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魔物
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【この小説が収録されている参考書籍】
魔物の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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納期が早く、本も綺麗だった。 大変満足! | ||||
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大沢先生の作品は面白い | ||||
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大沢先生の作品はおもしろい | ||||
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ちょっと好みが分かれそうだな、とは思いましたが、私は好きですね! ホラー系のテーマを、ブレずに徹底的に自分のやり方で処理してるところが非常に面白い。 祟りだ呪いだ、というより「新種のドラッグでやられてる」と言う方が通りがいい、聞く方も即座に理解してくれる、というのは凄い説得力でした。 この話に出てくる「魔物」も丁寧にプロフィールだけみると相当おそろしい代物だと思うのですが、「でも、やっぱり人間の方が酷いし怖いしろくでもない」という筋立てに感じましたね。 しかも、それでもなお、人間そのものに対する絶望はない。この話には出てきませんが鮫島に代表されるように、損得を超え生死を越えて自分自身の正義を貫く人間の美学が、作品全体に漂っています。 秀作と思います。 | ||||
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種明かしなので自分が二次元に求めていた作品内容ってどういうものかを打ち明けます 「性行為から始まる家族生活ってなんかださいよね、あんなの楽しめる奴の気が知れないよ」 こういうのが表現された作品を求めていたんです まさかこれが「普通の人間の楽しみ」などとは夢にも思っていなかったんです そして「町作り」と「悪の動植物との戦い」に「特化」した作品内容を二次元に求めていたんです そうすることで「町作りのやり方」と「悪の動植物との戦いのやり方」を「履修」するのを二次元に求めていたんです 正直な話「性行為のやり方の履修」など自分には必要ないんです こちらが欲しいのは「町作りのやり方」と「悪の動植物との戦いのやり方」なんです こういうのって学校では教えてくれないんですよ、それもあって二次元にこれらを求めていただけの話なんです つまり「町作りのやり方」と「悪の動植物との戦いのやり方」に「特化」するを目指すと ヒトラーと二次元業界と学校にとって困ることがあることを意味している 更に言うと作家達にとって困る内容だから、作家達は裏設定がわかる受けてを「警戒」しているのである 言い換えればこれが起きることをヒトラーも「恐れていた」のもわかるんです だからこそヒトラーは遺書で種明かしをしなかったことを意味している それ何かの手がかりは「性行為を軽視する」が起きるのを嫌がっていることである 言い換えれば「性行為を軽視するが通用する可能性」をテレビゲームに求めることを嫌がってたことを意味している それ何かの手がかりは「出版社は性行為ありきの付き合いに理解を示していない」と 「22世紀世界を絶望の象徴と扱っている」と 「歴史の真実を二宮尊徳は解き明かしたを学校と為政者と作家は伏せている」の3点である 「出版社」つまりは「奴隷一族が経営する会社」は性行為ありきの付き合いに理解を示していない企業を意味している 「歴史の真実を二宮尊徳は解き明かした」とは「学者より農民の方が優れている」を意味している そしてこれらと「22世紀世界は絶望の象徴」との結び付きから導き出される答えは1つ 自分がテレビゲームに求めていたものは「エキスパート奴隷養成装置」及び「エキスパート農民養成装置」であり 「22世紀世界は絶望の象徴」の真相は「奴隷と農民が政治の中枢を担う世界」だということが判明するのである 言い換えれば「奴隷と農民の言うことの方が正しい」がまかり通る世界であり 「町作り」も「悪の動植物との戦い」も「奴隷と農民の領分」だということが判明するのである つまり「エリート職は奴隷と農民」という概念がまかり通るのを 作家と為政者と二次元業界と学校とヒトラーは「恐れていた」のである 