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魔物



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魔物の評価: 3.52/5点 レビュー 29件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.52pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 1~20 1/2ページ
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No.29:
(4pt)

早くて綺麗!

納期が早く、本も綺麗だった。
大変満足!
魔物 上 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 上 新装版 (角川文庫)より
4041079470
No.28:
(3pt)

早く綺麗!

納期が早く、本も綺麗だった。
大変満足!
魔物 下 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 下 新装版 (角川文庫)より
4041079489
No.27:
(5pt)

良い諸説

大沢先生の作品は面白い
魔物 上 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 上 新装版 (角川文庫)より
4041079470
No.26:
(5pt)

良い作品

大沢先生の作品はおもしろい
魔物 下 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 下 新装版 (角川文庫)より
4041079489
No.25:
(3pt)

テンポが良い。

大沢在昌さんの小説です。
大沢さんらしく、人間関係ネタがベースになっている小説でしたね。
過去を抱えた主人公も、大沢さんらしいなぁ、なんて思いました。
なんというか、大沢在昌さんの小説って、どこかしらバブル臭というか、80年代臭がするような気がするのですが、これは気のせいでしょうか。
とはいっても、この小説は、かなりオカルト入ってる感じがしまして、これはこれでなかなか面白いですね。
暇つぶしのエンタメとしては良いです。

主人公は麻薬取締官(いわゆる「麻取」)の大塚。
北海道が管轄で、ロシアから密輸される麻薬取り締まりのため、北領組をマークしているが、
そこに、ロックマンといわれるロシア人があらわれる。
そのロックマン、いくら銃弾をあびせても、死なないし、出血すらしない。
目の前で同僚を殺された大塚は、ロックマンの捜査をおこなっていくにつれて、
ロシアからもたらされたイコンが原因らしいと判明する。
親しくなったロシア女ジャンナから情報を得て、どうやらそのイコンに描かれたカシアンが取り憑くと、ロックマンのような特異体質になってしまうらしいことがわかる。
ロックマンに取り憑いたカシアンは、次に高森に取り憑く。
はたして、カシアンを封じ込めることができるのか…?

とりあえず、都合良く話はすすむし、いろいろツッコミ所があるような気がしますが、
なんか、雑だなぁ、と思わないではないところもあるのですが、まあ、しょうがないでしょうねぇ。

でも、次から次へと話が進んでいく、テンポの良さを楽しめる小説です。
魔物 上 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 上 新装版 (角川文庫)より
4041079470
No.24:
(3pt)

強引?

カシアンが取り憑いた高森が、ヤクザの小田切を狙っているということで、大塚は高森と対決するものの、
高森は小田切を襲って、そこで死ぬ直前に、飯田という別の悪人の取り憑く。
その飯田は、主人公の大塚の昔の知り合いで、かなりのワル。
最後、大塚は飯田と対決し、カシアンに魅入られて、憑依されそうになるが…。

とりあえず、熱苦しいハードボイルドっぽい展開というか、
麻薬取締官の大塚にココロを開かない刑事と殴りあいの喧嘩の後に、お互いに情報交換したりして、
「喧嘩して仲良くなる男の友情」とか描いてみたり、
大塚とジャンナができてしまって、「死なないで!」とか言われる大塚だとか、
臭すぎる展開があります。こういうところが、なんか「ふるくせー」っていうか、陳腐というか…。
ちなみに、カシアンがとりついた飯田ってのも、大塚との関係があって、そういう伏線が、すでに上巻に張られていたのですが、その伏線回収がいささか強引のような気がしないでもないのですが、
大沢さんの小説だからなぁ。

とりあえず、次から次へと憑依していくというアイディアは、なかなか面白いですね。
さらに、銃で撃たれても死なない設定とか、バイオレンス場面とか、なかなか面白くて、いかにも映画化しそうな感じでした。
そこは面白かったです。

ただ、「神とは」とかいう話がでてきたりするのですが、いささか薄っぺらい話になっちゃっているような気がするのですが、
うーん、どうなんでしょう。

とりあえず、暇つぶしには良いと思います。
魔物 下 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 下 新装版 (角川文庫)より
4041079489
No.23:
(3pt)

神が存在しないことを証明することができるのか?

