哀国者
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アティカス・シリーズを1作目から読んでいれば、作者のストーリー構築のうまさ、 読者を引きつけてやまないパワフルな展開は定評があるところ。 腕が立つボディガードで、仲間たちとともにそれなりに成功を収めていたアティカス。 前作あたりから何やら暗雲たちこめる不穏な展開になってきたのだが… …なんてこった! 冒頭からショッキングな展開! いったい、このあとアティカスはどうなってしまうのだろう。 読者を完璧にけむに巻く作者である。 | ||||
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前作のドラマとの出会いからこのシリーズ当初からの流れが大きく変わってきている。賛否両論ありそうな展開だが、個人的にはよりスケールアップされているのが好ましいと思う。前作が出版されてしばらく経っているが、冒頭部分でフォローされているので違和感はないが、前作、また一作目からの連続性もあるので、この作品単独で読むのはお勧めしない。 | ||||
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グレッグ・ルッカの、“世界最強のハードボイルド”という惹句が付けられた、プロのボディーガード(パーソナル・セキュリティ・エージェント)、<アティカス・コディアック>シリーズの第6弾。後期三部作の2作目。 前作『逸脱者』で暗殺者オクスフォードを斃すラストシーンから幕を開ける。 第一部:隠れ家に戻り、そこをあとにした‘わたし’ことアティカスは何者かに襲撃され重傷を負う。一方隠れ家でも仲間の裏切りから襲撃を受け、‘わたし’は大切な人を失う。 第二部:旧ソ連邦グルジアに潜伏すること2年と3ヶ月と12日。裏切り者が見つかったというEメールが‘わたし’とパートナーのもとに協力者からようやく届き、彼を捕まえ、黒幕を追及する。 第三部:‘わたし’のわが身を犠牲にしての黒幕追求の闘いは続く。黒幕が動かしていたのは現代の傭兵というべき民間軍事会社の兵士だと知るが、第二部の抗争の犯人として国土安全保障省とFBIから追われることになる。 第四部:官憲から危機一髪逃れた‘わたし’とパートナーは、ようやく黒幕の正体を知るが、彼は合衆国の中枢で活躍する強大な存在で、容易に手を出せる相手ではなかった。‘わたし’たちは3ヶ月の準備期間と大きな犠牲をはらい、自らと友の復讐のため敵に立ち向かう。 ディテールにこだわり、いっさいの感情描写を排した闘いのシーンは、まるで全盛期のスティーヴン・ハンターの<ボブ・リー・スワガー>シリーズの諸作の如く、行間から立ち上る迫力に圧倒される。また、全編に渡っての手に汗握る、潜入・工作・脱出、そして謀殺といった展開は、冒険スパイ小説のそれである。 本書は、もはや初期の作品のような“ボディーガード小説”をはるかに凌ぐスケールを持った、まったく違ったジャンルの小説に変貌を遂げている。 | ||||
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初期の頃、あの仲間達と共に歩んでたアティカスが凄く懐かしいです。 ここに至るまで色々な出来事があったけどボディーガードから暗殺者(テン)の一人として数えられるぐらい変貌したアティカスに戸惑いながらも応援したくなるのは彼のキャラなんでしょうね 。とてつもなく強大な敵がアティカスとアリーナの前に姿を現すけど、アティカスがそこに辿り着くまでに負った代償はシリーズの読者には辛いものでしたね。 個人的にはブリジッドには再登場してほしいけど、この哀国者の中でも新しい恋人が出来たって記述があったから再登場は無理なんかな。 これからこのシリーズがどこに向かうのか予測不能ですね。 | ||||
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前作から、有名人のボディーガードしてではなく、 暗殺者のボディーガードになってしまい、 シリーズ当初から比べると、まったくの別物になってしまったようで、なんだか寂しい。 他の作家と比べて、明らかに異色というか、異彩を放っているのだと思う。 主人公の環境などの変化を好まない私には、ちょっと受け入れられなかったけれど、 ブリジットの番外編を含めて、すべてを再読すると、納得できたような。 あとは、アティカスの大事な人たちが、容赦なく(?)死んじゃうことも驚いた。 最初は、友人のルービン。 前回はあの人、今回はとうとうあの方も、そしてあの人も。 読者にとっても、死んで欲しくない人も、死んでしまうので、 その分、魅力が減るんじゃないかと、要らぬ心配をしてしまうのだが、 その後に出てくる人物は魅力的だし、アティカスは強く賢くなっていく。 次回が、3部作の3作目。 めちゃくちゃ続きが気になります。 それより、暗殺者なんているのかな? もし、プロの暗殺者に以来をする時は、こんな手続きを踏むのかな? | ||||
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