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暗礁



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【この小説が収録されている参考書籍】
暗礁
暗礁〈上〉 (幻冬舎文庫)
暗礁〈下〉 (幻冬舎文庫)

暗礁の評価: 7.25/10点 レビュー 4件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.25pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

暗礁の感想

シリーズ2作目がかなりスケールが大きかったので、それに対しては世界が縮小した感はある。ただ、コンビなやり取りは引き続きおもしろかったし、二宮に報酬があったという結末は前作対比では良かったと思います。

kmak
0RVCT7SX
No.3:
(7pt)

暗礁の感想

軽快な文章は相変わらず読みやすく、桑原と二宮のやりとりだけで十分楽しめます。
ただし本編は登場人物が多く人物相関に時間がかかってしまい、
無駄に話が長い印象を受けてしまいました。
一気読みするよりものんびり楽しみながら読むのには丁度良いと思いました。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.2:
(7pt)

暗礁の感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.1:
(8pt)

警察の腐敗をネタに大暴れの疫病神コンビ

疫病神シリーズの第三作。企業と警察の癒着をネタに大金を‘’つまむ”べく、暴力団幹部・桑原と建設コンサルタント・二宮の疫病神コンビが大暴れする、傑作エンターテイメントである。
桑原の指示で、新興運送会社が奈良県警の警官のために設けた接待麻雀に参加して小遣い稼ぎをした二宮は、翌日、奈良県警の刑事の訪問を受ける。県警では、運送会社と警官の癒着についての内部監察が始まっているらく、しかも、運送会社の裏金は何十億という巨額だというウワサ。その裏金の横取りを目論む桑原は、二宮を巻き込んで癒着の実態解明とゆすりのネタを求めて、地元大阪から沖縄までを駆け巡り暴走することになる。
運送会社と警察と暴力団、政治家が絡み合ったキャンダル、あの佐川急便事件を下敷きにした作品で、今回も根っからの武闘派・桑原が縦横無尽に大活躍。どこまでも引きずり込まれて行くお人好しの二宮との掛け合い漫才も絶好調。シリーズとして脂がのってきている作品だが、事件の構成やストーリー展開がしっかりしているので、シリーズの途中から(本作から)読み始めたとしても十分に満足できること間違い無し。
エンターテイメント作品好きの方には、絶対のオススメだ。

iisan
927253Y1

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