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蘇るスナイパー
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蘇るスナイパーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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本作は私が読むSwaggerシリーズの二冊目です.一冊目は第一作の『Point of Impact』でした.どちらも英語で読んだのですが,第一作は読みやすい英語で一気読みでした.しかし本作は私の知らないJargon,Slang,Acronym,固有名詞が大量に出てきて,しかもこれらの多くはKindleに付属の英和辞典はもとより,他の辞書にも出て居ないのです.そこで翻訳を買ひました.訳者なら詳しく調べて居るであらうと思ったからです.この期待はそれほど外れて居らず,随分助かりました.しかし,原文と翻訳を読み比べてみて,翻訳には多くの誤りがあることに気が付きました.うっかりミスと思はれるものも多いのですが,それ以上に訳者の無知あるいは実力不足によると思はれる間違ひも多数あります.少し例を挙げますと,訳書の下巻P69(以下出てくるページ数はすべて下巻のものです)に「数通のメッセージ」,「ほんの数通でして」などの譯があり,これらは「quite a few]を「少数」と言ふ意味に解釈したための間違ひです.似たやうな間違ひですが,P135,「わずかなチャンスも逃さなかった」は「He left little to chance 」の譯ですが,これは「運まかせにすることはほとんどなかった」と言ふ意味です. もう少し挙げますと,P146,「he gets his member heavy with blood」を「どっぷりと血にまみれさすことを好む」などとして居ますが,「一物が充血して重くなる」といふ意味でせう.P165,「ブルーギルと化して」とありますが,ブルーギルなどと言ふ魚の名前は出てきません.単に「gills」とあるだけで,ここは「鰓でも生えて」といふことです.P43,「下っ端の地位であるに過ぎない」は「place」を地位と解釈したのですが,「Yet for an empire it was a seedy place」は帝国にしてはみすぼらしい場所(建物)だったといふことです.P168,「彼ら三本肢かも,もしかしたら四本肢だったりして」,とは奇怪な譯です.「alien」と言ふ単語にとらはれたのでせうが,(記者たちの人垣が)「三重になった,もしかしたら四重かも」と言って居るのだと思ひます.きりがないのでこの辺でやめておきますが,プロの翻訳家としてはお粗末な間違ひが多すぎます.ただ,話の筋が違ってしまふやうな重大な誤訳や間違ひはないやうです. | ||||
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子供の時に憧れた、カウボーイ映画のヒーロー、まさに流離いのガンマンの様なスナイパーでした。 銃器についての細かな記述に、今一つついて行けません。 | ||||
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スワガーはいい。悪くはないが、絶対にしなないスーパーマン的な感じがする。これは読者が悪いのか?w | ||||
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スワガーはいい。悪くはないが、絶対にしなないスーパーマン的な感じがする。これは読者が悪いのか?w | ||||
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スワガーものは大好きですが、翻訳どうなってるの?と思うところが多いです。 やたらと連発される「ウー」もあれですが、文中に出てくる「パンサー戦車大隊」ってなんですか? WW2に参戦していた親父さんならともかく(父のアールも太平洋戦線ですが)、「極大射程」のクライマックスシーンに登場する「パンサー大隊」のことも知らずに翻訳してるのが丸わかりで萎えました。 | ||||
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敵が弱すぎてまぬけすぎるというご都合主義の難点はあるものの、 とりあえず老境に達したボブ・リー・スワガーが、ちょっと頑張って活躍する本作。 コンピュータ搭載の「iSniper」が、ボブの本当の敵というところなのだろうが、 (なんでもかんでもコンピュータだからって「i」つけりゃいいってもんじゃないよ!) それをも上まわるボブの類まれな射撃能力!ちょっとだけ痺れます。 なんだかなぁ「蘇れ!スナイパー」と思って読み進めたのは、きっと私だけではあるまい。 まぁ、ちょっと頑張ったかな。 | ||||
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そんなことはないと思いますが、ゴルゴ13に似たような話があったような気がします。複雑過ぎると結局ご都合なオチになってしまうのでシンプルで力強いストーリーを期待したいです。 | ||||
