脅える暗殺者



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    初公開日(参考)1997年06月
    分類

    長編小説

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    脅える暗殺者 (扶桑社ミステリー)

    1997年06月30日 脅える暗殺者 (扶桑社ミステリー)

    女性弁護士射殺事件が、すべてのはじまりだった。ひとり、またひとりと、マフィア関係者が無残に殺されていく。連続殺人は、徐々に組織を侵蝕していった。内部抗争か、復讐か。事件の背後には、謎の暗殺者「ラプター」の影があった―『ハメット』を放ったハードボイルドの名手ジョー・ゴアズが、長年の構想をあらためて世に問う、壮大な野心作。欲望にうごめく人間の姿をえぐり出すクライム・ミステリーに、最新科学の成果を盛りこんで、人類の進化史から「殺人」の起源に迫る、知的刺激に満ちたエンターテイメント。 (「BOOK」データベースより)




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    脅える暗殺者の総合評価:8.00/10点レビュー 1件。-ランク


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    No.1:
    (4pt)

    ベテランの面目躍如、独創的な構成のクライム・ノヴェル

    文化人類学者の妻が殺され・・・というお話。
    マフィアの幹部を次々殺してゆく謎の暗殺者の独白と、実際にマフィアの幹部が殺されていくのを刑事が追うのと、妻を殺された文化人類学者の人類の起源を巡る講演とが、並行して語られてゆくという構成のミステリ。ここでゴアズが何をしたかったかを考えてみると、人類はその起源から暴力で問題を解決したり、ことを収めてきた歴史があり、それは現代でも同じで全く進歩していない、ということではないかと思いました。確かにこの理論を敷衍して考えると、テロを戦争で報復したりする現代社会にも当てはまることではないかと思いました。事件を追う刑事の名前が「神曲(神聖喜劇)」を書いたダンテと同じなのも示唆的に思えます。ミステリとしてはイマイチでアンフェアな感じがしないでもないですが、前記のような思想やその独創的な構成でなかなか読み応えのある小説になっていると思いました。が、人によってはもっと点数が辛くなるかも・・・。
    ベテランによる独創的なクライム・ノヴェルの秀作。もう物故しているのが惜しい作家の逸品。機会があったらどうぞ。
    脅える暗殺者 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:脅える暗殺者 (扶桑社ミステリー)より
    4594022995



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