『ループ・オブ・ザ・コード」の著者が紡ぐ、未体験ゾーン突入の歴史ハードボイルド超大作。

数百年続く、凄惨なる呪いの戦い――。至高の恐怖と異形の謎に挑め。

「日本のバンクシー」と耳目を集めるグラフィティライター界の新鋭・ブラックロータス。

日本仏教の最大宗派・燈念寺派。

とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説! 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。

誰にでも青春があった。被害者にも犯人にも、そして刑事にもー。

フリージャーナリストとしての活躍の道が拓けずくすぶっていた寿美佳(すみか)は、摂氏六十度を軽く超える砂漠の地で、鉱石を運ぶトラックに乗っていた。

「生まれたくなかった。……それはあなたの声なんだ」混迷と絶望の現代を撃つ、弩級の近未来×ハードボイルド。

40歳の三文ライター・猪名川健人は、婚活事業を営む「ドリーム・ハピネス・プランニング」の紹介記事を書く仕事を引き受ける。

こうなることを知っていたら、わたしは探偵をやめていただろうか。

接待汚職「ノーパンすき焼きスキャンダル」発覚で 大蔵省は大揺れ。

耳の中に棲む私の最初の友だちは 涙を音符にして、とても親密な演奏をしてくれるのです。

天文年間、小土豪が群雄割拠する中国地方で没落した宇喜多家の嫡男・八郎は、その器量を見込まれ、豪商・阿部善定のもとで父母とともに居候していた。

おんぼろアパート「朧荘」に住む女子大生夏芽と、同じアパートに住む頭脳明晰でミステリアスな老人鳴滝の凸凹コンビが、街の難事件を鮮やかに解決する！　謎の老人鳴滝の正体とは一体ーー。

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。

横浜で探偵業を営む遠刈田蘭平のもとに、一風変わった依頼が舞い込んだ。

東京地方裁判所、104号法廷。

大学三年生の吉乃は夏休みのある日、伯父が営む古書店を訪れた。

おしゃべりと食べることと仕事が大好きな33歳のひまりは、ある夏の日交通事故に遭ってしまう。 目が覚めると体が動かない。

我々は、なぜ小説を読むのか。

ーー決して解かれえぬ謎と共に炎に包まれ、この世から消え去った「大樹館」。

アニメのような三世代家族から独立して家庭を持った青年が、コロナ禍の間に立て続けに身内が亡くなった実家に久々に帰る「セメタリー」、過労によるうつ病で医師の仕事をやめて離婚した兄から、その身を案じながら亡くなった母の一周忌を前に再婚の知らせが届

旅と食と笑いの人気エッセイシリーズ最新刊 大物作家が遭遇した海外、国内での抱腹絶倒の出来事から身辺に起こるドラマチックな出来事を絶妙の筆致で描く。

日向由衣は裁判官に任官して三年目。念願がかなって志波地方裁判所の刑事部に配属された。

邦文タイピストの少女がついた歴史を変える嘘や、禁書運動家の母親を持つ少女の始祖サンドで繋がれた絆、流行り病「ゾンビ」で親友を亡くした女性の不思議な一晩etc. 人生ベストの一編が、ここに。

高層ビル建設現場で大型クレーンが倒壊し、作業員が死亡、周囲に多大な損害をもたらした。

2021年、名もなきコードがブッダを名乗った。

取扱注意！ 変な死体×本格ミステリ 作家デビュー30周年記念作品 不謹慎だがガチ本格の死体ミステリ！ 「本格・オブ・ザ・リビングデッド」 夏の山荘で起きた惨劇。

世界遺産・藤湖のまわりを囲むようにそびえ立つ、静謐な佇まいの十燈荘。

2045年、国際独立市テラ・アマソナスの指導者チェリー・イグナシオが、軍事企業〈グッドフェローズ〉の捕虜を銃殺する。

「神」とまで呼ばれた天才少女はなぜ、自身の手がける舞台の上演中に死んだのか？ 女子生徒だけの演劇学校に入学した結城さやかは、劇作家を目指している。

喩えようもなく美しい聖歌『ミゼレーレ』と、パリの教会で起きた聖歌隊指揮者の不可解な殺害事件とはいかなる関わりがあるのか？　凶器はいったい何なのか？　遺体の両耳の鼓膜は破られ、付近には子供の足跡が残っていた。

いま、もっとも注目されるミステリ作家による短編集。

――恋愛感情がない。性欲がない。

誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密 南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。

共に駆けるだけで、目と目を合わせるだけで、私たちはわかり合える。

ただ、普通でありたかった。 なぜそれがそんなに困難だったのか。

数百年先に帰ってくるかもしれない。懐かしい、この浜辺に―ー。

特別な能力で大衆を煽動する殺人犯・ホムラvs. “猟犬”の異名をもつ元捜査一課刑事 「あの、私も妹も、交通課から来ました」。

未知を愛した青年、人間を信じた怪物。 魔術が終わる時代に、ふたりは戦場で出会った。

震災さえなければ、この人生は違ったのだろうか？　大震災直後に殺人を犯し、死刑を覚悟しながらもある人物を探すため姿を消した青年。

不毛の原野、存在せぬ牛、架空ファンド 隠岐と因幡── 詐欺の天才ふたりに売れないものなど、ひとつもない。

東京・新宿にある都立高校の定時制。 そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。

新しい戦前? 否、死者の声は響き続けてきた―― ある殺人事件を機に巻き起こる、国家機密の「K文書」を巡る謎……。

人の心は分かりませんが、 それは虫ですね――。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。

血も凍る暴虐に見舞われた故郷から秘密を抱えて脱出したウィグル人亡命団と、彼らを取材中のジャーナリスト仁科曜子が、白昼の東京で襲撃された。

“地方創生の真実”を暴く！ 大ベストセラー『震える牛』『ガラパゴス』に連なる樫山順子シリーズ最新刊！ 北海道警から山梨県警に異動した樫山順子は、大規模農場開発に怪しい動きを嗅ぎつけた。

探偵作家と外交官。若き二人が友となり……斬新な発想で描く波瀾万丈の物語。

京都が生んだ、やさしい奇跡。

テムズ川沿いの高級住宅地リヴァービュー・クロースで、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。

〈あらすじ〉 　首相暗殺テロが相次いだあの頃、インターネット上にももう一つの爆弾が落とされていた。

大学生の琴葉は、飲み会の後にお持ち帰りされそうになっていたところを助けてくれたシマくんにひとめぼれする。