女王様の電話番



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    初公開日(参考)2025年08月
    分類

    長編小説

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    女王様の電話番

    2025年08月26日 女王様の電話番

    好きだけど、触れあうことはできない。 そんな私は異端者なのだろうか。 主人公の志川は、新卒で就職した不動産会社を辞め、現在、SMの女王様をデリバリーするお店の電話番をしている。友達には「そんな職業は辞めたら?」と眉をひそめられたが、女王様の中でも美織さんという最高に素敵な人に出会い、そこそこ幸せに暮らしていた。 ある日、あこがれの美織さんと初めてごはんを食べに行く約束をして舞い上がるものの、当日にドタキャン。そのまま音信不通になってしまう。彼女の常連のお客さんなどにこっそり連絡を取り行方を探るうちに、どうも自分の知っている美織さんとは違う面ばかりが見えてきて……。 過去、志川が不動産会社を辞めた理由は、あこがれの男性社員・星先輩と付き合う寸前に、先輩が自分に求めている性的なことが一切無理だと気づいたからだった。好きだったのに。付き合えないと正直に言っただけで、志川は同僚に悪女扱いをされ、そのまま会社にもいづらくなり、退社することになってしまったのだ。 私はアセクシャルなのだろうか? 「ない」ことを証明するのは、悪魔の証明だ。もしかしたら、まだ見ぬピンクのひつじに会えるかもしれないのに……。なんでも性的なことや恋愛に結びつける世の中に馴染めない主人公の戸惑いを通じて、現代社会を描く問題作。 アセクシャルの自身に戸惑い、彷徨い、清爽と一歩を踏み出すーー。 小説すばる新人賞受賞から10年。物語はしたたかに進化する。(「BOOK」データベースより)




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    No.8:
    (5pt)

    多様性のきもちを知る。

    小説はユーモアなプロット、タッチ、シチュエーション。
    そのなかで、セクシャリティの葛藤を描いている。
    まさしく”女王様の電話番”がおしごと。
    その店名「ファムファタル」とは”運命の女”という意味。
    ただ”好きだ”というきもちだけ…
    アセクシャル、無性愛…
    多様性の奥深さを知る。
    女王様の電話番Amazon書評・レビュー:女王様の電話番より
    4087700143
    No.7:
    (1pt)

    勿体無い

    着眼点が良い作品で期待したものの、前職の女子友との本筋とは逸れる会話の構成が邪魔であり勿体無い。没入感が削がれ残念であり、構成も拙いと思いました
    女王様の電話番Amazon書評・レビュー:女王様の電話番より
    4087700143
    No.6:
    (3pt)

    孤独はアセクシャルだけ?

    想定より読みやすく、ユーモアもあってよかった。
    が、この主人公はアセクシャルがゆえに誰とも結ばれることなく孤独死するのが怖いというが、現代の生涯未婚率とか調べていないのか? 結婚していても結婚していなくても、一人で死ぬことはあるとすぐにわかりそうだが。
    また性自認のことは悩んでも、バイト先の個人情報を盗んだり、住居に不法侵入したりすることにはまったくためらいがないことも気になった。
    女王様の電話番Amazon書評・レビュー:女王様の電話番より
    4087700143
    No.5:
    (3pt)

    個人的に前半は好き

    世界観が面白いし、雰囲気もとても良いと思います。
    ただ、主人公が「普通と違う」と気づくタイミングはリアリティに欠けています。そのため、物語がどこかで薄っぺらくなっている部分があると思いました。(主人公の悩みを主軸にするならもっとLGBT+の人の悩みを入れて欲しかった)
    ミステリーを主軸にするのか、主人公の悩みを主軸にするかで揺らぎが見られた気がします。
    前半はとても好きだったからこそ、ちょっと残念でした。
    女王様の電話番Amazon書評・レビュー:女王様の電話番より
    4087700143
    No.4:
    (5pt)

    よくできた佳作ながら直木賞受賞には今一歩か

    性的興味がないのに、性サービスの電話受付仕事をすることになるという設定が面白い。美織女王様というどうも腹黒そうな年増風俗嬢にあっさりだまされているような感じも面白い。「この世はスーパーセックスワールドだ」という強烈な認識も非常に偏りつつ真実の一面を言い当てていて良かった。
     そこはかとないユーモアが魅力だ。
     そこから意外な展開を見せ、伏線を回収していくところがよくできている。
     ただし、他の直木賞候補作と比べると、中心視点人物の苦悩や絶望感の描き方に深みがない気がしてしまった。読み手の想像力の問題だと言われるかもしれないが、想像力の貧困な読者にも圧倒的に知らしめてこそ、一流文学である。
     佳作ながら、直木賞受賞とはいかないのではないか。
    女王様の電話番Amazon書評・レビュー:女王様の電話番より
    4087700143



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