■スポンサードリンク


忌物堂鬼談



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
忌物堂鬼談 (講談社ノベルス)
忌物堂鬼談 (講談社文庫)

忌物堂鬼談の評価: 5.00/10点 レビュー 1件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)


「ここにあるんは全部、忌物なんや。」
怪異に追われる女子中学生・由羽希が助けを求めた先は「遺仏寺」ならぬ「忌物寺」。お祓いの代償として怪談の文字起こしを手伝うはめになるが、その怪談話は床に散らばったある忌物に纏わるものだった・・・。物語の中で一体何が怨念の籠もった忌物だったのか?そして由羽希の感じる怪異の正体とは?

怪談内で何が災いを引き起こした忌物だったのかを当てるホラーミステリー。故に犯人や動機などは深く考慮しないので物語としては不完全な終わり方をする。それは由羽希自身も指摘することなのだが、怪談とはそうゆうものなのだと一蹴されてしまう。分からないから怖いのだと。
怪異譚としては怖さもあるし、何より忌物当てという斬新さに惹かれる部分もあったが主人公・由羽希にまつわる話については消化不良。

りーり
9EDFH0HC

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!