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(短編集)
こめぐら
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こめぐらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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『なぎなた』と2冊同時刊行された短編集の一冊。 「Aカップの男たち」「真犯人を探せ(仮題)」「さむらい探偵血風録」「偏在」「どうぶつの森殺人(獣?)事件」「毒と饗宴の殺人」の6篇が収められている。いずれも独立したミステリ。 どれも工夫のある物語で楽しい。ブラジャー趣味の男たちを描いたり、時代劇をメタ的にミステリ化したり、ラジオドラマ仕立てにしたり。 ただ、ミステリとしてはどれも肩透かしだ。かなり物足りない。 ちなみに、「毒と饗宴の殺人」は猫丸先輩もの。 | ||||
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倉知淳といえば「猫丸先輩」シリーズだが、これはノンシリーズものを集めた短編集。 同時刊行の「なぎなた」というのもセットで出ている。 内容はというと、かなりコミカルなミステリ、というか、なんじゃこりゃ的な読み物も含めてごった煮的なものになっている。 謎解き物語を腰を据えて読む、というより、夜にお酒でも飲みながら一人文庫分を操る、という読み方にマッチしている感じだ。 クスクスと笑いながら、オイオイと苦笑しながら、適当なところまで読んで寝る、というような。 真剣に読んでいると肩透かしを食らいます。 もっとも、猫丸先輩ものであっても、良く考えればそれほど変わらないような気もするので、本作だけ特異というわけでもないのかも。(笑) | ||||
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10年09月の単行本からの文庫化で,『なぎなた』と二冊同時刊行された全六篇の作品集. あちらに比べ,特に前半の三つはバカ要素(褒め言葉)が高く,笑える巻という印象です. また,後半では少し変化が入り,前半のノリで押し切ってほしかった感もありますが, 四・五篇目は二冊を通じても変わり種,それでもミステリとなっているのがおもしろく, さらに最後の篇では,著者のファンにはおなじみの『あの人』が登場というサプライズも. なお,『単行本版あとがき』はこちらでも饒舌.やはり安定しない口調が気になりますが, 二冊のタイトルの秘密(読んでのお楽しみ)など,作品と同様に楽しいものとなっています. | ||||
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