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姑獲鳥の夏



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姑獲鳥の夏の評価: 7.68/10点 レビュー 22件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.68pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:8人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

意外性の一冊

大極宮の極、京極氏の作品は初読み。
趣味には合わないと思い今まで敬遠してきたが、とりあえず読んでみようと本書を取った。

まず、読む前のイメ-ジで言うと、本表紙の絵みたいな妖怪の存在が普通の世界で人にとりつき
事件を起こし、最後に陰陽師との妖怪バトルみたいな感じで思っていたけど違った。

あくまで、実在しない妖怪や神霊とは、どのようなモノなのか宗教的、哲学的
科学的な様々な観点から主人公の自論が展開されていき、そのせいでスト-リ-テンポ
は遅いが幾分納得するところもあり、どんどん引き込まれていく。

当然話は怪奇的な事件の謎を究明していくというところなのだが、推理・トリックという
観点では読まないほうが良い。
あくまで、主人公の京極堂が最後にズバッと謎を解いていく爽快感を楽しむものであると
思う。
事件において妖怪や神霊の具体的な描写が一切なく、あくまで人間の所業で
おきた事件で解決するところは、意外であり、新たな小説の発見だと思った。




タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

物語に浸れるかどうか

誰でも主人公になれそうなぐらい個性的なキャラクターが魅力。
物語の不思議さよりも登場人物や場の雰囲気に惹きこまれた。

本格物を期待して読んでしまっていたので
ミステリとしてアレ?って感じでしたが、
物語としてなかなかでした。

おいげん
PQLRUDUD

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