■スポンサードリンク


ローカル線で行こう!



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ローカル線で行こう!
ローカル線で行こう! (講談社文庫)

ローカル線で行こう!の評価: 7.50/10点 レビュー 4件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(7pt)

赤字沿線大逆転計画

 
 廃線目前「もりやま鉄道」の未来を託されたのは経営のけの字も知らない女アテンダント!? 県庁と銀行に冷ややかな視線を向けられつつも地元第一、お客様目線に立った戦略で窮地を乗り切ってゆく。 しかし立て続けに起こるアクシデントに何者かの悪意を嗅ぎ取って
 ・・? 

赤字沿線大逆転計画!! 経営経験なしの女販売員と県庁から出向してきた左遷野郎がお先真っ暗お荷物沿線の復活に奔走する。 まぁ展開としては良くある企業経営の一点攻勢劇なのだがそこは流石人気作家、ミステリらしく要所要所に不安げな波を立てて読者を惹き込んでくる。 電車の旅はいいものですよ本当に。

りーり
9EDFH0HC
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

鉄道はみんなを熱くする(非ミステリー)

「行こう!」シリーズの第2弾。赤字ローカル線の再生を巡る、元気なビジネスマン小説である。
宮城県の山間部を走る、年間赤字二億円の第三セクター「もりはら鉄道」の再建を託されたのは、地元出身の31歳の女性だった。新幹線のカリスマ・アテンダントとして有名人でもあった若い女性が単身乗り込み、情熱とアイデアと体力勝負で、社員はもちろん周辺自治体や住民までを巻き込んで、鉄道を盛り上げて行くサクセス・ストーリー。ほぼ予想通りの展開で、多少のミステリーの味付けはあるもののあくまで明るいビジネス物語である。池井戸潤作品をより読みやすく、ホームドラマ的にした作品と言えば分かりやすいだろうか。
鉄道ファンはもちろん、明るく元気なビジネスマン物語を読みたい方にオススメする。

iisan
927253Y1
No.2:
(7pt)

ローカル線で行こう!の感想

赤字企業の逆転物語は内容こそ違うものの、
どうしても似たような展開構成となってしまうのは致し方ないのでしょう。
本作品もストーリー展開が読めてしまい、
多少のミステリー風の味付けはあったものの、
何となくどこかで読んだストーリーみたいな読後感でした。
読みやすくて面白い話なのですが…。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

ローカル線サイコウ!

赤字廃止寸前のローカル線を再生させるべく、社長に抜擢されたのはなんと、新幹線のカリスマ・アテンダント!運転ダイヤは1時間に1本程度の青息吐息ローカル線が、新社長の画期的なアイデアによって見事に地元に愛され蘇る。
本書はそんな企業再生物語にミステリの要素を絡めた、実に痛快な作品です。ミステリの部分は著者ならではの展開になっています。
現実にも再生を果たした路線はあるし、工夫次第で廃止を免れることは可能だということを改めて教えてくれています。鉄道オタクの皆さんにもぜひ読んでもらいたいです。

本好き!
ZQI5NTBU

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!