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巨人たちの星
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巨人たちの星の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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ストーリーや謎解きは変わらず面白い。ただ3作目なので謎解きのパターンに慣れてしまい、話の展開に先に気づいてしまうことが前作と比べても多かった。また紙面の都合上か「仮説」について登場人物間で深い議論をせず安易にそれを正解と黙認してしまう文脈には違和感があった。 ストーリー全体でいうとかなり政治色の強い話なので、登場人物がこんがらがる人には少しキツイだろうなと感じた。また地球人の平和志向について(このシリーズ全体に言えることだが)あまりに短期的かつ楽観的な視点すぎて思わず敵方に同情してしまいそうになってしまう。人間の非合理的な部分を無条件で悪とし、清々しいまでの科学主義を本書で掲げていたのも個人的には好きではないが、その視点は逆に徹底してたので良かったとも思うし、次作の展開にも期待したい。 総じて設定やストーリー(特にコンピューター関連の描写)はかなり凝っているし、非常に面白かった。ただ種々の気になる点があり、前作前々作の衝撃を超えるかと言われると難しいと思う。 | ||||
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シリーズ1作目の『星を継ぐもの』が理解できなかったにもかかわらず読んでみました。レビュー評価があまりにも良いので、そんなにすごいのかと気になり。 読んでみるとやっぱり理解できず。自分の場合、2作目をすっ飛ばして3作目の本書を読むという、我ながら変な読み方をしてしまったせいもありますが、1作目はミステリーがメインで、本作ではバトルがメインになったというちがいはあるものの、面白さはいずれにしてもわかりませんでした。 | ||||
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全体像はなんとなく分かったような感じですが、少し強引さが感じられ、少し残念でした。 | ||||
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星を継ぐものからの続編であり集大成とも呼べる本作 この作者のSFドラマは、相変わらず読んでいてワクワクするような展開とてもおもしろいのですが 個人的に過去2作のSFファンを魅了するような心を躍らせる展開を本作にも期待していたのですが 今作では政治劇や人間ドラマが目立つようになり、過去2作と比べると正直モヤっとした展開が多いです。 特に前半は読んでいて結構退屈で、読むのをやめてしまいそうになるくらいでした。 途中から話の展開も面白くなってきたのですが、ここで新たな問題が『登場人物多くない?』 3作目という事あり過去作の人物が出てくるのは仕方ないとしても、今作から出てくる登場人物が多すぎる しかも、同じような位置づけの人物が複数いるので『今誰がしゃべっているの?』という展開がある。 今作のような宇宙規模の人間ドラマを書くのであるのならば、確かに登場人物多くなるのは仕方がないことではあるが、登場人物が多くなったことにより、個人的に登場人物への感情移入が薄くなってしまい残念だった。 一方でSF関連、あまり書くとネタバレになるので詳しくは書きませんが、ブラックホールを使った技術や惑星間のリアルタイム通信などの話は非常に面白く読んでいる時間を忘れるくらい引き込まれる内容になっています。さすがJ・P・ホーガン! 今作は良くも悪くもよくまとめたなぁという感じで、過去2作の謎を綺麗に回収しきった作者は改めて尊敬に値する偉大な作家だなと、悪い点は上記してあるので割愛、星を継ぐものが好きな方であれば本書は一読の価値はあると思うので是非読んでみてはいかがでしょうか。 (人間ドラマや政治劇なんか興味ないという方は、最初は斜め読みして後半だけ見るのもあり) | ||||
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地球人、ルナリアン、ガニメアン、その他の異星人との関係が紐解かれていき、面白く読み終えました。 1作目から2作目を読むときの高揚感に比べたら少し物足りなさを感じてしまいました。。。 文章から想像できないような表現で、私には少し難しく感じました。 | ||||
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期待して読んだが、やっぱりロッキー2と同じ具合で、続編は生ぬるいなあ。 | ||||
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続編としては面白いが、1作目が衝撃的な内容に比べると、弱いかな。 | ||||
