■スポンサードリンク


硝子の暗殺者



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
硝子の暗殺者 (扶桑社ミステリー)

硝子の暗殺者の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(8pt)

暗殺を阻止するために暗殺者を暗殺者が暗殺する

下手な回文みたいな見出しですが、そういう内容なんです。ただし、暗殺者同士がお互いに自分自身の投影を見るところが、小説として新しいかな。
恐ろしく腕の立つ現暗殺者の行動を推理するために、FBIが同じような経歴を持つ元暗殺者を連れてきて、大統領計画を推理させ、先回りしようとするという、謀略国家・米国ならではのストーリーです。これが他の国であれば、「ありえない話」になって、一気に読む気が薄れるのですが、中南米、アフリカ、中東での歴史から考えてリアリティのある話になっています。ただし、大統領を暗殺しようとする動機などはあくまでもミステリーの筋立てで、リアルな政治的な小説ではないですね。
しかし、ヨーロッパを舞台にした時代の暗殺者に比べて、こちらの暗殺者たちは強靭な体力のサバイバリストですね。

iisan
927253Y1

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!