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黒と青
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黒と青



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黒と青の評価: 3.75/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt
Created with Highcharts 5.0.100件0.00%0件0.00%7件58.33%1件8.33%4件33.33%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

緊迫した前半でした

イアン・ランキンものの中では日本で一番分厚い作品。 リーヴァス警部のシリーズ作品の一つで、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作です。 今回は現実に起こった事件も取り込み(ジェイムズ・エルロイの「ブラックダリア」みたいに)リーバスの活躍を描いています。1960年代にスコットランドを震撼させた“バイブル・ジョン”と呼ばれる連続殺人犯とよく似た手口で犯罪を繰り返す、ジョニー・バイブル。リーバスは自分の担当事件に絡めて彼の捜査をしますが、自分が過去にかかわった事件の犯人が冤罪を主張して刑務所内で自殺したことにより(しかもその犯人がベストセラー小説作家となり世間での注目が高くなっていたこともあり)、自身が監査の対象として追われる羽目に。 事件を追いつつ、自分も追われる羽目になったリーバス。 かなり焦燥感の漂う緊迫した物語です。上下巻なので、下巻を読み終わったらまた全体のレビュー出しますが、前半まではいい感じです。
黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151755039
No.6:
(3pt)

緊迫した前半でした

イアン・ランキンものの中では日本で一番分厚い作品。
 リーヴァス警部のシリーズ作品の一つで、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作です。
 今回は現実に起こった事件も取り込み(ジェイムズ・エルロイの「ブラックダリア」みたいに)リーバスの活躍を描いています。1960年代にスコットランドを震撼させた“バイブル・ジョン”と呼ばれる連続殺人犯とよく似た手口で犯罪を繰り返す、ジョニー・バイブル。リーバスは自分の担当事件に絡めて彼の捜査をしますが、自分が過去にかかわった事件の犯人が冤罪を主張して刑務所内で自殺したことにより(しかもその犯人がベストセラー小説作家となり世間での注目が高くなっていたこともあり)、自身が監査の対象として追われる羽目に。
 事件を追いつつ、自分も追われる羽目になったリーバス。
 かなり焦燥感の漂う緊迫した物語です。上下巻なので、下巻を読み終わったらまた全体のレビュー出しますが、前半まではいい感じです。
黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151755039
No.5:
(3pt)

もっとも上品なサイコパス物語

本書のベストセリフジョン・リーバス「マスゴミは更生した凶悪犯や殺人犯の話に         ぞくぞくするような喜びを感じるんです。         とりわけ、その犯罪人が芸術的な才能を         見せたときにはたまらない。         マスゴミそのものが芸術を気取ってることも多い」 "ジョン・リーバス警部"シリーズ8作目。 本格推理小説としては、四つの殺人事件を同時に推理するという複雑な構成で、こんなややこしいプロットに挑戦したランキンの意気込みは評価したいが、結末がダメポ。切れ味が悪すぎるw作者本人も自分で考えた設定を間違えていないか?ww推理小説として期待して読んだのではなくて、主人公の魅力で、どんなとんでもないことをするのかと期待して読んだのだが、猫殺しは今回はしないが、ベビーカーを足蹴にするというナイスな場面があってよかったw正義の主人公の筈なのに、捻くれた倫理観を持つリーバス警部に萌え。物語が始まる前に、若い女が6人レイプされて殺されているが、物語の中で殺される描写があるのは、男ばかりである。セクースシーンも、ベッドインした瞬間に翌朝になってしまい、リビドーを刺激する下品な場面は描写しない。被害者の女性の写真を見て、可哀想にと思う前に、美人だなと思ってしまうサイコパス寄りの主人公だが、主人公はぶっとんでいるが、作品は上品である。連続美女強姦殺人事件のせいで、影が薄くなるペンキ職人殺人事件の、天涯孤独の哀れな男に思いを馳せる主人公は魅力的。親戚も恋人も友人もいなかった哀れな肉体労働者、生きていても死んでいても誰も興味を持たなかった男の死者の代弁者となり、復讐の天使と化す、自己の利益を捨てている本物の男の活躍に酔いしれたい奴は、ランキンを読め!
黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151755039
No.4:
(3pt)

もっとも上品なサイコパス物語

本書のベストセリフ
ジョン・リーバス「マスゴミは更生した凶悪犯や殺人犯の話に
         ぞくぞくするような喜びを感じるんです。
         とりわけ、その犯罪人が芸術的な才能を
         見せたときにはたまらない。
         マスゴミそのものが芸術を気取ってることも多い」
"ジョン・リーバス警部"シリーズ8作目。
本格推理小説としては、
四つの殺人事件を同時に推理するという複雑な構成で、
こんなややこしいプロットに挑戦したランキンの意気込みは評価したいが、
結末がダメポ。
切れ味が悪すぎるw
作者本人も自分で考えた設定を間違えていないか?ww
推理小説として期待して読んだのではなくて、
主人公の魅力で、
どんなとんでもないことをするのかと
期待して読んだのだが、
猫殺しは今回はしないが、
ベビーカーを足蹴にするというナイスな場面があってよかったw
正義の主人公の筈なのに、
捻くれた倫理観を持つリーバス警部に萌え。
物語が始まる前に、
若い女が6人レイプされて殺されているが、
物語の中で殺される描写があるのは、
男ばかりである。
セクースシーンも、ベッドインした瞬間に翌朝になってしまい、
リビドーを刺激する下品な場面は描写しない。
被害者の女性の写真を見て、
可哀想にと思う前に、美人だなと思ってしまう
サイコパス寄りの主人公だが、
主人公はぶっとんでいるが、
作品は上品である。
連続美女強姦殺人事件のせいで、
影が薄くなるペンキ職人殺人事件の、
天涯孤独の哀れな男に思いを馳せる主人公は魅力的。
親戚も恋人も友人もいなかった哀れな肉体労働者、
生きていても死んでいても誰も興味を持たなかった男の
死者の代弁者となり、
復讐の天使と化す、
自己の利益を捨てている本物の男の活躍に酔いしれたい奴は、
ランキンを読め!
黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151755039
No.3:
(3pt)