上巻をよんで 大沢在昌というのは、
どちらかといえば、高校生っぽい論議が好きなんだね。
少年のころ 好きだった少女が なぶり殺しに会った。
そのときに なんら 助けることができなかった。
その少女を 強姦し 殺した オトコを 憎いとおもう。
世の中には 悪人がいる とおもう。
地獄に送ってやりたいとまでさえ思い、それが支えとなっている。
ジャンナは 今生きていることが『地獄』なんだといって、慰める。
性悪説を 展開している。
もうひとつは 神を信じない ということを
説明しようとしていることだ。
神がいない根拠探し いない理由探し をする。
無神論者 というものの 存在。
そして 神は なぜ不公平を そのままにしているのか?
ふーむ。
なぜか そういう論議が 若いなぁ とさえ思ってしまう。
魔物(上)Amazon書評・レビュー:魔物(上)より
4041671299
No.22:
(3pt)

最後までは一応読みました (下巻込み評価です)

この長さを支えれるほどのプロットではなかったような気がしますね。上巻はまだ展開が良くて人物描写もなかなかで「これからどうなるんだろう?」という期待感がありますが…
下巻になると間延びした話にかなりの気だるさを感じます。
もう少しスピード感があれば色々な不満点は解消ではなくごまかせたのでは?と思います。読み終わった後のファンタジー小説と刑事小説の縫い目の部分が気になるとかそういう不満点はおそらく展開のタルさからくるものかな。
この半分の長さに詰め込めばおそらく良かったんじゃないかな?
魔物(下)Amazon書評・レビュー:魔物(下)より
4041671280
No.21:
(3pt)

イコンパワーが炸裂する。

イコン パワーが 炸裂する。
撃たれても、びくともせず 血も流れない。
人を天井にぶつけて 殺してしまう。
風とともに 瞬時に現れる。
その根源が 憎悪。
憎悪が強いほど 乗り移っていく。
想像力が暴力的にほとばしる。
しかし、イコンからというのが、
物語の不安定性を 作っている。
魔物 下 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 下 新装版 (角川文庫)より
4041079489
No.20:
(5pt)

私は凄く好きです。

ちょっと好みが分かれそうだな、とは思いましたが、私は好きですね!
ホラー系のテーマを、ブレずに徹底的に自分のやり方で処理してるところが非常に面白い。
祟りだ呪いだ、というより「新種のドラッグでやられてる」と言う方が通りがいい、聞く方も即座に理解してくれる、というのは凄い説得力でした。
この話に出てくる「魔物」も丁寧にプロフィールだけみると相当おそろしい代物だと思うのですが、「でも、やっぱり人間の方が酷いし怖いしろくでもない」という筋立てに感じましたね。
しかも、それでもなお、人間そのものに対する絶望はない。この話には出てきませんが鮫島に代表されるように、損得を超え生死を越えて自分自身の正義を貫く人間の美学が、作品全体に漂っています。
秀作と思います。
魔物 上 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 上 新装版 (角川文庫)より
4041079470
No.19:
(5pt)

