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赤朽葉家の伝説



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【この小説が収録されている参考書籍】
赤朽葉家の伝説
赤朽葉家の伝説 (創元推理文庫)

赤朽葉家の伝説の評価: 7.86/10点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.86pt

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No.1:
(5pt)

赤朽葉家の伝説の感想

日本推理作家協会賞を受賞していた先入観から
推理物を期待してしまったのが間違えだと読後に感じました。

女三代にわたる歴史絵巻を見た印象です。
現代編の瞳子が感じたように、その時代に存在しなかったにも関わらず、
戦後からの高度経済成長やバブルの世の中を
まるで体験したように情景が浮かぶ物語でした

万葉の時代設定がなんとなく平安時代というか
大昔の物語の非現実世界を漂っていた感覚で読んでました。
(なんとなく竹取物語のかぐや姫と万葉集を連想していたからだと思う。)
そんな中、要所要所で1970年、1980年代とリアルな時事も描かれた事によって、
本当にあった激動の日本の物語なんだなと年号によって意識が現実に引き戻される
不思議な体験を得ました。

この作品はミステリを意識して読まないで、
この物語を単純に楽しむのが良いと思います。

その時代毎の人々の思考、世代が変わった時のずれなど、
色々と印象的でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

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