私、小澤雄也は本書の編集を手掛けた人間だ。

この世には、理解不能な神々が引き起こす超常現象がある。

この呪いを解き明かすのは、あなた。 冠村には窒息の家がある。

数々の怪異と対峙してきた佐々木るみが、自らの最大の敵に挑む――。

これは私が、角川ホラー文庫編集部から依頼を受けた連作短編集です。

大手デベロッパーのIR部に勤務する松永光弘は、自社の高層ビル建設現場の地下へ調査に向かっていた。

東京都内で発生した連続変死事件を追う、ジャーナリストの前沢恵子と葉月有理は、死者の共通点が「南極深層の氷」にあることを突き止める。

この本は、作家である私、夢見里龍が収集した「奇妙な構造をした家の体験談」を小説の形に書きおこしたものです。

新人賞に応募された小説作品「完璧な家族の作り方」。

交換留学で台湾を訪れた女子高生・緑川芽衣。

あしや超常現象調査の晴子と越野は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。

正義系、暴露系、心霊系・・・・・配信の終了後に明かされる配信者たちの素顔とは！?　心霊系配信をはじめた先輩後輩コンビが赴いたのは、ある事件が起こった廃墟だった。

終わることなき、怨恨と惨劇。岩井志麻子の描く、『百年の孤独』! 時は明治、岡山の北の果て。

帰省する途中でバイク事故に遭い、右腕を失った大学生の桜千早。それは不慮な事故ではなく、事件だったーー。

孤島に聳え立つ来鴉館で 嘘つきたちの饗宴が始まる お嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。

『52ヘルツのクジラたち』本屋大賞受賞作家、町田そのこ最新作！ 蛍が舞う夜ーー山間にある小さな町に暮らす中学生の坂邑幸恵と桐生隆之は、どうしようもない状況に追い込まれ、互いの罪を隠し合う“共犯者”となった。

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

「お客さんに言われたんですよ。盛り塩した方がいいよ。

「この死体、変だと思わないか？」 死体を運ぶ先輩と、 死体の謎を解く後輩。 二人だけの、最悪な部活動。

最愛のひとり息子を失った桜子は、カウンセラーの久根からふしぎな壺を与えられる。

あの家のわらしは、膨れで死ぬぞ。

市立中学で英語を教える青哉は、久しぶりに小学校の同級生と集まった。

”小説” ならではの企みに満ちた“怪談” 全7編。

舞台はどこにでもある平凡なニュータウン。そこにカルト教団の信者の家族が引っ越してきます。

「承認しよう。それが今回の正答だ」 先輩のためだけに推理する後輩。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

暗がりから溢れ出し、人を呑み込む〈怪異〉。現代最高峰のホラー作家たちが生み落としたソレはあなたに一生つきまとう――。

明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。

〈一気読み大賞〉第1位の前作『間宵の母』の続編。

「一編でも読者が心から怖がってくれれば、編者冥利に尽きる」 怪異の名手・三津田信三が自ら選んだ、国内外のホラー名作十三篇。

トントントントン……。 ビジネスホテルで使用禁止となった705号室から響く、壁を叩く音。

その日僕は、大学の図書館で風変わりな少女カミナと出会った――彼女は高校時代に雷に打たれて以来〝全能の力〟が自分に芽生えたと信じ込んでいるらしい。

身に覚えのない自分の目撃情報。 それは、姉、母を死に追いやられた 妹による復讐の始まりだった。

優しい世界が壊れ始め、世界は何度も、ひっくり返るーー衝撃のミステリ。いばらに囲まれた小さな村で幸福に暮らす未明。

怖くて、恐くて、おもしろい! 豪華作家陣が、君に綴るアンソロジー。

ある日、あなたのもとに届いた一つの箱。

「才能を持った人間なんて、実はたくさんいる。でも、天才は違う。

「部屋が人生を決めてしまうのかな？」 「それとも、人生が部屋を決めるのかね」 フランス、ドイツ、イタリア、アメリカなど各国で翻訳されたロングセラー『おやすみ、東京』。

21年前、長野県で起きた集団生き埋め死事件。

怪異譚蒐集家であり孤高のホラー作家・那々木悠志郎は、因縁深き人宝教に招かれ、そこで発生した複数の怪現象の調査を依頼される。

「祠を破壊する/祠が破壊されるシチュエーションを含むホラー小説を執筆してください」ーー奇怪な依頼を受けた豪華7名の作家が、新たな祠の創造と破壊にいま立ち上がる!

美しすぎる彼が来て、俺はおかしくなった――。

その怪異に、ITによる解決編（ソリューション）を。ITベンチャー「ピーエム・ソリューションズ」。

本作は、私・三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に、実体験したことをまとめた記録です。

瘴気に侵され、丸ごと生きている器官は眼球と舌と性器だけとなった老人・灰汁食。

本書は、志を遂げぬままこの世を去った担当編集■■■■の”強い希望”を受け、遺された者により刊行させていただきました。

会社員の森下は、雪山で滑落死した同僚・能見香織の慰霊のため、上司や先輩と3人で登山に赴く。

『今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!』web発・日常侵食ホラー 実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。

ここにもある袴田事件、免田事件、財田川事件、足利事件の理不尽。 生きるということは、かくも哀しく美しいものか。

この祝祭の真実は、禁忌。ポップなのにねっとり不気味な民俗学カルトホラー 失敗続きの就職浪人生・島本笑美。

全国各地の酒場の片隅でふと語られる、ちょっと不思議で不穏な話。

これはどうでもいい手紙ではなく、「じゆうりつ」なんだ メッセージアプリの消えない「入力中…」、雨音が聞こえ続けているカーテンの向こう側、授業中に回される小さな折り手紙。

禁足地の森に造られた霊園。森を深い霧が包む時、誰かが消える。

※ぜんぶ、ホントの話です あなたの実家は大丈夫ですか? 登録者数37万人!都市ボーイズ・はやせやすひろの元に集まった”家”にまつわる恐怖体験。