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天に昇った男



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【この小説が収録されている参考書籍】
天に昇った男 (光文社文庫)

天に昇った男の評価: 2.75/5点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

期待しなければ

海外のある短編に似てる(というかほぼプロットそのまま)のでそれを読んだことある人は多分途中でああこれは…とわかってしまうかも。
作者の主張は横に置いて、期待せずに軽い読み物として読めばそんなにガッカリ感は無いと思います。主人公と富栄が出会う場面とか美しい描写もあるし。

個人的には死刑制度への思いを小説で表現するのは別に気にならないけど、作者自身がはっきり実際のある事件をモデルにしたと書いていて、真実は他人にはわからないのにこうだと断定するような書き方をしてる方が、創作だとしてもいいの?と思ってしまう。
天に昇った男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天に昇った男 (光文社文庫)より
4334719457
No.2:
(3pt)

死刑に対する考え方が鼻に付きます

一見、ミステリのようですが、そうではありません。
ある死刑囚の半生記です。
読めないこともありませんが、私には、作者が何故この作品を書いたのかが分かりません。
おそらく、死刑に反対する気持ちからのことでしょうが、死刑賛成者の私には、理解できませんでした。
本作の主人公は死刑間際に 「 一人も殺していない 」 と語りますが、
そこまでの展開では冷静で、リアリティを感じません ( 事件がいくらあのような内容だとしてもです ) 。
「 あとがき 」 で作者は 「 秋好事件 」 に触れていますが、 「 一人しか殺していないので、彼の罪状は死刑相当ではない 」 とあり、
何というか、不快感を覚えました。
今の刑法が間違っていると思うのは作者と同様ですが、方向性は180度違います。
私事ですが、以前あるフェアの関係で、本作の作者から死刑に関する手紙をもらったことがあるのですが、
死刑を含む今の刑法が加害者に寛容すぎると思う私には、本作の作者の考えは、賛同できないものでしたね。
天に昇った男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天に昇った男 (光文社文庫)より
4334719457
No.1:
(3pt)

どんでん

ラストのラストにあるドンデンにビックリしました。
ある意味、この人のミステリーで一番驚いたラストかも。
死刑制度反対のメッセージが込められてます。
主役の男のあまりの冴えないぶりが、同情通り越して失笑してしまいます(^O^)
天に昇った男 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:天に昇った男 (光文社文庫)より
4334719457

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