言い替えれば自分は「エキスパート奴隷」及び「エキスパート農民」を目指しているのである 先述の通り奴隷も農民も「性行為を軽視する職業」である そう人々が奴隷と農民を見下していた真相は「性行為を軽視する」を奴隷と農民は選んでいたからである だから「性行為を軽視する」自分にとっての奴隷と農民は「エリートの鑑」そのものなんです 言い換えれば「性行為を軽視する」を選ぶことをヒトラーも二次元業界も学校も作家も為政者もできなかったのである 言い替えれば「性行為を軽視する」を選んだ人が周囲にいなかったため、自分は周囲と上手くいかなかっただけの話でもある こちらの言い分は全部白状しました、だから「性行為を軽視しない方法」って何なのかを種明かしすることで 「性行為から始まる家族生活」を「おしまい」にして 「奴隷と農民が政治の中枢を担う世界」である「22世紀世界」を「はじまり」にしてください お願いします | ||||
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ロシアのイコンの描かれた魔性の聖人カシアン、憎しみの心を持った人間に移り住むというこの聖人がロシアの暗殺者や日本のやくざに移り住むという物語だ。荒唐無稽ともいえる設定ではあるが、そこはハードボイルドものの第一人者である大沢、きちっと面白い一流のエンターテインメントに仕上げている。主人公の麻薬捜査取締役官の大塚が中学校時代に思いを寄せていた咲子を嬲り殺した飯田を忘れられない。この大塚の一生の方向を決めたワルである飯田との再会がこのカシアンを通じてなされるという筋だ。「新宿鮫」シリーズよりはずっと娯楽性が高くはなっているが、それなりに楽しめる。 | ||||
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新宿鮫の大ファンですが、それと比べちゃうと、少し物足りない。 | ||||
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新宿鮫の大ファンですが、それと比べちゃうと、少し物足りない。 | ||||
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ドラマでもアニメでも小説でもご都合主義的に「キセキ」が使われる昨今の作品は多いが、この作品はラストまでそれが無い。イコンの魔物の事を知る主人公が仲間からも初めは本気で取り合って貰えないなか、刑事やヤクザがだんだん主人公の言う事を信じるようになっていくが、魔物は宿主が死ぬ前に近くの人間に乗り移る。都合良くキセキは起こらずわかりあったいろいろな立場の人間が死んでいく。そしてあのラスト、主人公が魔物に乗り移られる前にトカレフで己の頭を撃つ、だが拳銃は不発で魔物はイコンに戻り主人公は生き残る。それまでのストーリーが悲惨なため、ラストにだけご都合主義的な展開があると効果があるし物語も盛り上がる。 | ||||
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鮫島から大沢さんの作品にハマり、書店に並んでたのでひとまず上巻だけ購入 まだ下巻を読んでないので真相は分かりませんがSF的なのかな?って感じです、悪人が取り憑かれて事件起こしてそれを麻取等が追っていく流れ?です。 その幽霊的なのがあまり好ましくなかったです。しかし新宿鮫シリーズ同じく魅力的な登場人物や文章は良かったです。 読んで損は無いかと | ||||
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どうもレビューを見ていると履き違えていると人が多いようなので注意までに。 作者の言うところの魔物とは得体の知れない妖怪などではなく人間そのものであるということだ。この地球上で最も恐ろしい存在は人間だと誰もが分かっているようでいて実は本当に理解している人は少ない。 他の動植物からすれば人間という存在自体が「魔物」なのだ。もちろんヒトにとっても。 ヒト以上に恐ろしいモノなどこの世には存在しない。 人間が真に倒滅しなければならないのはカシアン-魔物-に好まれる唯一の動物、すなわち人間自身なのである | ||||
