勿忘草をさがして
- 部活 (46)
- 鮎川哲也賞優秀賞受賞 (2)
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読後感がとても良いのです。 東京創元社からの出版ですが、ミステリーという枠にこだわらず 全ての読書好きに読んで欲しい本です。 人が持っている優しさ、思いやりの心を上手に描いています。 次回作も期待しています。 | ||||
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第32回 鮎川哲也賞 真紀涼介 『勿忘草をさがして』 東京創元社・2023.3月31 最近の作家の本を読むのは久しぶりで、今読み終える。 読後感 何も特別な事件も時間でもないことなのに、それらが、大事なもので、 とても必要なものなのだと気づかせてくれる本だった。 勿忘草の花言葉「私を忘れないで」は大切なものは足元の日常につながっていると、あらためて思う本に出会えた。 5つのそれぞれの章で、植物の謎解きのような物語を通して、足元にある大事なものに気づかされていく、“私を忘れないでね”勿忘草の花言葉ではないが、 何気ない普通の中にあった大事なものを、思い出させてくれた。 | ||||
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昨年の鮎川哲也賞の優秀作。他に優れた作があるなら仕方ないが受賞作がなしだったので、読み終えた後、優秀作で出版するなら受賞作でも良いのではと思いました。ただ、よく考えたら本格ミステリに特化した鮎川哲也賞では、やはりこれでは謎の面でかなり弱いのは否めないのでしょうね。 とても優しいミステリーです。文章も読みやすく、場面の描写もものすごくわかりやすい。各章に出てくる植物が目の前に浮かんできました。 登場人物、主人公の高校生(理不尽な理由で大好きなサッカー部を退部)、彼に助言する大学生(植物に造詣があります)、大学生のお祖母さん(人好きでお喋りが大好きな)みんな魅力的に書かれています。読んだ後、何とも言えない幸福な感情に包まれました。 欠点は、ミステリー、特に鮎川哲也賞としては謎の部分が弱すぎる事。植物に関する知識が関係しますが、さして専門的なものでないため、自分でもほとんどわかってしまいました。ミステリーとしては、やはりかなりの弱点になるでしょうね。 ただ物語としては、自分は大満足でした。ぜひ今後も作品を書き続けて欲しいです。 | ||||
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