悪人海岸探偵局
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大沢先生の代表作と言えば、新宿鮫。 先生が自虐的に言う永久初版作家を脱したのは、新宿鮫のことだろうと勝手に思っていたが、 じつはこの作品が、初の増刷作品だそうだ。 ハードボイルドを軽く砕いたら、大人がハマるファンタジーができましたって1品かも。 携帯電話もろくにない時代、自称垢抜けて(本人はそう思ってる、いや先生の当時のセンス?)、 それが逆にどこか野暮ったく感じる主人公の探偵が、 Bad Guy Beach =(これ、どこなんだろう。神奈川の湘南とか、千葉の鴨川のどこかかなあ?)を舞台に 繰り広げる探偵冒険活劇だ。 なんだかもう、アニメっぽいというか、ヤング向けコミックっぽいというか、ニヤニヤしながら最後まで読めてしまいます。 台詞回しもキザすぎておしりがムズムズしますが、読んでいるうちにそれが癖になります。 ラストの少女の人形探しは、締めにふさわしくうるっと来ました。最後で泣ける。 あー、ここから新宿鮫につながっていきそうな大沢先生の片鱗が垣間見えるラストでしたね。 いまの大沢先生にまたこの木須志郎が歳を重ねたあとの、いまの連作を続けてほしいなあと思いました。 新宿鮫もそうだけど、 やっぱり昔の大沢先生の作品は勢いがあるとあらためて感じた1作でもありました。 ちなみにこれ映画化されていたそうです。主演が哀川翔だそうだけど、まったく木須志郎とはかけ離れていて、 それはそれでびっくりだけど、見てみたい気もしましたw | ||||
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綺麗な商品で発送も わりとすぐでした。 また何かあれば利用したい と思います。 | ||||
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女にモテて、決して自分の信条を崩さない。それでいて情にはからきしもろい。 生き様がハードボイルド理想像そのまんまの主人公。 一時が万事格好つけで、しかしそれが決して嫌味にはなっていない。 まさにスカッとするために書かれた物語、といっても過言ではないでしょう。 そもそも主人公のモットーからして、 「気に入った女の子には熱いオンリップのキッスを、気に入らねえ野郎には固いオングランドのキッスを」 といった調子です。 そんな男が諸々の事件解決に挑むのです。面白くないわけがありません。 世相、時代、連載雑誌の雰囲気を感じさせる面もあるものの、それでも読後感は素晴らしい。 退屈な時間を痛快劇で埋めてみたい、と言う人にはぴったりの作品だと思います。 | ||||
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