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内容は面白いと思うが、もう少し短いほうが全体が締まってよかったかなぁ。 それにしても訳、変。 学生のアルバイトにでもやらせたのだろうか?? | ||||
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人気シリーズ、伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガー・シリーズ。 ファンにはたまらない銃器に関する蘊蓄はあいかわらず健在。 しかし、どうだろう、エンタテイメントとしては一気に読ませるが、 本作品、まず長すぎる。上・下2巻これほど引張らなくてもよいのではないか。 それに「これでもか」とストーリーを盛り込み過ぎ。 ここまでサービスさせられると逆に「いくらなんでも…」としらけてくる。 特にラスト。あまりにも出来過ぎの設定。 おまけに訳文が柔らかすぎる。もっと筋肉質の締まった訳でないとストーリーが生きてきません。 たびたび登場人物が「アウー」っていうけど、そんな言葉まで訳さなくていいです。 ちょっと、今後に期待できそうにありません。残念ながら。 | ||||
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前2作で惨憺たる有様だったボブが銃の世界に帰って来たことは素直に喜びたいし、 過去のシリーズで登場した懐かしいキャラクターたちも顔を出すなど、ファンとしてうれしい要素も多いんだけど…。 でも、作品そのものはやっぱり凡作かな? その原因は、一つには、作品中の謎解き(真犯人は誰だ?)をボブにやらせてることにあると思う。 ライフルを握ったときのスーパースナイパーぶりこそがボブの魅力なのに、 FBIが総力を挙げても解明できない隠された真実を、ボブが単独捜査であまりにも都合よく暴いていくもんだから、 ボブのキャラクター全体がうそ臭くなってしまって、かえって彼の魅力を損なっているように感じちゃうんだよね。 それ以上に、本作で最悪なのは敵役のキャラクター。 ヒーローがヒーローとして輝くためには、何よりもまず魅力的な悪役、主人公に匹敵するくらいの強力なライバルが不可欠なのに、 本作の敵ときたら、殺しの実行役たる傭兵も、その背後の黒幕も、揃いも揃って大マヌケ。 突っ込みどころ満載かつ意味不明の行動連発で、これじゃボブが敵を倒したというより、敵が勝手に自滅したみたいなもんだよ。 いろいろ文句は多いけど、それでもやっぱりガンファイトシーンではワクワクした…から星3つ。 シリーズをずっと愛読しているボブ・リー・スワガーファンなら「それなりに」楽しめる作品だとは思う。 ただ、ボブが敵と撃ち合うシーンしか魅力がないとなると、これ以上このシリーズを続けられても悲しくなるような気がするのは私だけ? | ||||
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主人公(作者とほぼ同い年)は困難な壁に行き当たる度に<もう歳だし(62歳)、もう無理>と呟く、すると信じられない都合の良い幸運が舞い降りて、次の扉を開いてくれる。いくらスワガーでもこりゃちょっと...と違和感を覚えながらも、まァ、主人公と同年齢の作者が、年齢から見て、これくらいの適当な幸運がないと本篇維持は難しいわナ、と考えたに違いないと、その辺りには 「さらば、カタロニア戦線」 からの付き合いの<よしみ>で、作者に同情的に目をつむり上巻を読了。だが、下巻93ページ辺りからは、完全に<あ〜またやってしまったか>と落胆を覚えずには居られなくなってしまった。と言うか、都合の良い筋運びが<痛くて>読んではおられん、と言う感じか...戦地では300名を殺害、つい最近も何の恨みも無い同じスナイパー仲間を含む5名を躊躇なく殺害した超弩級の殺人鬼のはずの犯人が、62歳の主人公に本拠に易々と侵入を許し、せっかく捕まえたのに、雇い主に頼まれもしないのに、情報を引き出すとして、主人公を生き延びさせあげく楽々脱出されて、逆に<お前らみんな狩ってやる>と脅される始末。その前に、犯人の雇い主は、なんでせっかく回収した”お宝”をこんな(実行犯が)簡単に閲覧できる所に隠そうとしたのか、私の頭は???だらけに陥ってしまった。家族とか無くしたくない物は主人公側に多いわけで、そっち側から手を回すとかの策も思いつかず急に頭の回らなくなった犯人は逃がしたことを悔しがるでもなく<スナイパー対決だ>とか息巻くが、結末は予想通り。最後の決戦は何時もの様に楽しい時間なのだが、そこにいたるアプローチにもっと整合性のある話を構築できないのが、いつものハンターと言うことか...後書きにベストとあるが、初期のシリーズ(『狩りのとき』ぐらいまで)と比べるべくも無いと思うのだが...まったくの余談だが、コナリーのボッシュも61歳、ウインズロウのフランキーも60歳以上、若い世代の本離れが進んで、比較的読書量が多いかもしれない(?)同年齢層をターゲットとした都合もなにもシルバー世代に合わせた<シルバーアクッション>が今後の一傾向となるのか? | ||||
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