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守護者
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守護者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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初めてボディーガードが主人公の小説を読みましたが、依頼人を警護していく中での心の揺れ動き方、そしてその方法や警察、FBIとの力関係、近接格闘の表現力など、どれも詳しく書かれており引き込まれるように読むことができました。 また、妊娠中絶という答えのない問題をとてもうまく男女の関係や様々な人物に語らせていて、アメリカの実情とともに考えさせられました。個性的なキャラクターの数々もこの小説のストーリーを盛り上げています。 悲しいラストですが、これを主人公アティカス・コディアックたちがどう受け止め成長していくのか、次回作を読まずにはいられないと思います。 | ||||
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わずか26歳の若さでこの作品を書き上げたグレッグ・ルッカ。この作品の内容が内容だけに、よくこれだけ若い人が中絶というテーマを踏まえたボディガード作品を書き上げたなって正直感心しました。この若さやからこそ、今までにないような展開を生み出せたと思うし、荒削りなところもあるけどそれも新鮮な魅力の一つです。ボディガードといえばケビン・コスナーの映画を思い出すけど、あんな大雑把な展開ではなくて、この作品は凄く繊細で緊張感が漲ってました。主人公のコディアックが今までのヒーロー像にも当てはまらないのがいいですよ。脇を固める登場人物の描写も素晴らしいし、深く切り込んで書いてるので背景もよく分かります。個人的には私立探偵のブリジットが凄く気に入りました。彼女とコディアックの会話ってお互いの距離を楽しんでるかのようでした。アメリカという国は中絶に関しては凄く敏感な国なんですね。反対派がクリニックを爆破したり医師を殺害したりする事件が実際に起こってるんですよ。胎児を殺すのに反対してるのに医師を殺してしまうって矛盾してますよね。アメリカが抱える中絶問題も描かれてる一冊でした。続編が何冊が発売されてるので、続けて読んでいきたいです。 | ||||
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24時間週7日間の保護。 それでも絶対の保障はありえない。 狂信的な中絶反対組織から女性医師とその娘の命を守る プロのボディーガードチームのリアルな姿を描いた長編小説。 「警察は逮捕するのが仕事だ。 もし連中が銃をもった何者かを見たら、先ずその男を追いかけることであり、 狙われた相手を守るのは二の次になる。」 24時間全て息もつかせぬストーリー展開。 主人公のコディアックは少し感情に走ってしまうところがあが、 それを乗り越えクライアントを守り抜く。 | ||||
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Another private-eye type thriller with a difference, Keeper is a very entertaining debut novel that introduces Atticus Kodiak. Kodiak is a bodyguard, but specialises in the business, running his own company and employing his own team of professionals. It's an interesting take on the mystery theme that strays just far enough from the pack to make it unusually interesting reading.In his first outing, Kodiak and his employees are hired to protect a doctor who performs abortions. She is constantly harassed by protestors and the situation provides numerous difficulties for Kodiak to overcome. To top things off, she's due to speak at a conference in a couple of days where she will be left wide open for attack. It quickly becomes clear the danger she faces is most certainly real and Kodiak is going to be stretched to the limit if he's going to keep her safe.This is an excellent debut that comes across as very fresh. The bodyguard angle puts a new slant on the protection caper that is usually covered by police or FBI. Another great debut author is Giorgio Kostantinos try his book The Quest. The characters are likable and realistic and the action rolls along at great pace. | ||||
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身辺警護が映画に見られるような派手なものではないことを克明に描いていて秀逸。尚且つ、フーダニットサスペンスも盛りこまれており、息をつかせない。主人公は精神的に弱すぎる気もするが、その弱さが警護対象との絆となり、主人公の強さにもなっている。 | ||||
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