ダブル・トラップ
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加賀哲。 ある都市の高級レストラン プリオールのオーナー。 仕事は順調だったが、 妻を交通事故で失った。 そこに、昔の仕事仲間 牧野から 生命の危険を感じるようなメッセージが届いた。 牧野は 電子工学製品を作る会社を企業化し、 経営も 順調だった。 牧野の開発した新製品が 重要な価値をもっていた。 加賀も牧野も 政府の情報機関で働いていたのだ。 現在は そうやって 幕開けをした。 そして、過去の 加賀と牧野は 危険な仕事で、 得体の知らない組織の ワナ にはめられたのだった。 裏切り者として 扱われた。 その事件の中で、実際には 加賀の妻をみつけたのだった。 現在の つづきで 加賀は 過去の物語を ひもといていく中で、 得体の知れない組織の 存在とその上司を 明らかにすることが できたのだ。 物語の構成はおもしろいね。 競争が必要だ というルールが、 この物語の スタンダードな 基本となる。 なぜ、雪が 加賀に 来ないでくれといったのか が、よくわからないな。 来てほしいというべきだろうに。 | ||||
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謎かけのような部分が多く、文章が読み進めない。流して読めばいいのでしょうが、なんで?と思いながら読んでいたので、どうにも納得がいかない感ぢ登場人物の誰もを不明確にしないでくれるともう少しわかりやすかったのかも。 | ||||
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1984年に刊行された大沢在昌さんの処女長編作品です。 新宿鮫シリーズから読み始めた人たちが多いと思いますが、この作品はまだ初期の作品のためか、比較すると文章があっさりとしているような気がします。 それが逆にハードボイルドの深さを演出しているようにも思えます。 日本政府の諜報機関、松宮貿易。 日本では最高であり、少数精鋭の諜報機関に「汚染」が始まります。 汚染とは内部に二重スパイがいるということ。 主人公の加賀は罠にはまり、二重スパイとして疑われ、組織から排除されます。 5年後、同じように排除された同僚牧野から救援を意味するカセットテープが届き、第二幕がスタート。 自分の潔白を証明するために動き出した加賀が最後に突き止めた本当の二重スパイとは・・・。 大沢在昌ファン、必読の一冊です。 | ||||
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まだ大沢在昌氏が大ヒットする前の若りし頃、「初版作家」なんて批判されていた時に 初の長編として書かれた本作。 年季を経てからの作品と比較すると物足りない部分・描写も有るが、 テンポの良さ、スリリングさ、何処かこ洒落た雰囲気と、後の礎となる部分も十二分に見受けられる。 ハードボイルド小説を読んでみたいけど、ちょっとなぁ…と尻込みしている人には是非手にとってもらいたい。 | ||||
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大沢さんと言えば新宿鮫シリーズですが、私はアルバイト探偵や、らんぼうといった作品の方が好きです。そのなかでも、このダブルトラップは最初から「二重の罠」と答えが出ているにも関わらず最後まで誰が黒幕か、誰が仕掛け人なのか、気になって気になって、一気に読んでしまいました。 初稿は1985年と古い作品ですが、今でも十分楽しめる一冊です。ボリュームも中篇程度で、サラッと読める点もグット。 | ||||
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