耽溺者
- ボディーガード (7)
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くそー、あのぶっ飛んだポルシェ女が主役だとわかってたら買わなかったのに。面白くない。 | ||||
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現在のハードボイルドシーンでは、西のマイクル・コナリー:ボッシュシリーズ、東のグレッグ・ルッカ:アティカス・コディアックシリーズが双璧だ、とボッシュシリーズの訳者あとがきで両方の翻訳家古沢嘉通氏が書いていたので、ボッシュシリーズに匹敵するハードボイルドにありつけると喜び勇んで「守護者」からはじめ、「奪回者」「暗殺者」と読みすすめ、「耽溺者」へと・・・ 最初の二三冊では、古沢氏の推薦だと言っても正直ボッシュシリーズとは比較にならないな〜となかば諦め気分で、でも三部作はデビュー作なので、番外編となる「耽溺者」では一気にブレイク!を期待したが、グレッグ・ルッカは残念賞。マイクル・コナリーとは格が違います。 感想はこれくらいにして、内容についてコメントを・・・ まずアティカス・コーディアック三部作は(本来そちらでレビューを書くべきですが・・・)ボディガードという職業が新鮮だったので、ボッシュシリーズのような警察モノと比較して全体としてのサスペンスの組み立てが違っていて、結構楽しめます。(ここは請け合います)また、大きい話の構成も(ボディガードという職種の新鮮さからだと思うが)魅力は十分あると思います。ただ、残念なことに、ポカが多い。折角話の展開が面白くなってきたな〜と思ったら、登場人物の誰かがリアリティがない、もしくはそのシーンを挿入しても、箸休めとして後の展開に役立つのか???と?が発してしまうことが何度もありました。ここら辺りがまだ小説家としての若さか?と見逃しつつクライマックスを期待して何とか読み進めるのだが、、、残念!クライマックスがクライマックスにならないまま、、、とこの残念感はブリジット・ローガンを主人公にした番外編「耽溺者」では払拭してくれる成長を期待したが・・・ シリーズもので展開される最大の喜びは、主人公との一体感だ!ボッシュシリーズ「終決者たち」を残念感のお口直しにと読み始めた途端、久し振りに警察官に返り咲いたボッシュは完全に私の身体へと乗り移り・・・ ごめんなさい、レビューの場所が違いました、、、 | ||||
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グレッグ・ルッカの、“世界最強のハードボイルド”という惹句が付けられた、プロのボディーガード(パーソナル・セキュリティ・エージェント)、<アティカス・コディアック>シリーズの第4弾番外編。 本書ではアティカスではなく、彼の恋人、私立探偵ブリジット・ローガンが主人公の‘あたし’をつとめる。 第一部:前作『暗殺者−キラー−』の事件からおよそ2ヵ月後の9月2日。未明に‘あたし’ことブリジットにかかってきた電話は、1年ぶりに話をするという親友で妹のようにも思う2才年下のライザからの救いと助けを求めるものだった。ふたりは十代の頃麻薬中毒者(ジャンキー)で、その更生施設で知り合った仲だった。ライザには15才で身ごもった、今は10才の息子もいた。彼女はジャンキーだった過去の売人に5年ぶりに見つかって自宅へ押し入られたのだ。なんとか、彼を暴力で脅して手を引かせたつもりの‘あたし’だったが、その3週間後、彼が撃ち殺され、ライザが犯人として捕まってしまう。 ライザを刑務所送りから救うため、‘あたし’は身辺を整理して危険きわまりない麻薬組織に潜入するのだが・・・。 第二部:クリスマス・イヴ。今度の語り手は‘わたし’ことコディアック。2ヶ月以上も音信不通のブリジットの行方とその目的を探る‘わたし’だったが、このパートは、読者も‘わたし’と同じ目線で追いかけざるを得ず、目を離すことができないほどの緊張感を味わう。 第三部:翌年1月。親友の窮地を救う‘あたし’の企てが明らかになるのだが、最後の最後まで危険が‘あたし’を襲う。 本書は、親友を救うため、すべてを投げ打って、体を張るヒロインの物語だが、同時にかたく封印していた自らの暗い過去に直面し、それを振り払い、己の尊厳を取り戻すために闘うドラマでもある。文庫にして658ページの大作だが、一気にストーリーに引き込まれること必至である。 | ||||
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ようやく、ブリジットに会えた!それが何よりも嬉しい。 この言葉が帯に書かれたあったのですが、これはこのアティカスシリーズのファンなら誰もが思った事です。 【守護者】から登場してるブリジットですが、彼女とアティカスの関係はある出来事を境に冷え切ってしまってました。 そのため彼女の出番が極端に少なくなってしまって寂しく思ってた時に、ブリジットを主役にした番外編が発売されるってタイミングが素晴らしいです。 本作は3作目の【暗殺者】直後から話が始まります。 そして謎だらけやったブリジットの過去が明らかになっていくのですが、アティカスさえ知らなかった驚愕の過去が明らかになります。 そんなブリジットが旧友を助けるために奔走するのが第一部で、第二部ではアティカスの目線で話はすすんでいきます。 あくまでブリジッドが主役なんでアティカスの目線でもブリジットがメインなんですよ。 旧友を助けるためにとんでもない計画を立てるブリジットとそれに巻き込まれていくアティカス。 この2人のギクシャクした関係がどうなるのかも楽しみやけど、ブリジットの計画が巧くいくのかというドキドキ感も楽しめますよ。 この番外編を読み終わると、アティカスシリーズの幅が広くなったような気がしました。 オススメです。 | ||||
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アティカス・コディアックとその仲間たちを主人公にしたボティ・ガード・シリーズは、どれを読んでも最高のデキだが、本書はアティカスの恋人である私立探偵のブリジットが主人公。幼なじみの窮地を救うべく、ブリッジットが単身奔走する。 ブリジットの驚くべき過去が明らかにされる。親友を救うべく堅い決意と自身との闘い、一歩引いて見守るアティカス。芯のある骨太のストーリーで一気に読ませた。納得の1冊。 | ||||
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