■スポンサードリンク
蘇るスナイパー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
蘇るスナイパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書は、ベトナム戦争帰還兵でスナイパーのボブ・リー・スワガーを主人公とするシリーズ第六作です。長く続いているシリーズは通して読んでいないと、登場人物の関係が分からなかったり、知らない人物の近況などが入っていて疎外感を感じることがままあります。本シリーズもシリーズの全体像に縛られ、近年精彩を欠いていました。しかし、本作に関してはこのような懸念はありません。従来の脇役は最小限に抑えられ、今までシリーズを読んだことのない読者が読んでも断然面白い冒険アクションに仕上がっています。そして、主人公の人物像が本作の骨格を支えています。殺人の技に長けた元兵士の彼はチームを持たず単独でなぞに挑みます。また友を決して見捨てない意志を貫きます。この人物像は一部武術家を思わせ、本国ではエキセントリックな魅力になり、日本ではどこなく親しみを覚えてしまいます。本作はこのキャラがプロットにぴったり収まっています。ファンとしてはシリーズを知らない読者にぜひ読んでいただきたい作品です。シリーズを紐解けとはいうつもりは毛頭ありません。もしお気に召しましたら、本シリーズ第一作の極大射程〈上巻〉 (新潮文庫)を紐解くだけで十分シリーズの醍醐味を味わうことが可能でしょう。【追記】最後の〈解説〉に映像化するならスワガーは、ニック・ノルティが最適とありましたが、私ならもう少し知的なラッセル・クロウですね。皆さんはいかがでしょう? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ボブ・リー・スワガー、いまだ衰えず。近年、不調気味だった作者のS・ハンターが、これほどの大仕事をやってのけるとは、いい意味での誤算。次作の【DEAD ZERO】にも、大いに期待しようではないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
非常に精密な狙撃により次々と殺害される被害者。ニック・メンフィスを筆頭とする捜査チームは完璧な証拠から、過去の有名スナイパーが犯人と断定しその逮捕に向かうが・・・。と言う上巻。「四十七人目の男」「黄昏の狙撃手」と2作連続あまり面白くなったので、今回は期待が大きい。今回はスナイパーvsスナイパーの戦い、つまりボブの真骨頂が描かれた作品。上巻は、衝撃的な事件の後ボブがその案件に係っていく過程が主な内容なので概ね静かに進むが激しい銃撃戦も用意されており下巻に向けて期待が高まる。今回こそブラックライトの様な冴えたボブも見てみたいです。2010年12月には次回作「Dead Zero」がアメリカで刊行される様なので、その翻訳も待っています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!