コロナ禍に喘ぐ2021年の日本。

バブル崩壊、未曾有の震災とテロを経て、時代が激しく揺れ動いていた1996年12月。

警察小説の旗手による大河シリーズ「日本の警察」平成編。 「公安は常に同じ相手の仕事だ。

世の中は変わる。変わる世の中に対応するのが、警察の仕事だ。

異動の先々で事件を呼ぶ男・岩倉剛。

それは研究者のプライドか悪魔の誘惑か! 新橋署生活安全課の刑事・天木淳は洋上風力発電の最新技術データが、業界トップメーカーから、ライバル社に流出していることを知る。

幻に終わった1940年東京オリンピック。 代わりに計画された、新たな国際競技大会。

大物司会者の息子が元恋人を殺害したと出頭。

癒えぬ傷が、疼きだす。 支援課が出会った、「最初の被害者家族」が亡くなった。

岩倉の〈警察内での〉宿敵・サイバー犯罪対策課の福沢が殺された。

まだテレビ中継がなかった時代――。 オリンピックに命を懸けた、無頼の人気アナウンサー・和田信賢。

弟子も独立し、探偵ジョーは引退を考え始めていた。 そんな中、メジャー球団から依頼が舞い込む。

家庭内で、幼い命が奪われた。逮捕されたのは、母・夏海の交際相手。

銀行立て籠もり殺人が40年の罪を暴く──! 警視庁特殊捜査班SCU始動。

「警察官を勝たせる。

少年の命を救うのは、どちらの正義か。 大学病院で、手術支援ロボット「ミカエル」を推進する心臓外科医・西條。

地方紙の支局長として20年ぶりに地元に戻って来た福良孝嗣は、前市長の息子が銃殺された事件を着任早々、取材することになる。

千葉県警捜査二課係長の結城は贈収賄事件の内偵中に妻を失った上に、いわれなき告発によって、捜査の指揮権をも奪われてしまう。

あるコンサルティング会社の男性社員が死体で発見された。同社では、一人の女性社員が行方不明となっていた。

どんなに忙しくても、食べたいメシがある――。

私立探偵の須賀は、学生時代の友人で現在はIT社長の春山から12年ぶりに連絡を受け、社内に出回る怪文書の調査を依頼される。

１９４５年。B２９による空襲の翌朝、防空壕で女性の遺体が発見される。

富む日本、惑う警察。 この国は、守る価値があるのか――。

昨年発生した新橋の社長殺しの容疑者が千葉で交通事故死した。

人気バンドが忽然と消え、連続殺人発生!? 警視庁の特殊能力刑事チームが、残酷な罪を暴き出す! 大人気警察小説 いきなり文庫! 人気バンドFOTが、松本のライブ終了後、ツアーバスごと消えた。

読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家として活躍する三条公彦。

永尾賢治は40歳、大手新聞社の遊軍記者だ。

長原製薬の広報部員・槇田は、副社長から極秘である調査を命じられた。

中央新聞の記者・滝谷亮平は、取材協力者だった橋本という老人を久しぶりに訪ねることにした。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

87歳の元小学校教師が殺された。

警察人生の終盤を迎えつつある、平成を駆け抜けた二人の刑事。

雨の横浜―「猟犬」と呼ばれる男、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれて深手を負い、逃走を許す。

警部補由宇は詐欺容疑者追跡中、爆破強奪事件に遭遇し負傷。後日、容疑者が射殺され……。

「すごい原稿がある」――ベストセラー作家が死の間際に残した一言より始まった原稿捜索。

解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。 共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。

誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密 南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。

大義か、道義か。 刑事と公安、親友同士のふたりの警官。

大学教授のサイトがきっかけで発生した「ビニール袋集団自殺」事件を、やり手キャップの市川と担当する社会部の新聞記者の長妻は、たびたび他社に出し抜かれ、追い詰められていくが、やがて独自の取材で起死回生のスクープを放つ…。

雑誌が売れに売れた大正時代。

あの美人探偵・上水流涼子が帰ってきた!頭脳明晰・貴山を助手に、今回も知略と美貌を武器に、難事件をズバッと解決!

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。

被害者とその家族だけでなく、加害者家族も支援対象に。 新たな任務に取り組むべく、名を改め発足した「総合支援課」。

七歳の女の子が遺体で発見された――。

警察官僚の永井がフランスで拉致された。永井はICPO出向中のため、部下の保井凛がリヨン署と協力し捜索を開始。

ある日突然、球団広報に出向!? 元大リーガーの専属広報担当を命じられた男が挑む「極秘任務」とは…… 名手が放つ、日本初の「球団広報小説」！ 食品メーカー広報部員・三上は、子会社のプロ野球チーム「横浜パイレーツ」へ出向を命じられる。

娘・綾奈と悲劇の再会からふたたび酒浸りの生活に戻り、無断欠勤を続けていた高城。

一匹狼の新聞記者甲斐昭人と女性刑事浅羽翔子が追う謎の失踪事件―。

神奈川県警捜査一課生え抜きエリートの萩原哲郎に突然の異動命令が下された。赴任先は重大事件が希な湘南・鎌倉南署。

十年振りに発見された少女の白骨死体。

――社内で自分を見る目が変わったと思う。陰口も耳に入ってきた。

12年前、富豪一家3人を惨殺し20億円もの資産とともに国外逃亡した男が横浜市内で目撃された。

いい気味だ…… 予測不能の展開、予想外の読後感。

四日市支局長の藤岡が川で転落死。

定年まであと十年のベテラン刑事岩倉剛。