とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。

幕末の佐賀藩を舞台に、からくり儀右衛門の孫が冴えわたる機智で怪異に挑むが……話は横道に逸れまくり、なかなかストーリーが進まない!?　膨大な情報量で挿し込まれる史実に話は脱線を繰り返し、ついにはストーリーをも凌駕する！　脱線の先に隠された○○とは？　著者初の

我が家を地獄につきおとしたのは、母でした――娘の口から明らかになっていく、母の異常犯罪とは。

末期がんが判明した椎名利夫の余命は一年。予期せぬ宣告に家族や周囲の人々は戸惑いを隠せなかった。

原因不明の漁師の失踪が、始まりだった。

法律が絶対視される学校生活、魔女の影に怯える大人、血を抜き取られた少女の変死体。

元弁護士の著者ならではの、女性弁護士が奔走する傑作本格推理! 夫の浮気相手にたいして妻が起こした損害賠償請求を受け持つことになった、弁護士の横手皐月。

「黄泉の森には絶対に入ってはならない」 人なのか、ヒグマなのか、禁域の森には未知なる生物がいる。

友達もいない、恋人もいない、将来の希望なんてもっとない。

いい気味だ…… 予測不能の展開、予想外の読後感。

東京に住む保阪宗佑は、娘を暴漢に殺された。妊娠中だった娘を含む四人を惨殺し、死刑判決に「サンキュー」と高笑いした犯人。

別居している妻の潜伏先を察知した男が、応対に出た姉のほうを撲殺―一一〇番通報の時点では単純な事件と思われた。

とある山荘で会社経営者の妻と8歳の息子が転落死した。夫は無実を主張するも、容疑者として拘束される。

夫のDVから逃れ、7歳の娘を育てるシングルマザーの貴代に届いた、滞納家賃の督促状。仕事もなく、財布の中は小銭だけ。

騙したつもりが騙される。

明治初頭、日影一族の棟梁の隠居所だった武家屋敷が官憲に包囲されたが、一族は忽然と姿を消した。

大好きな従姉の転落死に不審を抱く大学生・高文は、彼に片思いするフリーター女子・来宮を“助手〞に真相を探っていく。

金目当ての義父殺害を疑われる峰岸諒一は、かたくなに無罪を主張していた。

僕は君原樹来、小学六年生。将来の夢は推理小説作家。

世界中で人気を博す、生きる伝説のバレリーナ・クレスパンが密室で殺された。

この巨大な壁は何? 人々を消失させる恐怖のWALLから逃げられるのか? 202X年のある夏の日、シコタン島(色丹島)の墓地で祈りを捧げていた ロシア人老夫婦が、丘の上から半透明のヴェールが近づいていることに気づく。

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。

フランスのとある田舎町の元領主ゴラーズ家に嫁いできた女。

低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。

謎と秘密を乗せて、今、長い航海が始まる。

香港国家安全維持法成立以来、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。

地方の温泉街の河原で、子どもの惨殺遺体が発見された。

昭和41年。地方の資産家楡家の当主がゴルフ中に心筋梗塞64才で逝去。

舞台はなんと女子刑務所! 「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾! 神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

この町の誰が”顔を変えた殺人者”なのか? 時は、戦後間もない昭和22年。

共謀罪、始動。標的とされた若者達は公安と大企業を相手に闘うことを選ぶ。

なぜ、ミステリーはこれほどまでに魅力的なのか。その答えがここにあります。

警察の介入が一切なく、偽造パスポートでもグレネードランチャーでもルームサービスでお届け可能な犯罪者御用達ホテル。

嵐の私雨邸に取り残された11人の男女。

閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。 愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。

東京の片隅、小さな二階建ての一軒家。

作家生活10周年記念! 物語の魅力がぎゅっと詰まった、珠玉の作品集 「緑の子どもたち」 植物で覆われたその家には、使う言葉の異なる4人の子どもたちがいる。

星川駒子は県立高校の図書館に勤める学校司書だ。

「検察側、完黙崩せず」 実在の未解決事件の奥に待つのは光か、更に深い闇か 小4男児が自宅を出たまま失踪した。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

神奈川県警みなとみらい署刑事第一課暴力犯対策係係長・諸橋夏男。

全篇新作書下ろし! 〈非日常〉の時間にこそ幻想怪奇の扉が開く―― 怖ろしき〈休暇〉を巡る傑作十五編！ 〈収録作品〉井上雅彦　あの幻の輝きは 　　宇佐美まこと　田休み 　　空木春宵　双葩(ふたひら)の花 　　王谷 晶　 声の中の楽園 　　最東対地　ジャイブ

人生はあっという間と言うけれど、走馬灯に映し出される色とりどりの絵のごとく、たくさんの喜怒哀楽があり、これまで生きてきた年月は、実は長いのだと、このエッセイは教えてくれる。

小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。

私は、最愛の娘を凌辱した挙げ句に殺した犯人を――許せなかった。

名脇役の40周年記念イベントに異変の予兆…… リハーサル現場に立ち会った私立探偵・紅門福助の推理は冴える？ トリック、ロジック、ギミック満載の本格エフェクトが炸裂！ 数多くの「死に役」を演じ「ダイプレイヤー」と称された役者・忍神健一。

独身で子供のいない可南子は、もうすぐ還暦を迎える。

瀬戸内にある波鳥町。

一年前、偶然出会ったおばあさんに会いたい。しかし手掛かりは、庭に沈丁花が生えていることと、その庭で交わした会話だけ――。

女名探偵の死宮遊歩は迷宮牢で目を覚ます。姿を見せないゲームマスターは｢六つの迷宮入り凶悪事件の犯人を集めた。

私は“善人”か、それとも“悪人”か 「ねえ……あそこに誰かいない?」。

実業家・加右衛門氏へ贋物の置時計を売ってしまった事実を知った井口。

――人生なんて、しょせんはゲームだ。

あの美人探偵・上水流涼子が帰ってきた!頭脳明晰・貴山を助手に、今回も知略と美貌を武器に、難事件をズバッと解決!