新釈 小泉八雲『怪談』
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| 小泉八雲の日本怪談集に登場する雪女、耳なし芳一、ろくろ首、水飴を買う女、貉に想を得て、それらが現代に現れたらどうなるかという想定で書かれた創作怪談集。第21回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞者だけあって、なかなか上手くできている。文章も泉鏡花を現代語にしたようなべちゃべちゃ汚いものではなく、ミステリー風の乾いた文で、それだけ怪異がしっかり伝わる。眉村卓の『異郷変化』や高橋克彦氏の怪奇小説に近いように感じた。個人的には、ホラー小説大賞受賞作の『死呪の島』より質が高いと感じた。 実は知人から「この本どうだろう?」と尋ねられた時、腰巻に某自称アンソロジストが「懐かしくも怖ろしい恐怖を掻き立てる名著『怪談』 その真髄を再現し、読者の意表をつく戦慄を与える令和の新・怪談』、ここに誕生!」と例によって派手に書いていたので、「あの東××が褒めているから、怪談とは名ばかりのくだらない幻想譚かもしれない」と否定的に答えてしまった(「怖ろしい恐怖」って…「怖ろしくない恐怖」があるのか?)。念のためと思って読んでみてよかった。よりによって、真の怪談愛好者には見放されている東某に推薦文を依頼した編集者が、ちょっと不勉強でしたね。宮部みゆきさんとかに頼めばよかったのに。 | ||||
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| 小泉八雲の「怪談」から5作を題材に現代を舞台に変えて書かれた短編集です。 怖くはないです。 どの話もよくまとまっています。 | ||||
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