“やつはヤクザで、おまえは警官なんだ" 会うはずのなかった世界が交わる街。

宝石商の壬生真理子が夫と画策した殺人計画が今宵遂行される。ターゲットは自分たちに偽造ダイヤを売りつけたイタリア人。

1970年代の川崎。

新署長赴任の朝。署の正面玄関前で、容疑者を連行中の刑事が雑居ビルから狙撃された。

Ｋ・Ｓ・Ｐ特捜部の沖幹次郎は突然の人事でチーフをはずされた。新チーフはキャリア警部の村井貴里子。

親友の父を殺した秀夫は、服役中に連絡を絶った最愛の人を捜していた。だが、伝手となる男の殺害現場に遭遇。

切なさと救い溢れる３つのラスト。 読者を半泣きさせる書下ろし警察小説。

無聊(ぶりょう)を託(かこ)つ探偵・鬼束は、刑事だった時に逮捕した男が、水死したことを知る。

橋倉藩の近習目付を勤める長沢圭史と団藤匠はともに齢六十七歳。

刑務所で起こった元受刑者の首吊り死。

新宿副都心の高層ビル群の一角に沖幹次郎、村井貴理子らK・S・P特捜部が駆けつける。植え込みから白骨死体が見つかったのだ。

「短編の名手」と文芸評論家・細谷正充氏絶賛 切なくて、心ゆさぶられる はぐれ者たち… 「おまえ、“泣き丸”だよな」少年時代の渾名（あだな）で呼ばれ、銀行支店長の丸太滋雄はぎょっとした。

刑事くずれの探偵・鬼束啓一郎は、ヤクザの次男坊・仁科英雄に依頼され、謎の殺し屋“ミスター”を探すことになった。

202X年。新型コロナウイルスのせいで不利益を被った若者たちの間で自殺が急増する。

テレビドラマ化で大人気、待望の最新作! パーティ出席者500人 全員が証人! 時乃はアリバイを崩せるのか! ? 今、日本でもっとも愛される 本格ミステリ作家が贈る「至極の作品集」 時を戻すことができました。

中堅ゼネコン勤務の父・陽一は仕事でトラブルを抱え、母・裕実子は勤め先の上司と不倫関係に。

生きながらにして臓器を摘出された死体が発見された。

穂刈は、クラスで起こるいじめに目を逸らすような、事なかれ主義の中学教師だった。

大丈夫。昼間だって、見えないけれど星はそこにちゃんとあるから。

塞がれた窓、防音壁、追加錠……監禁目的の改築が施された民家で男性死体が発見された。

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。

あの青年の夢を砕いてしまったのは私だ。三年前の〈やらせ事件〉が、今度の殺人を招いたのか―。

お前があの男の息子なのか――? 刑事と極道が「平成の刀狩り」に封じた過去が、時を超えて牙を剥く。

「私たち、本当は何になりたいの?」 音大受験に失敗した名波陽菜は自信を取り戻すため、姉の住む自然豊かな奥瀬見にきていた。

居酒屋店主の円堂のもとに、バブル時代、ともに荒稼ぎをした盟友の中村から電話が入る。

世の中は変わる。変わる世の中に対応するのが、警察の仕事だ。

麻薬密売組織に潜入していた麻薬捜査官(マトリ)の加納良と連絡がつかなくなった。

『ヘルドッグス 地獄の犬たち』に連なるクライム・サーガ、堂々完結! ヤクザにも物怖じしない、恐れ知らずの老ジャーナリストが殺害された。

癌に冒された老ヤクザを故郷の淡路島まで運べ。舞いこんだ依頼はたやすいはずだった。

警視庁暴力団対策課の刑事の妻であり、娘でもある仲野誓はある日、同じ課で働く夫の賢治が銃撃されてしまう。

両親の死の真相を探るため、引きこもり生活を脱し警察官を志した19歳の沖野修也。

愛車のフォルクスワーゲン・タイプ2が故障し、田舎町で立ち往生した辰巳。

同一犯か? 模倣犯か? 群馬県桐生市と栃木県足利市を流れる渡良瀬川の河川敷で相次いで女性の死体が発見! 十年前の未解決連続殺人事件と酷似した手口が、街を凍らせていく。

爆弾テロを阻止しろ! 日々事件解決を陰で支える機捜隊員コンビ縞長と高丸が発見した指名手配犯は人質を取り立てこもる。

食品会社の社長・篠原の遺体が高速道路の非常駐車帯で見つかった。

美大生探偵コンビが、密室事件の謎に挑む。

轢き逃げの通報を受け、臨場した北海道警察本部大通署機動捜査隊の津久井卓は、事故ではなく事件の可能性があることを知る。

「圧巻の読み応えにページをめくる手が止まらない。

椎名留美は元警官。山形市に娘と二人で暮らし、探偵業を営んでいる。

「LOVE」は、必ず、めぐり逢う―― 思わぬ場所での再会、知られざる過去との遭遇、甘酸っぱい恋の行方、切ないけれど前向きな旅立ち……。

「彼女は無理やりこの国に 連れてこられただけなのだ」 この女性(拉致被害者)を連れて、 日本に亡命するーー。

「私のいる場所が正義だなんて誰が言った」 5人の刑事の最低な1日の、最悪な選択。

小6の少女・朋美が誘拐され、殺された。捕まったのは少年3人。

病院で起きた点滴死傷事件。 入院中の4人の幼い子どもたちにインスリンが混入され、2人が殺された。

「どうして今の時代はこんなに渇いているんだろう」 『蟻の棲み家』に続く「木部美智子シリーズ」最新刊。

元公安警察の作家、濱嘉之の待望の新シリーズは、高卒ノンキャリの下剋上物語! 時は’90年代。

原尞氏(作家)推薦! 「新聞記者、警察小説、愛読書――作家の経歴のすべてが実を結んだ」 事件を解決する、たとえ何人殺そうとも―― 若きキャリア警察官の正義と罪。

法律では裁けずとも、必ず引きずりおろす――。

金沢東部署刑事課長の比留は公私ともにがんじがらめの大ピンチ。妻を病気で亡くし、娘は高校を不登校。

本格警察小説の人気シリーズ 最終巻にして最高傑作誕生！ 県内最大の旭中央署は、六年前の夏祭りに発生した少女行方不明事案を抱えていた。

1972年春、警視庁に出向していた真栄田太一は本土返還が迫る琉球警察本部に帰任する。

目の前に犯人がいるのに逮捕できない――大胆不敵な新警察小説、誕生 三年前のバイク事故で右眼を失明した警察官の尾崎冴子は、訪れた事故現場でその一部始終を目撃する。

三人組強盗が病院に押し入り、患者たちを人質に立て籠もった。

ミステリ作家vs連続放火犯 のどかな集落を揺るがす闘い! 東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。

看護師が筋弛緩剤を患者に投与した。強盗犯が家主を殴打した。

それはシリーズ最凶最悪の殺人者――。 冷酷な〝敵〟認定で次々に出される殺人指令を受け、戦慄の手段で殺人を続ける〝黒石〟。