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(短編集)
こめぐら
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こめぐらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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片山若子さんの表紙につられてジャケ買いしました。 いわゆるユーモアミステリというジャンルの短編集です。 「Aカップの男たち」が秀逸で、大爆笑でした。 その他の作品も、気楽に楽しめる物が揃っています。 若干、「推理クイズ教本」というようなテイストで物語が希薄なのが若干気になりますが、面白かったです。 | ||||
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今やシリーズキャラクター<猫丸先輩>を擁して、“日常の謎”派を代表する本格パズラー、倉知淳。本書は、’94年の本格的作家デビュー以来16年の間に書かれた彼の単行本未収録作品を集めた、ファン垂涎・必携の短編集。姉妹編『なぎなた』と2冊同時刊行。本書『こめぐら』は、’95年から’10年の間に各雑誌に掲載された5編と、ボーナス・トラックとして’97年発表でもちろん単行本未収録の<猫丸先輩>ものの1編からなっている。「Aカップの男たち」(’09年):モチーフとなるテーマを“鍵”と指定され書かれた作品だが、それが倉知淳の手にかかると、なんかキモい男たちの密やかなオフ会を舞台にしたとんでもないお話になる。「『真犯人を探せ(仮題)』」(’95年):在京ラジオ局の中でも最小最弱の大東京ラジオの番組企画「犯人当て懸賞ラジオ推理劇場」に秘めたディレクターの思惑。「さむらい探偵血風録 風雲立志編」(’95年):時代劇の定番を徹底的にパロった本書収録作品中で一番のケッサク。「偏在」(’10年):先祖伝来の不死の呪法に取り憑かれた男の荒唐無稽な結末。「犯人(獣?)当て・非本格推理童話 どうぶつの森殺人(獣?)事件」(’06年):擬人化された動物たちがくりひろげる推理劇。結末よりその過程の特徴的な動物たちの描かれ方が面白い。「毒と饗宴の殺人」(’97年):<猫丸先輩>が登場。彼にしては珍しく殺人事件を解決する。本書『こめぐら』は姉妹編『なぎなた』に比べて、人を喰ったようなバカバカしさに満ちており、抱腹絶倒間違いなしである。 | ||||
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今やシリーズキャラクター<猫丸先輩>を擁して、“日常の謎”派を代表する本格パズラー、倉知淳。本書は、’94年の本格的作家デビュー以来16年の間に書かれた彼の単行本未収録作品を集めた、ファン垂涎・必携の短編集。姉妹編『なぎなた』と2冊同時刊行。 本書『こめぐら』は、’95年から’10年の間に各雑誌に掲載された5編と、ボーナス・トラックとして’97年発表でもちろん単行本未収録の<猫丸先輩>ものの1編からなっている。 「Aカップの男たち」(’09年):モチーフとなるテーマを“鍵”と指定され書かれた作品だが、それが倉知淳の手にかかると、なんかキモい男たちの密やかなオフ会を舞台にしたとんでもないお話になる。 「『真犯人を探せ(仮題)』」(’95年):在京ラジオ局の中でも最小最弱の大東京ラジオの番組企画「犯人当て懸賞ラジオ推理劇場」に秘めたディレクターの思惑。 「さむらい探偵血風録 風雲立志編」(’95年):時代劇の定番を徹底的にパロった本書収録作品中で一番のケッサク。 「偏在」(’10年):先祖伝来の不死の呪法に取り憑かれた男の荒唐無稽な結末。 「犯人(獣?)当て・非本格推理童話 どうぶつの森殺人(獣?)事件」(’06年):擬人化された動物たちがくりひろげる推理劇。結末よりその過程の特徴的な動物たちの描かれ方が面白い。 「毒と饗宴の殺人」(’97年):<猫丸先輩>が登場。彼にしては珍しく殺人事件を解決する。 本書『こめぐら』は姉妹編『なぎなた』に比べて、人を喰ったようなバカバカしさに満ちており、抱腹絶倒間違いなしである。 | ||||
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期待通り、楽しめました。ネット上の某所で話題だった短編「Aカップの男たち」(傑作!爆笑)目当てにまずこっちを買いましたが、近々「なぎなた」も読みまーす。ボートラの猫丸先輩モノを読んだ感想は、やっぱりキャラ的に短編が似合うな、ということでした。現在のところ彼が登場する唯一の長編「過ぎゆく風はみどり色」は読後に味わえるカタルシスに満ちた名作ですが、肝心の猫丸が要所要所でチラッとしか出てこないあたりがその辺を如実に物語ってると思います。まーどんな形であれ、倉知さんにはまた「星降り山荘の殺人」のようなド本格を書いてもらって読者をアッと言わせて欲しいものです。冷蔵庫が空になる前に・・・。 | ||||
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期待通り、楽しめました。 ネット上の某所で話題だった短編「Aカップの男たち」(傑作!爆笑)目当てにまずこっちを買いましたが、 近々「なぎなた」も読みまーす。ボートラの猫丸先輩モノを読んだ感想は、やっぱりキャラ的に短編が似合うな、ということでした。 現在のところ彼が登場する唯一の長編「過ぎゆく風はみどり色」は読後に味わえるカタルシスに満ちた名作ですが、 肝心の猫丸が要所要所でチラッとしか出てこないあたりがその辺を如実に物語ってると思います。 まーどんな形であれ、倉知さんにはまた「星降り山荘の殺人」のようなド本格を書いてもらって読者をアッと言わせて欲しいものです。冷蔵庫が空になる前に・・・。 | ||||
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