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まるで本物の科学伝記のような、喧々諤々の科学者の議論と証拠集めと精緻な論理運びが壮大な太陽系史を解き明かす1作目、進化の過程が違うゆえの性質の違いを乗り越え友愛を築く人類初の異星人との邂逅を描いた2作目に比べ、あまりにも毛色の違う勧善懲悪の宇宙戦争ものになった3作目は、元々そういうものを好む読者にはともかく、前2作に感銘しながら3作目に挑んだ読者には期待はずれになってしまうだろう。 科学考証的にも、作者の現実の科学に対する深い理解をうかがわせ、空想部分を最小限に留めた1作目に比べ、高校生程度でもわかる荒唐無稽な記述が増え、突飛な推論が即座に「正解」として事態を解決する軽薄さに落ちている。地球の歴史の謎が明らかになっていく過程も、封建制や宗教、神秘主義を無条件で悪としその繁栄を陰謀の結果とする単純な価値観に支配され、悪役はひたすら無様で情けなく描かれている。 最初からそのような小説として、しかるべきレーベルで出されたものならともかく、地味でハードな小説の続編として、そして同様の作品に囲まれたレーベルで出版されていることに違和感を禁じえない。 | ||||
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これまでのハードSFではなくてスペースオペラっぽくなりましたね。スタートレックみたいと言うか なかなか面白かったですが | ||||
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シリーズとはいえ、もはや別物と言ってもいいかもしれません。1作目から引き続いて登場する人物もいますが、たとえば1作目の主人公だったハントは、本作では脇役と言ってもいいくらいの扱いです。 1作目で描かれていたのは、人間(ホモ・サピエンス)の「未知との遭遇」です。それに対して本作は、ホモ・サピエンス、ガニメアン、ジェブレン人の「戦争」がテーマです。ストーリーの規模も登場人物の数も2作目までとはかなりの差があります。大げさに言うと「スター・ウォーズ」のような雰囲気があると思います。 個人的には『星を継ぐもの』のテイストが好きなんですけどね。この宇宙にはまさに「人智を超えたもの」が存在しているのだということを強烈に思い知らせてくれる、あのテイストが。 ちなみに一旦は完結したと思われたこのシリーズですが、1991年になって『内なる宇宙』という続編が刊行されました。<架空戦争後の惑星ジェブレンで、突如人格が他者のものと入れ換わる事態が多発する>のだそうです。面白いのかなあ。 | ||||
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名作である一作目「星を継ぐもの」、二作目「ガニメデの優しい巨人」をご覧になったのなら、この書は必須です。義務です。必要な儀式です。是非、ご覧下さい。 さて、レビューです。 一作目、二作目は、サイエンス・ミステリーとでも言うのでしょうか?緻密な謎解き。最新の科学からは?となる突っ込み所も多いのですが、それはご愛嬌で。なかなか、感動もできました。 で、三作目である本書です。 期待一杯に読み始め、ガニメアンによる回想シーンによる開幕は全く文句ありません。そこを読んで、人類ってばすごいじゃんっと思ったところで止めておけば、感動を十分に味わったまま終えられたかも。もちろん、そんなことは無理です。 本編はどうにも評価のしようがありません。 今更困るような社会背景はまだ良いとして、単純な白黒に、あからさまな矛盾、強引な筋運び。前作からすると、ゴーストライターを雇って適当に丸投げでもしたのでは?と思うくらい、悪い冗談の様です。 極めて魅力的な「SF的」仕掛けが随所に輝いているのですが、後半の三文PaperBack的な筋立てで台無しです。最後には、私が現代ハードSFでは禁じ手と頑なに信じるものまで登場してしまいます。一作目、二作目は一体全体なんだったのか、すべてを茶化すフィナーレが待っています。 しばらくホーガン漬けになろうかと思っていましたが、ちょっと考え中です。 | ||||
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ミネルヴァが吹っ飛んだのも、人類の進歩が遅れてるのも、みんな黒幕のせいだ!などという 安物スパイ小説とかジュブナイルSFのような展開にガッカリ。 読まない方が余韻が残ってよかったかも知れない。驚きもなければ謎もない。 | ||||
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ミネルヴァが吹っ飛んだのも、人類の進歩が遅れてるのも、みんな黒幕のせいだ!などという 安物スパイ小説とかジュブナイルSFのような展開にガッカリ。 読まない方が余韻が残ってよかったかも知れない。驚きもなければ謎もない。 | ||||
