで続けて欲しいですがあまり売れてないんでしょうかね・・・だとしたら厳しいかもしれません。 | ||||
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世界中で読まれてきた作品だけあって面白い。読み始めたら止まらなかったです。 | ||||
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翻訳のこなれ具合として、光文社、河出、偕成社も良いのだが、今は、角川の駒月さん訳 をベストに挙げてみたい。 自分は逐語訳・直訳は日本語の文芸としてどうかなと思っているので、読んでいて違和感 なく読めるのが一番嬉しい。 正典の時代が明治と同時期だから古風な訳でも宜しいとする向きもあるが、日本語として ギクシャクしている文章はありがたくない。 駒月訳は流行り言葉を使っているわけではなく、きっちりとした現代日本語である。 とにかく読みやすく分かりやすいのが良い。初めてホームズ物を読む人にはこれをお勧め したい。 ただし、唯一残念なのが、挿絵がないこと。なので、星一つ減らした。 光文社(日暮訳)、河出(小林・東山訳)も現代的で読みやすく挿絵も豊富なので、挿絵 が欲しい方は、こちらのいずれかを選べばいいと思う。 | ||||
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かつては翻訳文がこなれてなくて読みにくかったですが、これは読みやすいです。 今風のこなれた文章でサクサク読めます。 | ||||
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超人的な観察眼と卓越した推理力(想像力)で真実を導き出すホームズの 活躍をワトスンが記録していくという構成。 読者が???と思うところは、ワトスンがちゃんとホームズに訊いてくれ るところが親切です。(笑) その場で起きた事件を解決する物語と、ホームズが昔の事件をワトスンに 語って聞かせる物語。作者の工夫がうかがえます。 各章の原題はすべて「The Adventure Of ・・・」となって いることも、初めて気づきました。 名探偵というポジション、相棒というポジション、証拠と理論的な組立と いう探偵小説のベースとなる基本設定など、時代を超えて愛される小説で あることがよくわかります。 ボクは文庫シリーズの発売順に読み始めていますが、作品の発表順ではな いようです。(どうして、こういう順番で文庫化したのでしょうか?) | ||||
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底本となった2003年版を見ていませんので確かではありませんが、OCRで読み込んだデータを基にして作った故に起こったと思われる誤植(文字の形が似ているが、まったく意味が異なる)が散見されます。 | ||||
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1892年12月号から翌年12号まで英『ストランド』誌に連載された全12編を同年12月に まとめて刊行した第二短篇集の新訳である。このシリーズは現代風にこなれた訳文で、 いずれも読みやすい。広く読まれている延原謙訳の新潮文庫版は、古風な言い回し に味わいがあり私は好きだが、一般的にはこちらのほうが取っつきやすいだろう。 過去に出版された『回想』からは『ボール箱』が外されてきた。だが本書では連載時の 順序のままに掲載している。それだけでも新訳の意味がある。なんでも不倫を描いた ことで扇情的な作品となったのがドイルの気に召さず、これまでの『回想』は全11編の 短篇集にされてきた経緯が訳者によるあとがきに記されている。注目作品は当時の 英国を悲嘆にくれさせた『最後の事件』。これは初めからホームズ譚に区切りをつけ る目的で書かれた作品だろう。ホームズの宿敵としてモリアーティ教授が突如登場し、 あの結末にいたるのだから。ドイルは『冒険』の頃からホームズものを店じまいにした かったというのはよく知られた話だ。その他に『名馬シルヴァー・ブレイズ』『黄色い顔』 『株式仲買店員』『グロリア・スコット号』『マスグレイヴ家の儀式書』『ライゲイトの大地主』 『背中の曲がった男』『入院患者』『ギリシャ語通訳』『海軍条約文書』の各名作を収録。 | ||||
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『冒険』につづく第二短編集。 一話の長さが程よく、次々と読みたくなってしまい癖になります。 「最後の事件」で連載打ち切られた時の、読者の不満も分かる気がします。 さて今まで様々な訳で読みましたが、 日暮さんの新訳のおかげか、ホームズがぐっと身近に感じられ、 なんと魅力的な、憎めないキャラクターだろうとあらためて思いました。 人を煙に巻き、驚かすのが好きで、いたずらっ子の気分がぬけてないし、 私生活はだらしなく、気分にムラがある。 そんな彼にときには閉口しつつも傍にいるワトスンも最高。 ドイル自身、ユーモアのある人だったようなので、 作品にも茶目っ気があらわれているのかなと思いました。 推理小説としてだけではない面白さがあります。 百年以上たっていてもちっとも古臭くないですので、 若い方にも、古典と思わずに気軽に読んでほしいです。 | ||||
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