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鬼の哭く里



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鬼の哭く里

鬼の哭く里の評価: 5.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
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(5pt)

鬼の哭く里の感想

閉鎖的な旧態然とした村でのよそ者排除の構造と、コロナ禍初期の感染者忌避の心理を上手くリンクさせ、陰謀論やSNSでの誹謗中傷、デマ拡散の様子などを絡め、人間社会の負の側面を興味深く描いています。
でも、最終章が…あまりよろしくなく、ラストの展開も私には受け難いものでした。
私感ですが、中山七里氏の作品にはこのような感想を抱くことがよくあります。物語は面白い、なのに最後の謎明かしや意表を突こうとするどんでん返しが残念な作品、今回もそんな印象です。
そうは言っても、読み物としては楽しませていただきました。
麻宮&吹邑が裕也に語る言葉、思慮深さの欠ける人間の心理など興味深く一気読みしました。

はつえ
L7BVQMDY

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