CWAゴールド・ダガー賞受賞!スコットランドを駆け巡るリーバス警部

英国におけるミステリーの頂点、「CWA(英国推理作家協会)賞」の’97年度ゴールド・ダガー賞(最優秀長編賞)受賞作で、<リーバス警部>シリーズの第8作である。’98年、「このミステリーがすごい!」海外編第6位にランクインしている。北海油田の労働者が墜落死を遂げ、リーバスが捜査に乗り出すのも束の間、1960年代にスコットランドを震撼させた絞殺魔“バイブル・ジョン”が復活したとしか思えない同様の手口の連続事件が30数年を経て発生。当時事件は迷宮入りとなっていた。リーバスは地を這うような捜査を始める・・・。一方、かつてリーバスが逮捕に関わった服役囚が冤罪を訴え獄中で自殺し、内部調査が行なわれる。一度にいくつもの事件が同時多発的に起こる、いわゆるモジュラー型とでも言うべき展開で、リーバスはひたすら忙殺される。しかし、そのひとつひとつの課題との関わり方を通して、主人公リーバスの一匹狼的な個性と孤独な姿が浮き彫りにされてゆく。本書の何よりの読みどころは、’80年代以降ミステリーにおける重要なファクターとなったサイコ・スリラーを、新たな視点から料理しなおしているところであろう。本書は、現代英国風ハードボイルド警察小説に新機軸のサイコ・サスペンスを加味した秀作である。
黒と青―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:黒と青―リーバス警部シリーズ (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150016658
No.2:
(3pt)

CWAゴールド・ダガー賞受賞!スコットランドを駆け巡るリーバス警部

英国におけるミステリーの頂点、「CWA(英国推理作家協会)賞」の’97年度ゴールド・ダガー賞(最優秀長編賞)受賞作で、<リーバス警部>シリーズの第8作である。

’98年、「このミステリーがすごい!」海外編第6位にランクインしている。

北海油田の労働者が墜落死を遂げ、リーバスが捜査に乗り出すのも束の間、1960年代にスコットランドを震撼させた絞殺魔“バイブル・ジョン”が復活したとしか思えない同様の手口の連続事件が30数年を経て発生。当時事件は迷宮入りとなっていた。リーバスは地を這うような捜査を始める・・・。

一方、かつてリーバスが逮捕に関わった服役囚が冤罪を訴え獄中で自殺し、内部調査が行なわれる。一度にいくつもの事件が同時多発的に起こる、いわゆるモジュラー型とでも言うべき展開で、リーバスはひたすら忙殺される。

しかし、そのひとつひとつの課題との関わり方を通して、主人公リーバスの一匹狼的な個性と孤独な姿が浮き彫りにされてゆく。

本書の何よりの読みどころは、’80年代以降ミステリーにおける重要なファクターとなったサイコ・スリラーを、新たな視点から料理しなおしているところであろう。

本書は、現代英国風ハードボイルド警察小説に新機軸のサイコ・サスペンスを加味した秀作である。
黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:黒と青〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151755039
No.1:
(3pt)

CWAゴールド・ダガー賞受賞!スコットランドを駆け巡るリーバス警部

英国におけるミステリーの頂点、「CWA(英国推理作家協会)賞」の’97年度ゴールド・ダガー賞(最優秀長編賞)受賞作で、<リーバス警部>シリーズの第8作である。

’98年、「このミステリーがすごい!」海外編第6位にランクインしている。

北海油田の労働者が墜落死を遂げ、リーバスが捜査に乗り出すのも束の間、1960年代にスコットランドを震撼させた絞殺魔“バイブル・ジョン”が復活したとしか思えない同様の手口の連続事件が30数年を経て発生。当時事件は迷宮入りとなっていた。リーバスは地を這うような捜査を始める・・・。

一方、かつてリーバスが逮捕に関わった服役囚が冤罪を訴え獄中で自殺し、内部調査が行なわれる。一度にいくつもの事件が同時多発的に起こる、いわゆるモジュラー型とでも言うべき展開で、リーバスはひたすら忙殺される。

しかし、そのひとつひとつの課題との関わり方を通して、主人公リーバスの一匹狼的な個性と孤独な姿が浮き彫りにされてゆく。

本書の何よりの読みどころは、’80年代以降ミステリーにおける重要なファクターとなったサイコ・スリラーを、新たな視点から料理しなおしているところであろう。

本書は、現代英国風ハードボイルド警察小説に新機軸のサイコ・サスペンスを加味した秀作である。
黒と青〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:黒と青〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151755047

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