白状します

種明かしなので自分が二次元に求めていた作品内容ってどういうものかを打ち明けます
「性行為から始まる家族生活ってなんかださいよね、あんなの楽しめる奴の気が知れないよ」
こういうのが表現された作品を求めていたんです
まさかこれが「普通の人間の楽しみ」などとは夢にも思っていなかったんです
そして「町作り」と「悪の動植物との戦い」に「特化」した作品内容を二次元に求めていたんです
そうすることで「町作りのやり方」と「悪の動植物との戦いのやり方」を「履修」するのを二次元に求めていたんです
正直な話「性行為のやり方の履修」など自分には必要ないんです
こちらが欲しいのは「町作りのやり方」と「悪の動植物との戦いのやり方」なんです
こういうのって学校では教えてくれないんですよ、それもあって二次元にこれらを求めていただけの話なんです
つまり「町作りのやり方」と「悪の動植物との戦いのやり方」に「特化」するを目指すと
ヒトラーと二次元業界と学校にとって困ることがあることを意味している
更に言うと作家達にとって困る内容だから、作家達は裏設定がわかる受けてを「警戒」しているのである
言い換えればこれが起きることをヒトラーも「恐れていた」のもわかるんです
だからこそヒトラーは遺書で種明かしをしなかったことを意味している
それ何かの手がかりは「性行為を軽視する」が起きるのを嫌がっていることである
言い換えれば「性行為を軽視するが通用する可能性」をテレビゲームに求めることを嫌がってたことを意味している
それ何かの手がかりは「出版社は性行為ありきの付き合いに理解を示していない」と
「22世紀世界を絶望の象徴と扱っている」と
「歴史の真実を二宮尊徳は解き明かしたを学校と為政者と作家は伏せている」の3点である
「出版社」つまりは「奴隷一族が経営する会社」は性行為ありきの付き合いに理解を示していない企業を意味している
「歴史の真実を二宮尊徳は解き明かした」とは「学者より農民の方が優れている」を意味している
そしてこれらと「22世紀世界は絶望の象徴」との結び付きから導き出される答えは1つ
自分がテレビゲームに求めていたものは「エキスパート奴隷養成装置」及び「エキスパート農民養成装置」であり
「22世紀世界は絶望の象徴」の真相は「奴隷と農民が政治の中枢を担う世界」だということが判明するのである
言い換えれば「奴隷と農民の言うことの方が正しい」がまかり通る世界であり
「町作り」も「悪の動植物との戦い」も「奴隷と農民の領分」だということが判明するのである
つまり「エリート職は奴隷と農民」という概念がまかり通るのを
作家と為政者と二次元業界と学校とヒトラーは「恐れていた」のである
言い替えれば自分は「エキスパート奴隷」及び「エキスパート農民」を目指しているのである
先述の通り奴隷も農民も「性行為を軽視する職業」である
そう人々が奴隷と農民を見下していた真相は「性行為を軽視する」を奴隷と農民は選んでいたからである
だから「性行為を軽視する」自分にとっての奴隷と農民は「エリートの鑑」そのものなんです
言い換えれば「性行為を軽視する」を選ぶことをヒトラーも二次元業界も学校も作家も為政者もできなかったのである
言い替えれば「性行為を軽視する」を選んだ人が周囲にいなかったため、自分は周囲と上手くいかなかっただけの話でもある
こちらの言い分は全部白状しました、だから「性行為を軽視しない方法」って何なのかを種明かしすることで
「性行為から始まる家族生活」を「おしまい」にして
「奴隷と農民が政治の中枢を担う世界」である「22世紀世界」を「はじまり」にしてください
お願いします
魔物(下)Amazon書評・レビュー:魔物(下)より
4041671280
No.18:
(4pt)

イコンを題材にした娯楽性の高い作品

ロシアのイコンの描かれた魔性の聖人カシアン、憎しみの心を持った人間に移り住むというこの聖人がロシアの暗殺者や日本のやくざに移り住むという物語だ。荒唐無稽ともいえる設定ではあるが、そこはハードボイルドものの第一人者である大沢、きちっと面白い一流のエンターテインメントに仕上げている。主人公の麻薬捜査取締役官の大塚が中学校時代に思いを寄せていた咲子を嬲り殺した飯田を忘れられない。この大塚の一生の方向を決めたワルである飯田との再会がこのカシアンを通じてなされるという筋だ。「新宿鮫」シリーズよりはずっと娯楽性が高くはなっているが、それなりに楽しめる。
魔物 上 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 上 新装版 (角川文庫)より
4041079470
No.17:
(4pt)

まあまあ、面白い

新宿鮫の大ファンですが、それと比べちゃうと、少し物足りない。
魔物 下 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 下 新装版 (角川文庫)より
4041079489
No.16:
(4pt)

とても良い

新宿鮫の大ファンですが、それと比べちゃうと、少し物足りない。
魔物(下)Amazon書評・レビュー:魔物(下)より
4041671280
No.15:
(5pt)

ラストが良い 

ドラマでもアニメでも小説でもご都合主義的に「キセキ」が使われる昨今の作品は多いが、この作品はラストまでそれが無い。イコンの魔物の事を知る主人公が仲間からも初めは本気で取り合って貰えないなか、刑事やヤクザがだんだん主人公の言う事を信じるようになっていくが、魔物は宿主が死ぬ前に近くの人間に乗り移る。都合良くキセキは起こらずわかりあったいろいろな立場の人間が死んでいく。そしてあのラスト、主人公が魔物に乗り移られる前にトカレフで己の頭を撃つ、だが拳銃は不発で魔物はイコンに戻り主人公は生き残る。それまでのストーリーが悲惨なため、ラストにだけご都合主義的な展開があると効果があるし物語も盛り上がる。
魔物(上)Amazon書評・レビュー:魔物(上)より
4041671299
No.14:
(3pt)

