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猟犬



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【この小説が収録されている参考書籍】
猟犬

猟犬の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

まあまあ

文章が細切れで読みにくい。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

映画化してもらいたい、警察小説の傑作

2013年の「ガラスの鍵」賞の受賞作。ノルウェーでは絶大な人気を誇る「ヴィスティング警部」シリーズの第8作で、日本では本作が初めての紹介になるという。
オスロ郊外の警察に勤務するベテラン刑事ヴィスティングはある日、17年前に捜査責任者として関わった女性誘拐殺人事件での最重要証拠が「警察によるねつ造だった」と新聞にスクープ記事を書かれ、停職処分を受けることになった。スクープ記事を掲載した新聞の記者でヴィスティングの娘であるリーネは、父親の記事を一面から外すような大きな記事を書こうとして、ある殺人事件の取材に全力を傾けるが、父の記事を外すことは出来なかった。
証拠ねつ造の記事が虚偽ではなかったことを知ったヴィスティングは、身の潔白を証明するために、組織には頼らずひとりで真相究明に立ち上がる。一方、取材を進めたリーネは、殺人事件の被害者と17年前の事件の容疑者の軌跡が交差していることを発見した。父と娘は協力し、過去と現在の事件のつながりを暴き、2つの事件の真相を解明する。
50代で思慮深く人間味にあふれる父と20代で行動派の娘が、それぞれの持ち味を生かした思考と行動で謎を解明して行くストーリーは展開が早く、しかも論旨が明快で非常に読みやすく、ひとつひとつのシーンが目に浮かんでくる。かといって薄っぺらな訳ではなく、主人公の二人を始め味のあるキャラクター揃いで読み応えがある。
これまでの北欧警察小説に比べて読みやすく、理解しやすい作品で、北欧ミステリーの重さが苦手な人にもオススメだ。

iisan
927253Y1

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