硝子の暗殺者

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硝子の暗殺者の評価:

8.00/10点 レビュー 1件。 B ランク

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No.1
(8pt)

暗殺を阻止するために暗殺者を暗殺者が暗殺する

下手な回文みたいな見出しですが、そういう内容なんです。ただし、暗殺者同士がお互いに自分自身の投影を見るところが、小説として新しいかな。
恐ろしく腕の立つ現暗殺者の行動を推理するために、FBIが同じような経歴を持つ元暗殺者を連れてきて、大統領計画を推理させ、先回りしようとするという、謀略国家・米国ならではのストーリーです。これが他の国であれば、「ありえない話」になって、一気に読む気が薄れるのですが、中南米、アフリカ、中東での歴史から考えてリアリティのある話になっています。ただし、大統領を暗殺しようとする動機などはあくまでもミステリーの筋立てで、リアルな政治的な小説ではないですね。
しかし、ヨーロッパを舞台にした時代の暗殺者に比べて、こちらの暗殺者たちは強靭な体力のサバイバリストですね。

iisan
927253Y1