おやおや

大沢在昌の作品は「ハードボイルド」作品が主である。
だがその中には「やくざ・マフィアもの」のほかに「ファンタジー色がある作品」もあるのだ。
この作品は後者である。
魔物という突拍子も無い(現実感のない)話の展開が続くので
そこに入り込めない人にとっては苦痛かも入れない。
ちょっとリアルなファンタジー物として受け入れて読む必要がある。

そしてこの作品も大沢作品の基本的な流れに漏れずにラストにたたみかけ、かつラストがどこかあっけない。
散々前フリはされているのだが、実際に読むと満足はいかない。
これならば無理にハッピーエンド風にする必要はなかったような気もする。
魔物 下 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 下 新装版 (角川文庫)より
4041079489
No.13:
(4pt)

どうでしょう?

鮫島から大沢さんの作品にハマり、書店に並んでたのでひとまず上巻だけ購入
まだ下巻を読んでないので真相は分かりませんがSF的なのかな?って感じです、悪人が取り憑かれて事件起こしてそれを麻取等が追っていく流れ?です。
その幽霊的なのがあまり好ましくなかったです。しかし新宿鮫シリーズ同じく魅力的な登場人物や文章は良かったです。

読んで損は無いかと

魔物(上)Amazon書評・レビュー:魔物(上)より
4041671299
No.12:
(1pt)

愚作なのか。。。

鮫島物がなかなか出ないので買ってみましたが。。。やはりこの設定で文庫2冊引っ張るのは無理があります。せっかく買ったので一応読みましたという感じ^^オチも見えてたし。。。契約か何かしがらみがあって書き下ろしを出さないとダメだったんですかね。。。ちょいとガッカリです。他の皆さんはどうなんでしょうか? 
魔物(上)Amazon書評・レビュー:魔物(上)より
4041671299
No.11:
(5pt)

魔物についての解釈を履き違えないように

どうもレビューを見ていると履き違えていると人が多いようなので注意までに。 作者の言うところの魔物とは得体の知れない妖怪などではなく人間そのものであるということだ。この地球上で最も恐ろしい存在は人間だと誰もが分かっているようでいて実は本当に理解している人は少ない。 他の動植物からすれば人間という存在自体が「魔物」なのだ。もちろんヒトにとっても。 ヒト以上に恐ろしいモノなどこの世には存在しない。 人間が真に倒滅しなければならないのはカシアン-魔物-に好まれる唯一の動物、すなわち人間自身なのである
魔物 (上) (カドカワ・エンタテインメント)Amazon書評・レビュー:魔物 (上) (カドカワ・エンタテインメント)より
4047881996
No.10:
(4pt)

二重の意味で、この物語には「魔物」がいます?

上下巻まとめて、です。

ロシアから手違いで運ばれた「イコン」に住む魔物。
魔物は、邪悪な人々に取り付き、超人的な殺戮を。
それを追う麻薬取締官の主人公と、偶然知り合ったロシアの美女。
舞台は、北海道から東京へ・・・・。
魔物を捕まえることはできるのか?
主人公は、自分の過去とどう立ち向かうのか?
という話です。

ストーリーも単純(次々ヒトに取り付く魔物を追う)、
登場人物も単純(過去を持つ主人公、恋人となる美女、不良刑事、やくざ・・・)、
魔物などの描写もありふれたもの、「あっと驚く展開」もないし、
どちらかというと、ステレオタイプな話で、どこにでも、ありそうな・・・。

けど、面白い。何が、どこが面白いか、わからなかったですが、面白かったです。
登場人物のバランス?描写の割合?それとも生理的なもの?読み手との相性??
よく分かりません。
この物語には「なにか(魔物?)ついてる」かぁ?

止まらなくなり、夜なべして、読みきってしまいました。

物語というものは、不思議なものだな、、とツクヅク感じ入りました。。
魔物 上 新装版 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:魔物 上 新装版 (角川文庫)より
4041079470

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