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上下巻まとめて、です。 ロシアから手違いで運ばれた「イコン」に住む魔物。 魔物は、邪悪な人々に取り付き、超人的な殺戮を。 それを追う麻薬取締官の主人公と、偶然知り合ったロシアの美女。 舞台は、北海道から東京へ・・・・。 魔物を捕まえることはできるのか? 主人公は、自分の過去とどう立ち向かうのか? という話です。 ストーリーも単純(次々ヒトに取り付く魔物を追う)、 登場人物も単純(過去を持つ主人公、恋人となる美女、不良刑事、やくざ・・・)、 魔物などの描写もありふれたもの、「あっと驚く展開」もないし、 どちらかというと、ステレオタイプな話で、どこにでも、ありそうな・・・。 けど、面白い。何が、どこが面白いか、わからなかったですが、面白かったです。 登場人物のバランス?描写の割合?それとも生理的なもの?読み手との相性?? よく分かりません。 この物語には「なにか(魔物?)ついてる」かぁ? 止まらなくなり、夜なべして、読みきってしまいました。 物語というものは、不思議なものだな、、とツクヅク感じ入りました。。 | ||||
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上下巻まとめて、です。ロシアから手違いで運ばれた「イコン」に住む魔物。魔物は、邪悪な人々に取り付き、超人的な殺戮を。それを追う麻薬取締官の主人公と、偶然知り合ったロシアの美女。舞台は、北海道から東京へ・・・・。魔物を捕まえることはできるのか?主人公は、自分の過去とどう立ち向かうのか?という話です。ストーリーも単純(次々ヒトに取り付く魔物を追う)、登場人物も単純(過去を持つ主人公、恋人となる美女、不良刑事、やくざ・・・)、魔物などの描写もありふれたもの、「あっと驚く展開」もないし、どちらかというと、ステレオタイプな話で、どこにでも、ありそうな・・・。けど、面白い。何が、どこが面白いか、わからなかったですが、面白かったです。登場人物のバランス?描写の割合?それとも生理的なもの?読み手との相性??よく分かりません。この物語には「なにか(魔物?)ついてる」かぁ?止まらなくなり、夜なべして、読みきってしまいました。物語というものは、不思議なものだな、、とツクヅク感じ入りました。。 | ||||
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前半は「北の狩人」に出て来た内容の描写があり、またロシアの運び屋の殺人だったり、あちこち飛んでしまい、私はピントが合わなかったようだ。 しかし本筋が動き始めて、一つひとつの複線がはまってきた時に謎が深まってきた。それは本書にヒントが隠されている。是非読んでみてはいかがであろうか? それにしても謎・謎・謎である。早く(下)を読みたい。 | ||||
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前半は「北の狩人」に出て来た内容の描写があり、またロシアの運び屋の殺人だったり、あちこち飛んでしまい、私はピントが合わなかったようだ。 しかし本筋が動き始めて、一つひとつの複線がはまってきた時に謎が深まってきた。それは本書にヒントが隠されている。是非読んでみてはいかがであろうか? それにしても謎・謎・謎である。早く(下)を読みたい。 | ||||
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私の小説の好みに合っていたのでしょう。 上下巻を2日で一気読みしました。 さいきんの大沢在昌は、自身の書く小説の舞台設定が 現代では収まり切らなくなってきたのか、SFチックな 小説が目立ちます。 そういう小説も好きな私は、今作も大沢節を堪能しました。 ところどころ都合のいい展開もありましたが(ジャンナがやけに 日本語上手いとか)、まあ、いいや。 本筋とは関係ないのですが、10年前なら、この本は上下巻じゃなく 2段組1冊で出版されていたよなあ、と思うのです。 時代の流れなんですかね。 老眼の私には大きい文字は素直に嬉しいのですが。 上記感想は2007/12/11に記す。 以下追記(言い訳?)は2008/2/5に記す。 他の方のレビューを読みました。 確かにこの小説、絶賛するほど面白いのかといわれればそうでもないかも知れない。 先の展開が読めてしまう。 伏線として登場する人物のその後の行動に意外さが無い。 などなど欠点をあげたら幾らでもあげられるかな。 大沢在昌の小説は(たぶん)全部読んでいるけど、他の大沢作品と比べても出来がいいとは思えない。でも、最近小説を読むのがかったるくなりノンフィクションばかり年間100冊近く読むようになってきた私にとって、本書は久々に夜を徹して読んでしまった小説であり、そういう意味で☆5つなのでした。個人的にツボにはまったんだろうなあ。 | ||||
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