路上の事件
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1950年代のアメリカで作家を志す青年が様々な体験をし・・・というお話。 著者の前書きに依ると、実際の人物や自身の経験が少し反映されていて、尚且つ以前に発表された短篇3作を改変して使ったとの事で、確かに色々な所に話しが流れている印象を持ちました。 ケルアックの名作「路上(オン・ザ・ロード)」を邦題で使っておりますが、「路上」でも主人公が様々な体験をして人間として向上する、どこから読んでもいいロード・ノベルでしたが、本書も主人公が色々な経験を積む所が一種のビルドウィングス・ロマン風に読めなくもないので、「路上」との共通点もあるかも。 よく覚えておりませんが、翻訳された年の年末のベストテンにも入っていた記憶がありますが、その資格のある作品だと思いました。 ゴアズ氏はもう物故されたそうですが、全著作翻訳や新訳復刊して頂きたい物が多いです。図書館から借りられもしますが。今はもう古いという事であまり顧みられないとしたら残念です。 巨匠の実力が判るハードボイルド・ロード・ノベル。機会があったら是非。 | ||||
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古本としてのレビューは、満足です。 しかしそれより、物語として、ジョーゴアズのロード・ノベル、まさに「路上」、輪廻転成の探偵物語、そして青春物語。厚手なのでカバンにはかさばりますが、楽しめましたよ。 | ||||
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前半部分は作家を目ざす大学卒業直後の青年が放浪する '50s のアメリカが書かれている、収容所に入れられたり、メキシコに渡ってみたり、ボクサーのトレーニングパートナーになってみたりと、短編小説の連続のような構成になっています。 後半部分は、ふとしたことから探偵業につくことになった青年の仕事の様子を中心に書かれている。前半とは異なり、中編小説1編といった感じです。ただ、後半部分のクライマックスに向かって、前半部分で知り合った人物たちが絡み合っていくところが面白いところでしょうか。 小説家になるべく経験を積むため放浪した著者の経験をもとにした内容だそうですが、非常に変化に富んでいます。同様に小説家をめざして平穏な生活を脱していく人も多い中、この小説に書かれているところまで「生きて」経験が積める人も少ないでしょう。何しろ、作中にあるように '50s のアメリカは殺人など頻発していたようですから。事実をもとにしているとは言え、あくまで小説として楽しめました。 | ||||
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1950年代アメリカ。作家を志す青年ダンクは放浪の旅に出る。旅先での出会い、若さゆえの放埓な行動、まきこまれるトラブル。少しずつたくましさを身につけていくダンク。流れ着いた西海岸で私立探偵事務所の調査員の職を得るダンクだが…。 "著者の半自伝的ストーリー"らしいが、50年代の雰囲気漂うロード・ノベルで読み応えがある。残念なのはややストーリーを書き急ぎすぎていること、構成がギクシャクしていること、翻訳がいまひとつであること。 | ||||
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作家志望の大学を出たばかりの青年の、前半は自分探しの旅冒険、後半はサンフランシスコの探偵事務所での見習い仕事。しかも前半と後半が何となくつながっていて、途中で読み止められない展開。後半に行くにしたがって盛り上がるサスペンスは、実にみごとだ。さすがはジョー・ゴアズ。久しぶりに読んだが、ストーリ・テリングは相変わらず上手い。 | ||||
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