死の蒸発



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    0.00pt (10max) / 0件

    0.00pt (10max) / 0件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 1件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []-
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1974年06月
    分類

    長編小説

    閲覧回数736回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数0

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    死の蒸発 (角川文庫 (3222))

    1974年06月30日 死の蒸発 (角川文庫 (3222))

    ※あらすじは登録されていません



    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

    死の蒸発の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    現在レビューがありません


    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.1:
    (4pt)

    巨匠の遊び心が楽しいDKAシリーズ第1弾

    ジョー・ゴアズといえばDKAシリーズ(ダン・カーニー・アソシエイツ)が代表作。ダン・カーニーを筆頭とした探偵事務所の面々が主役のハードボイルドである。

    そもそもこの探偵事務所、代金未払いの車を債権者の依頼にもとづき回収することを生業としている。派手はアクションやハラハラドキドキは無縁のように思えるが、なかなかどうしてスリリングな展開が待っているシリーズだ。

    「死の蒸発」はDKAシリーズの第1作目(DKA探偵事務所ファイル1)。

    DAKの所員バートが何者かに殴打され、瀕死の重傷を負った。回収したてのジャガーとともに崖から突き落とされたため、警察はバートによる自損事故を疑う。同僚の駆け出し探偵ラリー・バラッドは、バートの無実を信じ、バートとその恋人コリンのため犯人を追うことを決意する。ダン・カーニー所長からあたえられた時間は72時間。それまでに事件を解決することを指示される。バラッドの不眠不休の追跡劇が始まる ・・・

    バートの残した書類から、犯行の可能性のある6人の人物を洗い出していくバラッド。まさに、足で捜査をする探偵ものである。厳しい指示をあたえながら、カーニーが裏で捜査の補完をしていくというのがにくい。

    捜査が進むうち6人それぞれにアリバイがあることが判明し、疲労困憊のバラッドは窮地に陥る。迫りくる影に絶体絶命のバラッドは ・・・ とクライマックスをむかえる。

    このあたりは、スリル満点。多少読み返さなければいけない(と思う)が、意外な犯人という趣向は、謎解きミステリとしても楽しめる。 

    本作品ではバラッドは探偵稼業二年目の20代。シリーズが進むについれて成長しくのだろうな。ボクサーあがりのバート、才媛のジゼルら探偵事務所の面々もどういう活躍を見せてくれるか楽しみではある。

    なお、本作品にはリチャード・スタークの悪党パーカーが出演し、カーニーと会話するシーンが挿入されている。このシーンは、『悪党パーカー/掠奪軍団』 でパーカーの側から描かれているようだ。こういう巨匠同志の遊び心が楽しかったりする。
    死の蒸発 (角川文庫 (3222))Amazon書評・レビュー:死の蒸発 (角川文庫 (3222))より
    404253001X



    その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク