書店怪談
- 殺し屋 (86)
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流行りのモキュメンタリーかと思いきや、主人公=作者でとにかくヒットさせるために行けそうなネタを探した結果ホラーでしたみたいは展開でした。 これによりリアルとフィクションの境界が曖昧になり、これどこまでが本当?と疑心暗鬼ななか読み進めました ここ最近のモキュメンタリーブームで食傷気味な中良い具合のスパイスになりました | ||||
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この本は、作家が編集者と協力して全国の書店員から怪異体験を集めるというモキュメンタリーだが、確かに書店って昭和の頃からほとんど変わっておらず、間口に対して奥行きがやけに深い店も多く、本棚で区切られて見通しがきかず、怪談との親和性が高そうだ。 集まった怪異体験は、バックヤードにお札が大量に貼ってあるとか、バックヤードに盛り塩があり、そのうち一ヶ所が頻繁に溶けたり散らされたりするとか、自動扉が勝手に開くとか、実際にありそうなことばかりで興味深いが、怪異現象そのものより、怪異に取りつかれた人がおかしくなっていく様子や取りつかれた人の異常行動の方が格段に怖い。 こういった怖さは「近畿地方のある場所について」に似ているけれど、「近畿地方の」で一見関連のなさそうないくつもの怪異がある地域に収束していくのと逆に、こちらでは同じような怪異が地理的に離れた関連のない複数の書店で発生していることがわかってくる。 その辺りは、「穢れ」が元の場所から遠く離れた場所へ移動していく、小野不由美の「残穢」に近い。 あるいは、何らかの変異によって怪異が多方面で増殖する鈴木光司の「らせん」を思い出す。 後半は、この怪異の大元は何か、なぜ場所の離れた関連のない書店に広がっているのかの真相が徐々に明らかになってくるのだが、「残穢」方式でもなく「らせん」方式でもなかった。 なるほど、その概念はよく聞くけれど、まさかそれだとは思わなかった。 確かにあり得ることだなと感心したが、それって結構怖い。 「残穢」を読んだ後、本を家に置いておきたくなくて即座にブックオフにいった怖さに通じる。 「残穢」ほど普遍的に起こり得ないことが救いか。 物語の結末の後、怒濤の怪談ラッシュが付いていて、これらが本当に集まった実話なのか作者が作ったフィクションなのかはっきりしないが、これだけ並べられると結構怖い。 やはり書店って怪談と親和性が高い。 | ||||
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タイトルを見て内容が気になったため購入。 最後まで読みましたが…面白かったです! ぼかして書きますが、主人公の近しい人が少しづつおかしくなっていくところが怖かったです いろんな書店が怪異を通して繋がっていき、パズルのピースが少しづつ埋まっていく様が読んでてドキドキしました。 また読み返したいと思います。 | ||||
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ぐいぐい引き込まれて、読んでしまいました。 全国の書店員さんから「実際に集めた怪談」を元に構成されたストーリーとのことで、作中の表現からも「“全て”ではないけど、物語のある程度の部分は実話」なのでは?と思われる。 エピソードのどの程度が真実なのか?想像しつつ読むのもこの本の魅力のひとつ。ホラーでありながらも「真相をさぐるミステリー」の要素もあり、最後まで読んでから、思わずもう一回最初から読んでしまいました。 …怖い…けど、時々、心温まる「書店員さん心霊エピソード」もありました。 でも怖い…。 | ||||
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いろんな恐怖を味わえる短いエピソードが詰まっています。 書店にまつわる怪談って実はいろいろあるんですね。 その理由は少し本の中で語られますが、納得いきました。 | ||||
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