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「星を継ぐもの」ではSFミステリが、「ガニメデの優しい巨人」ではファーストコンタクトが主眼でしたが、完結編の本作では、謀略と戦争が大部分を占めます。 面白くて一気によめるSFなのですが、「星を継ぐもの」のような緻密さは無く、 かなりご都合主義的に、強引に話が進んでゆきます。 第一/二大戦やヒトラーの登場もみーんな○○○○○の陰謀だったんだ という仮説を たいした根拠も無いのに、すんなりとダンチェッカーやハント氏が受け入れてしまうのには まいりました。全体的な話の筋が強引すぎて、それを支える説得力が不足したまま話が 進むので、だんだん安手のスペースオペラを読んでいるような気になってしまいました。 できれば初期のころのような、格調の高さを保ってほしかったです。 | ||||
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「星を継ぐもの」ではSFミステリが、「ガニメデの優しい巨人」ではファーストコンタクトが主眼でしたが、完結編の本作では、謀略と戦争が大部分を占めます。 面白くて一気によめるSFなのですが、「星を継ぐもの」のような緻密さは無く、 かなりご都合主義的に、強引に話が進んでゆきます。 第一/二大戦やヒトラーの登場もみーんな○○○○○の陰謀だったんだ という仮説を たいした根拠も無いのに、すんなりとダンチェッカーやハント氏が受け入れてしまうのには まいりました。全体的な話の筋が強引すぎて、それを支える説得力が不足したまま話が 進むので、だんだん安手のスペースオペラを読んでいるような気になってしまいました。 できれば初期のころのような、格調の高さを保ってほしかったです。 | ||||
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名作「星を継ぐもの」の続編3作目です。タイトルが某野球マンガを彷彿とさせますが、内容は全く関係ありません。念のため。本作では、前2作で積み重ねられてきたお話の完全なる続編です。前作を読んでいないと魅力半減となりますので注意です。第1作のミステリー的+SFの魅力、第2作の「未知との遭遇」的なヒューマン(?)ドラマに続いて、本作は、人類の進歩を阻み、優しい巨人たちを裏切ろうとする異星人の陰謀と人類との戦いのお話です。作者は理性や科学を偏重しているようで、その影響が随所に見られます。たとえば、神秘主義や全体主義などを「人類の科学的な進歩を阻むために異星人が仕掛けた陰謀」としていますが、これはかなり「トンデモ本」的な発想で笑えます。ブラックホールを人工的に生成してワープするところなんぞは、もはやB級のSFの典型的なパターンになっています。作者自身も自分の作った世界観に押しつぶされて、にっちもさっちも行かなくなっているようで、さまざまなつじつま合わせの必要性から、全体的にかなり無理があるストーリー展開になっている印象です。前2作のような、圧倒的な説得力がありません。そうはいいつつも、科学の進歩こそが人類の幸福をもたらすという作者の信念が感じられる作品です。科学や宇宙に純粋に夢を見られた時代を振り返ってみるにはよいのかもしれません。前2作を読んだ方はきっと本作も読むとは思いますが、あまり期待しすぎてはいけません。純粋なアクションものとして楽しみましょう。 | ||||
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名作「星を継ぐもの」の続編3作目です。 本作では、前2作で積み重ねられてきたお話の完全なる続編です。前作を読んでいないと魅力半減となりますので注意です。 第1作のミステリー的+SFの魅力、第2作の「未知との遭遇」的なヒューマン(?)ドラマに続いて、本作は、人類の進歩を阻み、優しい巨人たちを裏切ろうとする異星人の陰謀と人類との戦いのお話です。 作者は理性や科学を偏重しているようで、その影響が随所に見られます。たとえば、神秘主義や全体主義などを「人類の科学的な進歩を阻むために異星人が仕掛けた陰謀」としていますが、これはかなり「トンデモ本」的な発想で笑えます。 ブラックホールを人工的に生成してワープするところなんぞは、もはやB級のSFの典型的なパターンになっています。 作者自身も自分の作った世界観に押しつぶされて、にっちもさっちも行かなくなっているようで、さまざまなつじつま合わせの必要性から、全体的にかなり無理があるストーリー展開になっている印象です。前2作のような、圧倒的な説得力がありません。 そうはいいつつも、科学の進歩こそが人類の幸福をもたらすという作者の信念が感じられる作品です。科学や宇宙に純粋に夢を見られた時代を振り返ってみるにはよいのかもしれません。 前2作を読んだ方はきっと本作も読むとは思いますが、あまり期待しすぎてはいけません。純粋なアクションものとして楽しみましょう。 | ||||
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