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追想五断章



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【この小説が収録されている参考書籍】
追想五断章
追想五断章 (集英社文庫)

追想五断章の評価: 6.75/10点 レビュー 12件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.75pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全12件 1~12 1/1ページ
No.12:
(5pt)

追想五断章の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.11:
(5pt)

追想五断章の感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.10:
(6pt)

追想五断章の感想

アイデア良し!個人的にはリドルストーリーは後味悪いのだが、この作品に関してはリドルであってリドルでない感じ。
結末を迎えるまでのプロセスが上手く行き過ぎなのと、それでいて地味な印象があるので評価は抑え目にしました。

kmak
0RVCT7SX
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (2件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

追想五断章の感想

初の米澤氏とリドルストーリー。

内容は、古書店に居候をしている大学生・芳光がある人から依頼を受け、5つのリドルストーリーを探すという話。
そのリドルストーリーを探していくうちに、様々な事実と疑問が浮かび上がる…。

その依頼主の本当の目的とは何なのか。
5つのリドルストーリーと共に真実へと向かっていく――。

リドルストーリーというアイディアは大変おもしろかった。
今までに読んだことのない類のミステリだったので、こういうのもあるのか、と新たなミステリを知った。

以下、ネタバレは氏のファンならば激怒する内容かもしれないので、読まないことをオススメする。

▼以下、ネタバレ感想

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りゅかさん
DSQDHULA
No.8:
(6pt)

追想五断章の感想

作中作がを全体の話を考えながら読むと
面白く 
儚い夢・満願より
楽しませてもらった

jethro tull
1MWR4UH4
No.7:
(9pt)

追想五断章の感想

かなり面白かったです。前半は特に登場人物達の背景や心情が書かれておらず、何とも言えない不安感を覚えた。それに作中作も不気味で不穏な設定が多く、短い話ながらもキリっとしてる。バブル崩壊直後の時代設定になっているのも、閉塞感がありユーモアを全く感じ無い主人公には合っていたと思います。そして作者らしい皮肉の効いた結末、後味の悪さはいつも通り。ミステリーとしての仕掛けも良く出来ていたんで、読んで損は無いと断言します。300冊目。

なおひろ
R1UV05YV
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

追想五断章の感想

一言で言うと、「上手いな」と感じる。
最後の一行に向けて作り上げていく構成や、近代文学を思わせる文章。どれをとっても一流。
本の内容は、父親の残した五編の小説を集めると、母親の死に関する事実が明らかになるというもので、
途中途中に入る父親の小説もまた付録の短編小説であり、二重に楽しめる。
ただ、難しい言葉が出てくるたび、自分の国語力のなさが悲しくなる。

Hidezo
GX0TU62Y
No.5:
(7pt)

追想五断章の感想

こういったアイデアはこれまであまり経験したことがなかったので、なかなか楽しめました。ページも少なめであっという間に読めます。ただ、事件の対象となる父親の若い頃の様子が、文字で追っていても何となくこちらのイメージとギャップがあり若干違和感を覚えました。

マー君
S2HJR096
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

追想五断章の感想

序盤は、恋愛要素のない古典部や小市民シリーズといった印象で「またこのパターンか」であり、恋愛要素がない分何とも地味に感じる。
しかし途中で「なるほど」とある事に気付くのだ。
これなら恋愛要素など必要ないしかえって邪魔かな・・・と、これで十分面白いと思ってました。
しかししかし、ここまでは大部分の読者が気付く様に出来ているとのこと。
つまりこの作品、予想を大きく上回る作品だったと言うことです。そして私は大部分の読者止まりの男なのであった。

最後の一行。
どんでん返しに持っていったのが「儚い羊たちの祝宴」だったが、この作品は隠しているのだ。
所謂リドルストーリー。

巷によくある読み手に全てを委ねる投げっぱなしのものではない。
何て緻密に計算された構成。初めて読んだな、こんな作品。
「インシテミル」や「折れた竜骨」など好きな作品はあるものの、ライトノベル作家という印象が強かったこの作者さん。
正直、古典部や小市民シリーズは、ライトノベルの延長上だと思っている私。
第一作目を読んだのでまぁ続きも・・・っていう感じで手にとっただけで実際まだシリーズ全てを読み終えていない。
正直食欲がわかない感じ。
軽く見ていたわけではないが、この作品を読んで、物語だけでなく作者の評価も反転。

こういう作品、もっと読みたい。

梁山泊
MTNH2G0O
No.3:
(6pt)

追想五断章の感想

アイデアは面白くよく練られたストーリーだと思います。
作中作のリドルストーリーの内容が暗すぎるので、もう少し読みやすければ良かったかなと思いました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.2:
(7pt)

追想五断章の感想

5つのリドルストーリーと22年前の「アントワーヌの銃声」事件が絡み合う「作中作」ミステリモノの傑作!ただ、不満を言うならば少し短くまとまりすぎて読み足りなさが残ったところ。

ジャム
RXFFIEA1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
【ネタバレかも!?】 (11件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

追想五断章の感想

伯父の営む古書店に居候する大学生。とはいっても休学中で鬱屈した毎日を送り怠惰な気分の日々。ある日若い女性が店に現れ、生前の父が書いた五つの掌編を探して欲しいと頼まれる。いってみれば大学生と若い女性ふたりの一時期の挫折感から立ち直る様子を絡めたミステリといえます。五つの掌編を探す理由。過去の事件を探る意味もあるのですが、真実と向き合える年齢になった自分の背中を押してくれるきっかけが欲しかったのでしょう。高額の報酬が動機としても大学生も今の生活には後ろめたさもあり、一歩踏み出すきっかけとして彼女の依頼を受けます。幼いころのおぼろげな記憶が五つの掌編に込められています。両親の愛情を再確認する彼女ですが、その道筋が手の込んだ掌編というアイテムを使ってミステリに仕立てる作者のセンスの良さといえます。小市民シリーズなどとは一味も雰囲気もトーンも違う作者の違った一面を見れる内容です。

ニコラス刑事
25MT9OHA

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